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Recipe|6月のフィンランドレシピ 〈白身魚、新じゃがとアスパラの包み焼き〉

フィンランド出身のフードコーディネーター・ヨハンナさんに聞く、季節のフィンランドレシピ。今月は、フィンランドでは今の時期、サマーハウスで家族や友人と過ごす時によく食べるという、旬の食材を活かした料理をご紹介します。

●kalaa, uusia perunoita ja parsaa nyytissä(白身魚、新じゃがとアスパラの包み焼き)

『6月21日は夏至ですね。フィンランドもやっと暖かくなってきて、夏の訪れを感じます。この時期は、太陽が沈まずに一晩中明るい「白夜」が続きます。そんな不思議な季節に、フィンランドでは夏至祭が開催されます。人々はサマーハウスに行ってサウナに入り、夜になると大きなかがり火を焚いて楽しみます。食事は旬の食材を使うことが多く、例えばアルミホイルに釣った魚と畑から取れた新じゃがいもとディルを包んで、焚き火やグリルで焼くシンプルな料理で夏の食材を堪能します。(ヨハンナさん)』

【材料】(2人分)
白身魚(鱈や鯛など) 2切
塩 小さじ1/4
白こしょう 少々
新じゃがいも 3個
アスパラガス 4本
有塩バター 20g
ディル 3g
薄口醤油 小さじ1/2
黒こしょう 適量

【作り方】
1:魚に塩と白こしょうをまぶして軽くもみ、5分程度置き、キッチンペーパーで余分な水分を取る。じゃがいもはよくこすり洗いし、4等分に切り、皿に乗せてラップをして、600Wの電子レンジで2分半加熱する。アスパラガスは固い根っこを切り捨て、皮をむき半分に切る。ディルは茎と葉っぱを分ける。オーブンは220℃に予熱する。

2:アルミホイルに魚1切を乗せ、その周りにじゃがいもとアスパラガスの半分を乗せ、バターとディルをのせて、薄口醤油をかけ、黒こしょうをまぶし、ホイルで包み、しっかりと閉じる。

3:220℃のオーブンで20分焼き、ディルの茎は取り除き皿に移動して、サラダと一緒に提供する。

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お馴染みのレシピですが、ハーブを加えることでぐっと北欧らしい仕上がりに。毎日のおうちごはんはもちろん、キャンプなどのアウトドアシーンにもぴったりです。ぜひ作ってみてくださいね!


【レシピ考案者】
ヨハンナ・ノウシアイネン
フィンランド出身。2014年からは料理関連のサービスに携わり、2017年にフードコーディネーターの資格を取得。現在は幅広く北欧料理を広める活動を行っている。メディアやカフェ向けの北欧料理メニューの監修・プロデュースからスタイリングやトークイベントを実施。フィンランド料理教室の講師としても活躍中 。
Instagram: @hokuofood.meirami


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