きょう何たべる?|夏野菜キーマカレー

みなさんこんにちは。

お盆も過ぎて、夜には鈴虫の鳴き声が聞こえるようになり、季節の変化は徐々に感じますが、昼間の暑さはあいかわらず健在ですね~。

暑さが続くと、徐々に落ちてくる食欲。
今年も例年通り、お盆くらいから「おなかがすかない」、「食べてもすぐおなか一杯になる」という胃の不調が始まりました。

夏が始まってからのいろいろな蓄積が出ているんだと思いますが、これに引っ張られてしまうと夏の終わりまで持ちません。

そういう時にいつも食べるのがカレー。
食欲をそそるスパイスの香り、香辛料の刺激に、眠っていた食欲が呼び起こされます。

作っておけば、作る気力がない時にすぐ食べられるのもありがたく、家族にも喜ばれるので気持ちも楽になります。

この日はちょうど材料があったので、冷蔵庫の片付けも兼ねてキーマカレーにしました。

キーマカレーなら煮込む時間もいらないし、アレンジも豊富なのでとっても便利でおすすめ。

では作っていきましょう!


■材料(2人分/調理時間約20分)

豚ひき肉    350g
玉ねぎ     350g
にんにく    10g ※みじん切り
しょうが    15g ※みじん切り
白ワイン    75ml 
☆なかったので白にしましたが、ほんとは赤ワイン
鶏のだし汁   75ml
ケチャップ   大さじ6 ※先日紹介したケチャップ使用
カレー粉    大さじ3 
クミンシード  小さじ1/2
ガラムマサラ  小さじ1/2
ナツメグ    適量
塩       適量
こしょう    適量
ラード     適量

今回使ったケチャップの作り方はこちらです。


■作り方

1、玉ねぎをみじん切りにする。

今回はバーミックスのスライシーでみじん切りにします。
ひき肉になじむよう細かいみじん切りにします。

☆みじん切りにした玉ねぎは、炒める前に600Wのレンジで3~4分ほど加熱しておくと水分が出やすくなり、炒める時間の短縮になります。


2、フライパンにラードを入れて中火にかける。

ラードで炒めることで仕上がりにコクが増します。
ひとつまみ塩を加えて水分を出やすくします。
蓋をして蒸し焼きにしてさらに水分をでやすくします。
しっかり水分が出てたら蓋を取り、水分を飛ばすように炒めます。
軽く色が付き柔らかくなるまで炒めたら取り出しておきます。


3、フライパンをきれいにし、ラード、にんにく、しょうが、クミンシードを入れて弱火にかける。

弱火でじっくり油に香りを移します。
小さな泡がでて香りが立ってきます。


4、ひき肉を入れ、焼きつけながら火を入れる。

ひき肉を入れたら全体に広げます。
焼き色がついたら面を返してさらに火を入れます。

☆肉の焼き色は、仕上がったときの香ばしさや深みになります。

大さじ1杯ほど油を残して、残りはペーパーで取ります。


5、白ワインを加えてアルコール分を飛ばしながら煮詰める。

赤ワインがなかったので白ワインで代用

☆アルコールを加える効果
1、原料の風味をプラスする
2、料理に不要な食材の臭み消し
(アルコールが臭みのもとになる成分を伴って揮発することで、臭み消しの効果があります)

ほとんど水分がなくなるまで煮詰めます。


6、炒めた玉ねぎ、ケチャップ、カレー粉、ナツメグを加えて炒める。


7、水、鶏のだし汁を加え、加える前の水分量になるまで煮詰める。

味を見て塩、こしょう、ガラムマサラで調節します。
今回は、冷蔵庫にあったズッキーニを1cm角に切って炒めたものを、仕上げに加えて夏仕様に。
完成!


■実食

食べるときにフライドオニオン、冷凍庫にあったコーンも載せて。
食感がプラスされると食べ応えもアップしますね。

半熟卵は、冷たい状態の卵を沸騰したお湯で6分茹でて出来上がり。
黄身がとろーり、カレーによく絡みます。

茹で卵は、常温に戻して茹でるより、冷たい状態からのほうが仕上がりが安定するのでおすすめです。

ビールがおいしいっ。
気が付けば一皿ぺろりでした。


■アレンジのバリエーションも豊富

キーマカレーはたくさん作っておくと、

野菜と一緒に炒めておかずに
ご飯と一緒に炒めてドライカレーに
パンにはさんで焼いてカレーパンに
茹でたじゃがいもにかけてチーズを散らしてグラタン風に
ゆでたじゃがいもに混ぜてコロッケに
チーズと一緒に包んで春巻きに

と、様々なお料理にアレンジできます。

肉味噌と同様、夏に冷蔵庫にあると助かるメニューですね!


最後まで読んでいただいてありがとうございました!
みなさんの日々の料理の参考になりましたらうれしいです。

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