ネガティブなことを言ってもいい空気
「間違ってました」
「困ってます、助けてください」
「これはおかしい、変えましょう」
こういうことが、互いに気楽に言い合える環境のほうがきっと居心地がいい。
言ったらいけない雰囲気、言ったら空気が冷たくなるような雰囲気、は、こういう気持ちを押し殺して隠そうとする心理が働く。
そうすると、本当はささいな間違いや変調だったものが、大きな問題になってしまう、ことがある。
それは、だれにとっても悲しいことだ。
だから、つねにいろんなものをオープンにしていたい。
いま、自分がしていること、相手がしていること。苦手なこと、得意なこと。できていること、できていないこと。
マイナスな、ダメなことほど、言いにくい。けれど、それが言える空気があると安心する。
日々の、小さなコミュニケーションや雑談を大事にしたい。ちょっとしたメモ書きでも、ちょっとした声掛けでも、直接、仕事や作業に関係しなくてもいい。
ルールも分かりやすく、よく見えるものがいい。
暗黙のルールとか忖度とか、明示されていないルールは、たいてい足枷にしかならない。
本当に気持ちのいいルールは、多様で、個人的な組織をうまくまとめる力がある。
それが自然なかたちで一日の流れの中に組み込まれていたら、窮屈に感じることもなく、安心して仕事ができる。
言えない空気、見えないルールを、言ってもいい空気、分かるルールに変えていきたい。
そんなことを思って、仕事している。
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