カナダで16歳の時にホームレスになった話 前編

※以下のノートは上のポッドキャストのノートになります。

ポッドキャストで聞いていただいた方が分かりやすいと思いますのでよろしくお願いします:)



こんにちは。


今日はカナダでホームレスになった時の話を書こうと思います。


まさか自分がホームレスになるとは思いもよりませんでした。

しかも16歳で。



16歳の頃、カナダのクリスチャン系の高校に通っていた頃、

学校に通っている2人の子どものいる家庭に

ホームステイをしていました。

私はあんまりホームステイはしたくなかったんですが、

未成年が一人で住むのは法律に反するので

その年になるまでは、といったかんじで 

ホームステイをすることに。


ちなみにその前のアイルランドの高校では、

平日は学校の寮、

土日はホームステイ

という感じで生活していました。


しぶしぶといったものの、ホームステイはもう何度もやっていたので

自分の中のホームステイ3か条はすでに出来上がっていた。


1)家族にはそつなつフレンドリーに接する

2)家族の問題には介入しない

3)自分の部屋のドアを基本的には閉めない

を徹底しました。


「自分の家だと思って暮らしてね」とみんな言ってくれますが

本当の自分の家のように四六時中むすっとした顔で過ごすことは許されません。

リビングルームやキッチンにいるときは家族に挨拶や声がけなどは

することは必須です。

必須ではないけど、作り笑いの顔でもいいので笑顔で微笑むくらいはやっておいたほうがいいでしょう。

そして一人になったら思いっきりむすっとしてもちろんかまいません

2)ですが、ある程度暮らしていると、その家族内の問題も見えてきます。

まるで言うことを聞かないこどもの長男、ティーンエイジャーだけど40ちかい男とつきあっている次女、なかなか帰ってこない母親やアルコール中毒気味の父親など。もうあげたらきりがありません。

家族の問題には介入しないことがベスト。

もし喧嘩が繰り広げられそうな雰囲気が出てきたら速やかにスッと気配を決してぬるっと自分の部屋に戻る。


そして3です。これは欧米ならではかもしれません。

これは部屋のドアをいつも開けっ放しにしておけ、という意味ではありません。

ちょっと光が漏れるくらいの隙間をあけておけばいいいのです。

これは

1)家に帰ってきていますよ。

2)寝ていませんよ。

3)ドアを開けれないようなやましいこと(例えばドラッグとか誰か勝手に連れ込んでいる)をしていませんよ。

といった合図です。

その家の子供も同じようにドアを少し開けているはず。

ここら辺は日本の家とは違うので、最初は慣れないと戸惑うかもしれません。

でもだんだん慣れてくるとドアが全開でも気にならなくなります。

郷に入れば郷に従えの精神でトライしてください。


家族構成は以下:

40代後半の父親

・電力系エネルギーの会社に勤めている。給料が悪くはないがホームステイは子供の教育の為に行なっている。

・ヨガが趣味

40代前半の母親

・専業主婦でボランティア活動を多数行なっている。

癇癪持ちで妄想癖がある。

同い年の長女

・乗馬が趣味

一つ下の学年の次男

・バンド活動が趣味

ちなみにアイルランド系の母親とイギリス系の父親でカナダには一般的なよくいる家族。

またホームステイをしている家族は、

第一、お金の為という家庭もとても多いです。

お金に困っていない家庭では

子供の教育の為、クリスチャン精神の助け合い、などもあるけど。

この家庭はお金にもそんなに困ってないので、

2番目の子供の教育の為、だったのでしょう。


長女との関係はまあ良くもなく悪くもなかったと思う。

彼女はどちらかというと女子女子した性格で私とはあまり合わない気もしたけど、

まあ上辺では2人ともそつなく接してしていた。

この家族の中で一番仲が良かったのは父親でした。

共通の趣味であるヨガがあったので、よく一緒にヨガをしたり話をした。

私は別に彼に対して特別ベタベタしているわけでもなく、

家族に対して公平に接していたと思うのだが。。。


そして母親の癇癪持ちで妄想癖がある

これはホームステイ開始のその日に起こった。

夕食をみんなで囲んでいたところ、

理由はもう忘れてしまったが、

本当にしょうもない理由で母親が怒り出した。

最初は多少機嫌が悪いのか?っていう程度で、だんだんと

機嫌が悪くなっていき、最後には

バーン!!!!

と机を叩き、立ち上がった拍子に座っていた椅子がひっくり返るほどの勢いでキッチンから出て行く

これにはさすがの私も少々面食らった。

彼女がなんであそこまで機嫌悪くなるのか全く意味不明。


けど、父、長女、長男は

「ああまたママが機嫌悪くしたね、ハハハ」

と言ってそのあとは何事もなくスルーしてディナー。

「Is she okay? 」

と聞くものの、いつもあんな感じだから気にしないでいいよ、とのこと。

いつも?!!??

と脳内では思ったが、ルール2の家族の問題に介入しないがあるので

とりあえず私もスルーすることにしたけど。。。。



長くなるので続く。


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