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適応障害の私が注目する"見るべき”ニュースと"見たい”ニュース

先日視聴したドラマで印象的なシーンがありました。

世の中には2種類のニュースがあります。
それは、視聴者が"見るべき”ニュースと"見たい”ニュースです。
違う視点で言えば、マスコミが"報道すべき”ニュースと"報道したい”ニュースとも言えるでしょう。

韓国ドラマ「ピノキオ」より

なるほどなと思いました。果たして私は、「"見るべき”ニュースを見ることができているだろうか」と考えさせられるとても有意義な出会いでした。

そこで今日は、"見るべき”ニュースと"見たい”ニュースについて考えることにします。

"見たい”ニュース "報道したい”ニュース

大谷翔平選手が今日もホームランを打ちました!

昨年MLBで日本人初となるホームラン王となった大谷翔平選手。
試合に出れば、今日もホームランかとワクワクさせてくれる選手です。
私も、大谷選手のファンですし、もちろん見たいし、気になる存在です。

もはや報道されずとも、テレビ・ネットニュース・SNS等を通じて、自ら情報を得ようとする存在でもあります。
しかし、これは、"見るべき”でも"考えるべき”でもありません。

マスコミの皆さまにとっては、視聴率を見込める"報道したい”ニュースと言えるでしょう。
もちろん、「野球観戦が生きがい」、「大谷翔平選手を追いかけて○年」という方もいるでしょうし、必要な報道ではあります。

ですが、社会に意義を訴え、本当に一面で‟報道すべき”ニュースと言えるでしょうか?

"見るべき”ニュース "報道すべき”ニュース

毎年約20,000人が自殺している」 厚生労働省 自殺統計より

この事実を知っている人は、世の中にどれだけいるでしょうか。
毎日元気にバリバリ働き、ストレス・悩みゼロ!という人が、自殺することはおそらくありません。自殺には必ず背景があるからです。

仕事上のトラブル・人間関係・いじめ・家庭トラブル・体調面の問題・経済的な問題など、その理由は様々です。

私は、先日、経済的理由・体調問題を背景に親族を亡くしました。自殺ではありませんが…。
私には母同然の関係だったのでとてもつらく信じがたく、実感すら湧きません。社会からの助けがあれば、周囲の助けがあれば、救えた命かもしれないと思うと、責任を感じます。

私自身も適応障害を発症し、仕事に追い込まれた際、2度ほど命を投げ込もうとした過去があります。故人の気持ちがわかるからこそ、社会全体で向き合い、"考えるべき”ニュースであると考えます。

まさに、マスコミが"報道すべき”ニュースです。

結論

だからといって、"報道すべき”ニュースだけを報道すべきというわけでもありません。マスコミにも"報道の自由”があるからです。

私たち、視聴者が"見るべき”ニュースを判断し、"考えるべき”なのではないでしょうか。
もちろん、無力な私には、見て考えるだけで、何も社会に貢献できていないのがつらいですが。発信することに意義があると考え、今日はこの話題を投稿することにします。

今後は、私なりの視点で適宜、"見るべき”ニュースと"見たい”ニュースについて投稿していきたいと思います。


読んでいただきありがとうございました。
この投稿があなたの心の支えになれば嬉しいです。
同じ苦しみを抱える人が少しでも減りますように。切に願います。

こう 2024.3.20


今日の"見るべき”ニュース・"見たい”ニュース

"見るべき”ニュース

100歳まで生きたい? 日本人は後ろ向き 幸福度も低く 民間調査 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

毎日新聞

先日、「日本人でやりがいをもって働いている人はわずか5%程度」(アメリカは40%くらい)というニュースを見ました。老後とんでもないお金がかかると言われる中で、100歳まで生きたい・幸福度を感じるという人も減っているようです。なんだか悲しい事実ですが、私もやりがいや幸福度を感じることはできていないので納得です。適応障害と向き合ってがんばっても、多くの人が理解してくれないし、助けてくれないから。

"見たい”ニュース

大リーグ開幕 大谷翔平が「あこがれ」のダルビッシュと初対決へ [大谷翔平特集]:朝日新聞デジタル (asahi.com)

朝日新聞デジタル

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