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2023.9.4~+9.11~今週の株相場

週1投稿を目指す、株の全体相場のまとめ!

下記の内容について、投稿し、自分の理解度を増やし、誰かの参考になれれば嬉しいなと思います。


youtubeにて、動画でも解説していますので、よろしければ、ご覧いただけると嬉しいです!!

毎週、本腰をいれ、資料を作成しております。
その為、気持ちながら、有料ということにさせていただきたいと考えております。
資料を見返せば、暴落時にも冷静な判断ができると思いますので、是非ご活用くださると、嬉しいです。

◆先週のポイント

□海外
良い点
・JOLTS求人件数減少
・中国景気対策
・ADP雇用統計の結果
・アメリカ、GDP改定値、下方修正
・PCEデフレータ市場予想通り
・雇用統計、波乱なし

□日本
良い点
・TOPIX 8月堅調

悪い点
・原発処理水問題

◆今週のポイント

・メジャーSQ前後の波乱
・20日~21日予定のFOMCまでの様子見
・13日CPIまで上値重い展開

◆日本株の推移

★9月1週目
日経平均株価      32,710
2023.8.28~2023.9.1      31,915~32,710(+795)
前週終値~先週終値   31,624~32,710(+1086)

★9月2週目
日経平均株価      32,606
2023.9.4~2023.9.8        32,797~32,606(-191)
前週終値~先週終値   32,710~32,606(-104)

 先々週末の8月25日に、米国のジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を無難に通過したことから、週明け28日の日経平均株価は前週末25日の下落部分を埋める形での上昇となりました。その後も米国で予想を下回る経済指標の発表が相次いだことで、米・連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化への警戒感が和らぎ、米国の長期金利が低下。それを受けて、米国の株式市場では買い戻しの動きが強まりました。東京市場でも米国市場の上昇が安心感につながり、日経平均株価は緩やかなリバウンドを継続して心理的な抵抗線だった25日・75日移動平均線を突破。週末の9月1日には、日経平均株価が一時3万2800円を回復したほか、TOPIXもバブル崩壊後の戻り高値を更新しました。(ZAIオンライン)

〇日足
右肩上がりで、3本の移動平均線を上抜けしました。
32,000円を割って、抵抗線になるかと思いきや、週明けから、勢いのある上昇。今週も積極的に上を追う事を願いたい。
★9月1週目

(参照:四季報オンラインチャート)

★9月2週目
中期・長期線へ戻りそう。

(参照:四季報オンラインチャート)

〇TOPIX
完全に上抜けしました。
バブル後最高値とし、海外のマネーが流れ込んでいる背景が予測されます。
日経平均株価がプラスだと、プライム市場の値上がり数が、半数以上、約8割程上昇していっている流れ続いているので、TOPIX銘柄は注目しておいて間違いないでしょう。
★9月1週目

(参照:四季報オンラインチャート)

★9月2週目
完全に青天井。

(参照:四季報オンラインチャート)

〇ドル建て日経平均株価チャート
★9月1週目

(参照:https://nikkei225jp.com/data/dollar.php)

★9月2週目
1週目上昇し、2週目は下落しています。

(参照:https://nikkei225jp.com/data/dollar.php)

先々週は、動きが逆相関でしたので心配しましたが、今週はしっかりと買われています。
※円安方向にいけばいくほど、海外からみた日経平均は割安にみられます。円高方向に動くほど、割高にみられます。

〇日経平均月別騰落率
2002~2018年の16年間のグラフです。
ただし、2008年のリーマンショックは含まない、実質15年間のグラフになります。


(参照:ほったらかし投資の達人)

9月相場に入りました。
アノマリー的には、上昇傾向がありますが、過去の悪い出来事は9月に起きやすいとも言われるようなので、注意も必要かと思います。ですが、年末に向けて、押したら買うという積極的なスタンスでいこうと考えております。

〇日経平均売買代金
直近の売買代金の推移をみると、5月頃から増えだして、さらに最近代金が増えているようにも見て取れます。海外投資家の買い越しなどの影響もあるのかもしれません。

9月に向けて、積極的に取引する傾向がでてきました。2兆円を超え、チャートも上向きに転じました。9月からの変化をみていきたいところです。
★9月1週目

(参照:https://nikkeiyosoku.com/chart/trading_value/#google_vignette)

★9月2週目
1週目と変わらず、売買は積極的に。

(参照:https://nikkeiyosoku.com/chart/trading_value/#google_vignette)

※日本株の流れがどちらの方向とも今は思えないような方向感となっております。しかし、上がり続ける相場はありません。ですので今回もまた、下落についても頭にいれておきましょう。
 私も短いながら、いろいろなショック安を経験してきました。それでも、なお今があるのは、諦めなかったから。長期的には上がる確率が高い。あくまでも確率ですから絶対はありませんが、そう信じる気持ちが大切。もし万が一、暴落がきたとき、過去の暴落を知ることは大変参考になります。書籍からいただいた情報を今後、振り返り記事を書く際には、毎回載せていこうと考えております。その情報を下記に添付いたします。

(参照:高配当投資入門 監修 長期株式投資氏)

〇過去の出来事からの下値目途
直近日経平均高値 33,772(2023年6月19日)

ITバブル崩壊 
-64% 12,158円

サブプライムローン危機とリーマンショック 
-62% 12,833円

東日本大震災
-18% 27,693円

チャイナショック
-29% 23,978円

ブレグジット
-9%  30,733円

コロナショック
-31% 23,303円

★日経平均の下限=PBR0.8倍まで
日経平均PBR=1.32(2023.8.31時点)

★日経平均の下限=PBR0.8倍まで
日経平均PBR=1.33(2023.9.8時点)

(参照:https://nikkeiyosoku.com/nikkeipbr/)


(参照:https://nikkeiyosoku.com/nikkeipbr/)

下落期間は、その時は長く感じますが、長くても3年。長い長い投資人生を送る中の、ほんの一時期と考えられるかどうかだと思います。その他に関しては、1年3ヶ月を除き、ほぼ短期で脱出しているといえるのではないでしょうか。

◆過去の下落目安(ナスダック総合指数)

(参照:週刊 野村市場展望)

過去のナスダック総合指数の下落をみると、直近高値から約20%下落のパターンと、約30%の下落のパターンがあるように感じ取れます。日本株は、アメリカ株に連動する傾向もありますので、ナスダックの指標でも考えていきましょう。

ナスダック指数直近高値=14,358(7月19日)
20%下落 11,486
30%下落 10,051

ナスダック指数現在値=14,019(8月30日)

◆VIX指数(恐怖指数)

VIX指数とは、米国株価指数のS&P500先物のオプション取引の数値を元に算出され、市場が今後30日間でどのような変動を想定しているかを数値化したものです。
30を超えると、警戒領域。相場は不安定な状態を意味します。
40を超えると、過去の暴落の歴史に刻まれるような状況。

(例)2008年リーマンショック 89.53
  コロナショック       85.47

(参照:https://moneyworld.jp/news/05_00040073_news)

〇VIX指数(2023年9月1日) 13.08

(参照:https://realtime-chart.info/)

〇VIX指数(2023年9月8日) 13.84
1週目と変わらず。

(参照:https://realtime-chart.info/)

◆日経平均騰落レシオ

★9月1週目
121.10

(参照:https://nikkei225jp.com/data/touraku.php)

★9月2週目
128.36

(参照:https://nikkei225jp.com/data/touraku.php)

騰落レシオとは、〇日間の値上がり銘柄数合計を、〇日間の下がり銘柄数合計で割って求めます。
※騰落レシオで使われる銘柄数のカウントは、東証プライム市場の銘柄を対象としています。

つまり、数字が高い程、値上がりしている銘柄が多い事を示し、低い程、値下がりしている銘柄が多い事を示します。

120%以上が買われすぎ水準と考えられており、70%以下の場合、私は売られすぎと判断しております。

現在は、121%と上昇してきました。

もう少し、詳しく、私が愛用しているものでみていきましょう。

□日経平均チャート
★9月1週目

(参照:マネックス証券)

★9月2週目
RSI若干、下へと移動。

(参照:マネックス証券)

日経平均チャートの下チャートに示されるものが、騰落レシオに関するチャートです。赤線付近が高値圏で、おおよそ推移し、その後下落をするという傾向がみられ、私の中では、非常に信憑性があります。RSI40を機に上昇してきました。60過ぎでいったん抵抗がありそうなので、下げてきたら、買いを実行していこうと思います。

以下、市場別の状況です。
★9月1週目

市場別騰落レシオ
□東証プライム   121%
□東証スタンダード 105%
□東証グロース   84%

(参照:マネックス証券)

★9月2週目

市場別騰落レシオ
□東証プライム   128%
□東証スタンダード 115%
□東証グロース   86%

1週目よりも、全市場上昇。過熱感がみられる。

(参照:マネックス証券)


□東証プライム   121%

(参照:マネックス証券)

□東証スタンダード 105%

(参照:マネックス証券)

□東証グロース    84%

(参照:マネックス証券)

〇全市場、上向きです。その中でも、グロースは、まだまだといった展開。この先、積極的にいくなら、グロースを攻めていきたいところ。ですが、下落リスクも大きいので、注意しながら。

◆海外投資家


(参照:https://nikkeiyosoku.com/overseas_trend/2023/)
(参照:https://nikkeiyosoku.com/overseas_trend/2023/)
(参照:https://nikkeiyosoku.com/overseas_trend/2023/)
(参照:https://nikkeiyosoku.com/overseas_trend/2023/)
(参照:https://nikkeiyosoku.com/overseas_trend/2023/)
(参照:https://nikkeiyosoku.com/overseas_trend/2023/)

〇8月4週は2047億円の売り越し。
8月3週目に、引き続き大きな売り越しに。
動きが変わってきそうだが、日経平均株価は上向き。今後の動向も要注目です。

□経済指標の振り返り
8月29日(火) アメリカ・JOLTS求人件数
[ワシントン 29日 ロイター] - 米労働省が29日発表した7月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が33万8000件減の882万7000件と、2021年3月以来約2年半ぶりの低水準となった。減少は3カ月連続。労働市場は徐々に軟化しており、連邦準備理事会(FRB)が来月の連邦公開市場委員会(FOMC)で金利を据え置くとの見方が強まった。

8月30日(水) アメリカ・ADP雇用者数 08月
民間給与計算代行業者大手のAutomatic Data Processing(ADP)社が、自身の持つ全米約50万社、約2400万人のデータを元に発表する雇用調査レポートにおける、月ごとの雇用者数の増減。2006年5月に始まった比較的新しい経済指標。
                 ↓
[ワシントン 30日 ロイター] - 企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が30日に発表した8月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は17万7000人増加し、ロイターがまとめたエコノミスト予想(19万5000人増)を下回った。労働市場の失速が示唆された。

8月30日(水) アメリカ・実質GDP(改定値) 第2四半期
国内総生産。米国内で新たに生産された財やサービスの付加価値を合計した名目GDPから、物価変動の影響を除いたもの。
                 ↓
[ワシントン 30日 ロイター] - 米商務省が30日発表した2023年第2・四半期の実質国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期より2.1%増と、7月に発表された速報値の2.4%増から下方改定された。在庫投資と設備投資、知的財産権への支出が速報値から下振れしたのが要因。

8月31日(木) アメリカ・PCEデフレータ 07月
商務省経済分析局が発表する、個人の消費支出の変動分のうち、物価変動によるものを除くための指数。名目個人消費支出をPCEデフレータで割ることで実質個人消費支出が算出される。
                 ↓
7月のPCEのデータはデフレータが総合、コア指数とも前月比で0.2%上昇と緩やかな上昇となった。前年比ではそれぞれ3.3%、4.2%となっている。PCEデフレータはFRBが好んで参照しているインフレ指標。ただ、インフレ調整後の個人支出は前月比0.6%増加し、年初来で最も強い伸びとなった。(MINKABU)

9月1日(金) アメリカ・雇用統計 08月
米労働省労働統計局(BLS)が、米国の労働者の雇用状況を調査した指標。非農業部門雇用者数(Nonfarm Payroll:NFP)は、農業部門以外の産業で働く就業者の数を、非農業部門に属する事業所の給与支払い帳簿を基に集計したもの。世界中の経済指標の中で最も市場に注目されている指標の一つ。同時に発表される失業率は、労働力人口に対する完全失業者の割合で定義される。
                 ↓
[ワシントン 1日 ロイター] - 米労働省が1日発表した8月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数が予想以上に増加したものの、失業率は悪化し、賃金の伸びは鈍化した。労働市場の逼迫緩和を示唆し、米連邦準備理事会(FRB)が今月、利上げを見送るとの見方が強まる可能性がある。

9月1日(金) アメリカ・ISM製造業景気指数 08月
ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の製造業350社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。景気の先行指標として注目されている。
                 ↓
[ワシントン 1日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が1日発表した8月の製造業景気指数は47.6と7月の46.4から上昇し、市場予想の47.0を上回った。拡大・縮小の分岐点となる50を10カ月連続で下回ったものの、軟化ペースは緩やかになっており、製造業が低水準ながらも安定的に推移している可能性が示された。

9月6日(水) アメリカ・ISM非製造業景気指数 08月
全米の非製造業375社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。
                 ↓
[6日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が6日発表した8月の非製造業総合指数は54.5と前月の52.7から上昇し、2月以来の高水準となった。新規受注が堅調に推移したほか、価格指数も上昇した。

◆今週のスケジュール

★3つの重要指標

(参照:マネックス証券 経済指標カレンダー)

□米国

(参照:マネックス証券 経済指標カレンダー)

□日本

(参照:マネックス証券 経済指標カレンダー)

□欧州

(参照:マネックス証券 経済指標カレンダー)

米国の動向により、世界株価が左右する影響が大きいので、下記に重要だと判断される指標をまとめます。指標により、地合いが左右される場合もありますので、当日にポジションをおとすなり、リスク管理ができるよう、経済指標も頭にいれていきたいところです。

□米国・その他

今週も、社会人不適合者が、夢を叶える為に、株と向き合います。


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