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基準を上げることで、子どもはどれだけ成長するのか?

家に帰ると…


昨日、仕事から家に帰ると
娘の友達が来ていて、
私の家族と食事をしていました。

聞くと一緒にお菓子作りをしていて
冷めるまでの時間待ちに
一緒に食べていたようです。

娘たちも、日ごろなかなかないイベントで
とても楽しそうでした。

食事を食べ終わったら…

食事を食べ終わった後、

その子自ら食器を流しに持っていき…

「洗剤お借りしていいですか?」

自分が使った食器の洗い物をしてくれようとしました。

我が家の反応(笑)

家族は、みんなびっくり。
そして、感動。

我が家では、食器を下げるところまではさせますが
洗い物まではさせていませんでした。(食器洗い機に任せていて…)

その子が言うには
「(洗い物までしないと)お母さんに怒られるんよ~。」とのことでした。

その真偽はさておき、
友達の家でも当たり前のように
行動できる姿、本当にすごいなと思いました。

基準の違い

食べ終わった食器の片づけの
我が家の基準は、

食べ終わったら、自分の食器は流しにもっていき、水に付けておく。

です。
その子の家の基準は、

自分が食べたものは、自分で洗う。

でした。

この基準の違いが、
その子の当たり前のレベルの基準を上げているのだなと痛感しました。

我が家も
自分が食べていないものも片付けたり、水に付けたりしてくれるなど、基準より少し上のこと(+α)をしてくれ、とても助けっていますが、

その子は、
自分以外の食器も洗うことがあるとか。

基準を高く設けることで、
高いレベルの+αができる子にまでなるのですね。

高い基準を示す重要性

学校では…

課題のゴール像を
Bレベル
Aレベル
Sレベル
で表すことがあります。

算数で言うと

Bレベル…100+200ができる。
Aレベル…100+200の計算の仕方を図を使って説明する。(ノートに)
Sレベル…100+200の計算の仕方をノートを見せながら、友達2人以上に説明する。

というイメージです。

すると、不思議と
子ども達は、自分の実力に応じて
少しでも上のレベルを目指して取り組み始めます。

家庭でも

家庭でも、一つの行動に対して、
上のレベルを示しておくと、
子どもが少し上を目指して
頑張り始めるかもしれません。

例えば【宿題編】

Bレベル…宿題をして親に見せる。
Aレベル…宿題をして丸付けをして親に見せる。
Sレベル…宿題をして丸付け後、直し(ポイント解説)など一工夫したものを親に見せる。

例えば【洗濯物たたみ編】

Bレベル…自分の洗濯物をたたんでしまう。
Aレベル…言われる前に、自分の洗濯物をたたんでしまう。
Sレベル…言われる前に、自分と自分の以外の洗濯物をたたんでしまう。

など、その学年では
できてほしいものを
Bレベルにして設定するのがおすすめです。

お手伝いとお小遣いの関係についてはこちらを提案しています。


余談中の余談

最近、体重を気にしている私(笑)

肥満の基準は、BMI25以上です。
毎日体重計に乗り、その数値とにらめっこしています(笑)
BMIについては、いろいろと言われているのはさておき、
私は楽しみながら、取り組んでいるのですが、

日本では、肥満率は5%未満のようです。

一方、アメリカではBMI30が肥満の基準であるにもかかわらず、
人口の約40%が肥満だとか!

いろいろと要因はあるでしょうが、
この肥満認定(BMI)の基準の高さが
日本の肥満率の低さに影響を与えているのかもしれません。

もし、肥満認定(BMI)の基準が30になった日には、
日本人の中に、少しぽっちゃりの人が増えるかもしれませんね。

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