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後悔するよりも後悔しない人生を…

あなたは、今後悔していますか?
それとも、後悔していませんか?


ふと、あの時こうしていれば良かったなと思うと
後悔してしまいますよね……
後悔しても後戻りは出来ないのだから……
それは、自分の生きている人生がたった一度きりなのだから。

私は、20数年間生きてきた人生の中で、「後悔」という言葉を何度も何度も蘇った事がありました。それでも、一度も後悔した事はありません。
長年の辛さ、苦しみ、悲しみ、寂しさ、孤独さを抱えながらも、沢山数えきれないくらいの重荷を背負い続けながら生きてきました。それでも全く一度も後悔した事はありませんでした。

全ては、亡き祖母から沢山の事を、色々な経験をさせてくれた。
たった1人で、20年間ずっと、大きな壁と大きな問題を背負い、戦い続けてきた。
もちろん、誰にも甘えず、誰にも頼らず、
たった1人で戦ってきた。
目まぐるしい人生を過ごしてきた私は、あの時にこうしてやれば良かったな。と思った事は一度も無いままでした。だから、後悔するよりも、後悔しない人生をずっと戦い続けながらも、しっかり歩んできたのだと思います。

闘病中である病気になってからは、生きる事への葛藤などを抱えてきました。それでも、カウンセリングや服薬治療を受けているうちに、「後悔」という言葉を考える事はありませんでした。
ありのままの人生で、波乱万丈な人生で、
長年戦いながら、長年背負いながら、
そして、「生きていて良かった。」と思える日々まで、ここまでやっと歩いてこられました。
だからこそ、過去の自分も、今の自分も、
両方とも全てを愛せるようになり、
誇りに思えるくらい芯の強さにもなりました。

私は、病気になる前までの人生では、色々な事が沢山ありました。
祖母が危篤状態だった頃、最後の再会だった時、私に何かをお願いして託されました。
亡き祖母から、私に、

「ねぇ、🟣🟣…。お願いがあるの。
許してあげられないのは当たり前だと思う…。
でも、血のつながったお父さんとお母さん、妹、
そして……、親戚みんなの事を……お願いね。
沢山の綺麗な桜の木が並んでいる
大切な土地と家の事を……、
最後の最後まで、精一杯ずっと守ってね……。」


とか弱い声で言い遺して、全てを託されました。

最愛の祖母の亡き後からの私は、
亡き祖母との大切な大切な約束を守るために、
本当の心を全て押し殺して、家族や親戚みんなと亡き祖母が愛し続けた、遺された土地と家を守るために、勉強や仕事を何事にも一生懸命努力してきました。さらに、命と引き換えにして、全てを犠牲にしながらも、がむしゃらに全力で何事にも走り続け、命が燃え尽きるほど全力で何事も走り続けてきました。

聾学校中学部の時は、親元を離れて寮生活を過ごし、聾学校高等部の時は、親元を離れて、地元を離れて、寮生活を過ごしてきました。
家族や親戚からいじめや差別を受けた事があったので、私は家族や親戚の中で、たった1人の障害者だったので、どうしても全ての真実や現実、運命などを受け入れられませんでした。

でも、亡き祖母が「🟣🟣が社会に出て行ってから、たった一人で戦いながら、何事も全てを乗り越えられるように。」と色々な経験を沢山させてもらい、沢山の事を覚えてもらいました。
その影響から、「一人暮らしをする」という夢を叶えたいと思うようになりました。
また、未知なる社会に出てからも、たった1人で戦いながら、生きていきたい。と心の中で決めていました。また、必ず夢を叶えたい。と心の中でずっと決めていました。

しかし、突然病気になってから、「1人暮らしをする」という夢を中々叶えられませんでした。
闘病してから7年ほど経った頃から、家庭環境が悪化して、私の病気が再発を繰り返して、さらに悪化してしまいました。そのために、私の環境を変える必要がありました。
長い長い時間をかけてしっかり話し合いながら、一人暮らしをやってみる事にしました。
長年叶えたかった夢なので、やっと叶えられるんだって、ようやく幸せな日々を送れるんだって、心から嬉しくなりつつ、そう思っていました。

しかし、その幸せは、呆気なく、儚く、
たった1ヶ月しかない短い時間で、あまりも長くは続きませんでした。
一人暮らしを始めてからの日々は、今までずっと感じなかった本当の幸せがあったり、自分自身の生きづらさもあったりしました。やがて、本当の心までも見えなくなってしまいました。
このままじゃ危ないと思いつつ、少しずつ勇気を出して、両親に本当の気持ちを打ち明けました。また、定期的通院で外来の主治医と色々相談しました。両親に打ち明けた気持ちを伝えた事と同じように話したところ、主治医から、
「今の状況を聞いて色々まとめてみたら、今より病気の進行が進み、さらに、病状への悪化が出てくる可能性が大きくなる。命に関わる危険性が高いと考えられる。
その命に関わる危険性を減らすためには、選択をする方法しかない。
それは、「仕事をする」か、「一人暮らしをする」か一つだけ選ぶしかない。
それしか他は方法がない。🟣🟣さんの病気は、もう完治する事は出来ない。主治医として悔しい気持ちでいっぱい。服薬治療やカウンセリングを続けながら、安定するしかない。
主治医は、生きがいである仕事を続けたいなら、一人暮らしは諦めた方が良いかもしれない。
でも、何よりも一番なのは、🟣🟣さんの本当の気持ちが一番大切だと思います。
主治医は、🟣🟣さんの事を絶対に信じています。だから、大丈夫だよ。主治医も、そばにいるからあなたは1人じゃないからね。」
と優しく、私の心を救おうとして下さる温もりを感じました。それから、私は、これから先の事を考えるようになりました。

私は、病気と闘いながらも、ずっと苦しんできた心に、過去の自分と今の自分がいる事を感じて、やっと全て誇りに思い、全てを愛せるようになりました。
だからこそ、後悔しないためにずっと考え続けてきました。
「仕事をする」か「一人暮らしをする」か……。
その二つの選択肢が一番苦しみました。だけど、それでも、私は、絶対後悔したくない!!と強く感じました。
そして、生きがいである「仕事をする」道を選ぶ事、また、その人生でしっかり歩んでいこう。という覚悟を決めました。
それと引き換えに、犠牲となった「1人暮らしをする生活」は、ドクターストップで決定的になりました。私は、長年ずっと叶えたかった、やっと叶えられた「夢」を諦める事にしました。

長年の夢を叶えられた事から、その夢を諦めるという大きな決断をしました。
その決断という選択肢をした事は、後悔しているより、それ以上に後悔していません。
長年の夢をやっと叶えられて、その幸せをほんの僅かな時間で、多くの事を学んだり、多くの事を経験したりして良かったです。だからこそ、全然後悔していません。とても清々しい気持ちでいっぱいで、晴れやかな気持ちにもなりました。
本当に、ほんの僅かな時間だったけれど、多くの幸せと多くの経験を沢山感じられたからこそ、
もう十分過ぎるほど、とても幸せでした。

たとえ、この先の未来で、どんな事があっても、何があっても、困難な事があっても、

強い想いがあれば、奇跡は起こせる。
夢は必ず叶う。

そう信じるしかありません。
私も、それを信じるようにしたので、自分を全て認められるようになりました。
過去の自分も、今の自分も、
この先の未来の自分も、
全て誇りに思うくらい愛せるようになりました。

1人暮らしを諦めてからの日々では、新しい夢を探しながら、何かを叶えたいと思う夢の旅をしています。
ゆっくりゆっくり、一歩一歩、歩き出しながら、叶えていくためには沢山の努力をしています。
時にはどんなに挫けそうになっても、芯の強さと前向きさで頑張っています。


あなたは、ずっと生きてきた人生で沢山後悔した事はありませんか?
それとも、生きてきた人生で、後悔する事なく、ちゃんと幸せになっていますか?

あなたの心の中で、彩り豊かな人生で、
後悔のない人生をゆっくりゆっくり歩み出して、
何年も、何十年も、この先の未来も、一生ずっと幸せになっていく事を、
ずっと心から願っております。


長い長いお話になってしまいましたが、ありのままの自分で、経験した事を伝えたく、記事にしました。
どうか皆様の心に響き、残してくれる事を願っております。

拝見をしましたら、スキとフォロー、コメントをよろしくお願いします。
また、新しい記事を思いついたら、
皆様の心に残していくように書きますね。
それまで楽しみに待っていて下さい。

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