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初めての油絵具、緑を買いました。

ついに、油絵具を買いました。緑にしました。

「J」で始まる楽しい場所で、色見本を基に選びました。これまでの経験上、色見本はあてにならないこともありそうでした。どんな色か、どんなニオイか、キャップを開けてみたい気もしましたが、購入前はまずいと思いました。それに、見えた色と実際画面に置いた色はまた違いそうです。

幸運なことに、現品限りでお買い得になっていました。もしかしてもう油絵具を取り扱わないのかしら?と思ったりもしましたが、まずはわけていただくことにしました。Duoは現品限りではないようでした。もしかしたら、油は面倒だから水溶性のが人気があるのかしら?と思いました。
それから、記憶が曖昧で、これら全部がそうというわけではなく、一部だったかもしれません。

せっかく油絵具を使ってみるのですから、油で溶けるのを使いたいと思いました(実際、臭気の問題があるので溶かしはしないのですが)。

そして・・・

それぞれのチューブに記載されている色の名前を読み上げながら、画面に油絵具を置いていきました。チューブから直接です。それぞれ、とても綺麗だと思いました。キャップが開け辛くて、苦戦しました。鳥さんみたいな道具に助けてもらいました。なんとか開けることができました。絵具は、押し出すのが大変なのと少しだけ楽なのがありました。油が口のところに溜まっているのとそうでないのもありました。

肝心のニオイは!? 私は、そっと嗅いでみました。案外大丈夫でした。なんというか、ある種の厨房のような匂いでした。これは、わりと大丈夫かもしれないと思いました。アキーラやアクリルも臭うのですが、それとは違う種類のニオイでした。もっとも、ニオイたちが大挙して押し寄せてきたら難しいかもしれませんが・・・。

全員揃ったところで、指を使い全体的にひろげました。手袋をして行いました。

いつの頃からか、だんだん、ニオイが強くなりました。しかし、アキーラよりはまだ大丈夫と再び自分自身に言い聞かせました。

緑の層をつくることができ、とても嬉しかったです。

天然石の粉や青貝粉も振りかけ、定着の実験をしました。

ひとつ前の記事に書き忘れましたが、油絵具を避けていた理由はもうひとつあります。それは、光沢です。油絵特有の光沢は、それ自体は素敵だと思います。しかし、私のキラキラたちの光が目立たなくなってしまうのではと思い、今まではマットな画面をつくるようにしてきました。しかし、今回、一緒にしてみたらどうだろう?と思ったのです。

定着するかも試そうと思いました。


そして・・・引っ掻くのは今日か明日か迷いましたが、結局今日にしました。今日の柔らかさも体感しておきたかったからです。

モチーフは折に触れて描いてきた三角さんにしました。

新しい描き方で三角さんを描くことが出来、嬉しいです。

アキーラの時と違い、散々色々したのに絵具は軟らかいままでした。どんどん引っ掻くことが出来るのは、とても嬉しかったです。また、画面に凹凸をつくることができたのも嬉しかったです。

ただ、もしかしたら、柔らかすぎるかもしれないとも思いました。明日の感じも試したいです。

それから、下層のアキーラが溶けることもわかりました。これはこれで面白いのですが、アキーラは厚めにしたほうが良さそうです。それから、溶けることを想定して配色するのが良さそうです。後は、上から描くという方法もありそうです(アキーラと油絵具は何度でも重ねられます)。

そして、今、油絵具のニオイはちょっときつい気もするので、ムッシーニも試したい気がしてきました。ムッシーニは油も使われていますがダンマル樹脂が使われているためニオイが違うというのをどこかで目にしたことがあります。

ありがとうございます。それでは、また。


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