治ったと勘違いした1年
またメンタルクリニックに通うことにした。
去年の3月あたりに、金銭的に負担をかけたくないと思って通院をやめていた。それに、やっぱり薬に頼りたくないという気持ちもあった。
そこから、もう自分はやっていける、ここから悪い所が何か見つけて社会復帰したい、としてしばらく過ごしていた。
急に怖い気持ちになったりすることはなくなったのだが、段々とイライラの方が出てきた。今までイライラするのは嫌いだったし、おかしいとは考えられたはずだった。
しかしイライラしすぎていると思考は鈍っていく。
友人からの返信の裏を読んで勝手に怒る、手が滑って食器に怒鳴りかける、目に入ったニュース1つを数日考え続ける……
我に返った時に、限界を確信してクリニックに行くことにした。
早く行けばよかった。
頭を物理的に冷やしてみる、1日1万歩歩いてみる、プロテインを飲んでみる、そしてnoteを書いてみる……
どれもやった時は気が楽になったと思っても一時的で、情緒不安定には変わりなかった。
薬にお世話になって、ようやくムリをしていたのに気づいた。
焦らないこと。そう言われて実行したはずだったのに、結局1年も変に頑張ってしまった。
薬に頼るのが情けないと思う人もたくさんいるだろう。
でも私は、自分がなりたくない感情に振り回されて、せっかくの交友関係をぶち壊してしまうところだった。
その前にさっと医師や薬に助けてもらって、その上で行動を進めていけばいい。
治るかどうかじゃなく、不快感に多少どいてもらうくらいの考え方でもいい。
助けを求めるのは悪いことじゃないと覚えておきたい。
※ちょっと別なお話
薬の影響についてネットや周りから色々情報が入ってきても、一人一人どんな変化をするかわからない。
一度何か悪いことがあっても、それで絶望しないで次に繋げていきたい。
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