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痛みと動くこと(運動)について

腰痛専門サロン こはりの帯刀(たてわき)です😊
ぜひ、ホームページを覗いてみてください👇


前回、寝たきりの方のお話しをしました。動かなくなると、関節などが固まると書きました。👇

今度は、痛みと運動についてお話しをします。
皆さん、痛いところがあった時に、どう対処しますか?

「かばって動く」「無理に動いて我慢する」「動かしたくないから休む」、など人それぞれだと思います。

 痛みがありながらも動く人は、正直まだ良いです。
 動かない人が、特に危険です!前回もお話ししたように、動かないと体は固まってしまいます。

普段、仕事(デスクワークを例にしています)の時にこのような姿勢になっていませんか?👇

パソコンで、良くないと言われる姿勢例

 仕事に集中することは、問題ありません。特に仕事を進める勢いが止まらない時は、没頭して姿勢どころではないと思います。
 ただ、終わった時に・気づいた時に「体がガチガチだ」、「腰・肩・目が疲れたー」と大概言っていませんか?また、背伸びや体を捻ったりしていませんか?

 人は、同じ姿勢を取ると体が硬くなります。体を動かさない=筋肉を動かさないと、血流が悪くなり、筋肉に酸素や栄養が回らなくなるため硬くなります。その結果、痛みや張りとして症状が出てしまいます。

 何が言いたいかというと、動かなければ痛みが余計に増すと言うことです。慢性腰痛や慢性関節痛のような代表的な慢性疼痛の方は、

 薬を飲む以外の治療法として、運動療法を核とするリハビリテーションが推奨されている、第一選択治療として、運動療法と患者教育をすべての患者に適用し、それでも改善が難しい一部の患者に対しては第二選択治療として薬物療法やセラピストによる補助的・受動的治療を追加する。

ペインリハビリテーション入門

と述べています。
 ここで述べている運動療法は、単独でただ運動するというものではなく、主体的・能動的な運動を意味します。つまり痛みがある人が、痛みの原因を理解して納得しなければ、主体的・能動的な運動には発展しないのです。

 そうは言っても、体が痛いのに運動をするなんて無理と思うでしょう。では、痛くない部分から運動してみませんか??(例えば、腰以外はどこも痛くない人なら、腕や足首の運動をしてみるのはどうですか?)
運動の負荷は、できるなら座ったり・寝てできることからしてみてください。いきなり、長距離を歩く・ジムの機械を使って運動することを選択すると、長く続かずに結果的に負の感情を引き起こし、痛みを慢性化しやすくしてしまうので気をつけてください。
 運動をすることで、ストレス軽減、気分高揚、鎮静、不安軽減、満足感があるなど精神的な効果をもたらします。気分が良いと思った運動を続けることで、徐々に痛みを感じにくくなったり、動こうと思える気持ちも増してきます。

図も参考にしてみてください。👇

引用:ペインリハビリテーション入門

 痛みがあっても動けている人も多いと思います。まずは、そんな自分を認めてあげることも痛みの改善につながる一歩かもしれません。
 それでも、痛みを気にする・何もできないと感じてしまうのであれば、専門家に見てもらうことをオススメします。
また、若いのに腰が痛いなんて…、できれば手術を避けたいのに…などそう思うのであれば、日常生活に少しできる運動を足してみてください

 最後に身体の事でお悩みの方、今後も健康で自分らしい生活を送りたい方は、是非1度相談しに来られてください。

読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️


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