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【新年の抱負】チー牛は自分を変えることができるのか

 2024年が幕を開けた。年越しの瞬間は実家でテレビを見ながらYouTubeの生配信を見ながらTwitterのタイムラインを目で追いながら酒を飲みながら半分寝ていた。

 年が明けた瞬間に「あけおめ~!」「今年もよろしく~!」と異様なほどの盛り上がりを見せるタイムラインにちょっと圧倒されてしまい、とりあえずいいねボタンのタップに終始してしまったが、大しておめでたくなくとも、とりあえず「あけおめことよろ~~♥♥★★!!」とテンション高くツイートしておくのがあの場のマナーだったのかもしれない。来年の年明けのときはそのあたりをわきまえて振る舞いたい。

 さて、年が明けたら新年の抱負を考えるのが毎年恒例になっており(1月が終われば自然と頭から消えていくのも毎年恒例)、今年は自分で日記に書くだけではなくて、折角noteという媒体があるのだから、これに残すことでちょっと自分を奮い立たせるというか、そういう機会になればと思う(毎度毎度自分語りばかりで申し訳ない)。

2023年の振り返り

 目標を立てる前には当然、これまでの振り返りをしないといけない。それがPDCAというものだ。ただ、2023年、僕が何をやってきたのかというと、以下のツイートにまとめられるくらい、本当に中身のない1年だった。

 (これは何回も言ってるが)平日は家と会社の往復、休日はたまにドライブや山登りに行くぐらい、あとは労働のストレスを解消するため酒浸りの生活を送っていた。

 唯一強く心に残っているのは非モテ代表としてネットメディアの「Abema News」に出演したことである。ついこの間、クリスマスの時にも非モテとか恋愛に関する特集がされており、僕がフォローさせていただいているニッケル坊やさんが出演されていて、メーカー界隈がすごく盛り上がっていた。ニッケルさんと比べると僕の影響力なんてカスみたいなものだが、それでも自分の中ではすごく良い経験になった。

 さて、そろそろ30歳という大台が近づいてきて、さすがに現状に危機感を覚えるようになってはいるが、特にこれといった行動も起こしていない。

 年が明けたタイミングで、とりあえず以下のとおり、2024年の抱負を5つ立ててみた。今までも「ジムに・・・」「資格を・・・」などと高らかに宣言しておきながら、結局めんどくさくなってやめたとか、頓挫したとか、僕の人生はそういうことばかりだ。この記事が決意表明代わりになり、僕を律してくれることを心から期待している。

抱負①:自己啓発としての筋トレ

 1つ目は筋トレである。なぜか僕のフォロワーさんには趣味が筋トレの方が多い。「銭湯で自分の身体を鏡で見てモチベーションが上がる」といった投稿も見たことがあり、自己肯定感が低すぎて地面を這っているような僕でも、筋肉がつけば少しはコンプレックスが和らぐのかもしれない。

 僕の体型はチー牛ホビット、しかもガリガリという、男女問わず四方八方から忌み嫌われる最悪のパターンである。これまでジムに通い少しは筋肉がついたと感じることもあったが、結局続かず、元の木阿弥になってしまった過去がある。

 始めはスクワットや腕立てから、必要により器具を買ったりジムに行ったりという形で、自己啓発、自分と向き合う手段としての筋トレを生活に取り入れてみたいと思っている。

抱負②:もう一度英語を勉強する

 2つ目は英語である。社会人になってからもうすぐ5年になるが、仕事も含め、日常生活で英語を使う場面が全くない。あるとしても街を歩いていてインバウンドに道を聞かれるぐらいだが、大体テンパって「あうあう…」となってしまう。

 やはり学生の頃と比べたら、単語も出てこないし、リスニングやスピーキングの能力が格段に下がっていることがわかる。かつては英語がかなりの得意科目だったのだが、せっかく中学から大学まで何年もかけて勉強したのに、どんどん知識が抜け落ちていくのがもったいない。

 英語がもう一度できるようになれば、今よりも待遇のいい会社に転職できるチャンスがあるかもしれない。そのためにはやはり試験に合格した実績が必要だ。例えばTOEIC●点とか英検●級とかの目標を立て、合格すればご褒美に夜の街で遊べるとかいうことにすれば、俄然やる気が出てくる……はずだ。

 それに、英語を勉強していれば、あわよくばこの衰退途上の島国に見切りをつけ、海外に脱出することも可能なのだと考えると、選択肢が無限に広がる。とりあえずTOEICと、あとはフィリピン人とかがやってる格安のオンライン英会話。毎日20分とかでもいいので、そのあたりをまずは1か月継続できるようにしたい。

抱負③:手汗をどうにかする

 実は僕は、幼いころから手汗で悩んできた。いわゆる「手掌多汗症」というやつである。具体的には、普段何もしていなくても手のひらが手汗でしっとりと湿っていたり、特に精神的に緊張したり興奮したりしているとき、例えば試験中にはテスト用紙が破れるとか、ゲームに熱中していてコントローラーが水没するとかいった症状がある(これは言い過ぎだが)。

 これのせいで仕事の生産性も下がっているし、女性と手を繋ぐことさえできない(これが恋愛に踏み出せない理由のひとつになっていた)。薬での治療もしていたがあまり効果が出ず止めていたため、毎日ダラダラと流れる手汗に悩みながら日々の労働に従事していたわけだが、そろそろ我慢できなくなってきた。

 まずは薬での治療を再開すること、それでも効果が出なければ最終的には手術という選択肢があるようだが、手術が成功したとしても今度は手ではなく別の部位から大量に汗が出るようになるという(「代償性発汗」とかいうらしいが、こんなヘンテコな設計で人間をお作りになった神様を恨むしかないようだ)。

 ちなみにこれ、就職してすぐのときに弊社の産業医に相談したのだが、「なにそれ、それで仕事に支障あるの?」と鼻で笑われたことがあり、未だに思い出してイライラする。やはり珍しい病気なのだろう。が、とにかく女性と手を繋ぐという初歩の初歩段階も満足にできないような現状はまずい。身近に同じ病気の人もおらず、情報も少ない中ではあるが、何とかしなければ・・・。

抱負④:作曲で成果を出す

 ちょっと唐突感があるが、実は僕は2~3年ほど前から自己表現の手段として細々と作曲をやっている。僕は日々鬱屈した感情をTwitterで吐き出したり、酒に頼ったりでデトックスを試みているが、それだけでは耐え切れない時も多々ある。そういう時に浮かんだ断片的な歌詞やメロディーやコンセプトを残しておき、そのアイデアを組み立てて曲の形にしていくというようなやり方だ。

 残念ながらまともに楽器が弾けるわけではないが、作曲ソフトを使えばパソコン1台でそれなりの曲が作れるという便利な時代に生まれたので、まだまだ初心者だが、これを有効活用させてもらっている。鬱々した感情を楽曲に昇華させるというのはかなり苦しい作業でもあるが、それゆえに完成したときの達成感は気持ちいいだろうなと思う。

 とはいえ、日々のファッキン労働のせいでこういう創作活動に注ぐ時間があまりないこともあり、今のところまだ外に出せるレベルには全く達していないが、然るべき時、なるべく今年中にはちゃんとした作品の形にして世に出したいという願望がある。そのあたりに出回っている曲と比べたらゴミみたいなクオリティだろうが、誰か1人にでも届いて少しでも共感いただけたらそれで十分だと思っている。

抱負⑤:恋愛のラストチャンスを掴む

 最後は恋愛である。昨年のクリスマス前に書いた以下の記事で色々と泣き言をぬかしているが、僕は「彼女いない歴=年齢」が今年で28年目に突入する。この現状に大きな危機感を持っている。

 耳が痛くなるほどどこかで聞いたような台詞だが、若さはどれだけ金を積んでも二度と戻っては来ない。この20代で恋愛を経験したかどうか(恋愛の刺激、ときめきや異性に受け入れてもらえる経験ができたかどうか)でこれからの人生が変わってくる。30歳になる前のこの時期が本当に最後のチャンスだと思っている。

 具体的にどうするかはすみやかに検討する。すでに2度失敗したマッチングアプリを使うか、それとも他の手段を使うか。あとは「清潔感」をどうやって演出するかなど、自分磨きについても考えないといけない。丸腰でいくのではなく、ある程度の理論武装や戦略を立てる時間も必要だろう。

 もしここでダメだったら、もうダークサイドに堕ちるしかない(すでに片足突っ込んでいるようなものだが)。恋愛・結婚して家族を持ったり、そうでなくとも若いころの恋愛の思い出を大事にしながら年を取って行ったりする周りの人間と、いない歴=享年という自分の運命とをひたすら呪いながら惨めに死んでいくのだ。そんな最悪の結果を防ぐために、重い腰を上げて動けるのは今しかない・・・。

おわりに

 新年一発目ということもあり、妙に意識が高い、僕には「らしくない」記事になってしまったかもしれない。これでnoteでよく見る意識高めのクリエイター()を名乗れる日も近いのではないか(が、本当にアホな人間なので、こうして記事を書いたとしても1週間経ったらすべて忘れているということもあり得る)。

 とりあえず上に書いた5つの抱負を達成するためにはそれなりの金と時間が必要だ。今年は酒の量を減らして、その分の金と時間を有効活用しないといけないが、それが一番難しいかもしれないな・・・。

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