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うつ病 脳の寒天

「まさしくこの症状だ!!」
症状が自分だけじゃなかったと安心した。

私はうつ病と診断されて休職してます。
うつ病でとても気になる症状がありました。
なんというか脳が締め付けられる?ような感覚がありました。
そのせいで、脳の働きが悪くなっている感じでした。
その時は、目もぼーっとしてしまいます。
お風呂に入ったり、いい景色を眺めたりするなど自分が心地よい状態になると、その締め付けが少しふわぁーと緩まるのです。
一体何なんだろうと思っていました。
ある時、田中圭一さんの「うつヌケ」という本を読みました。

その中で、著者の田中圭一さんが悩まれた症状として、「濁った寒天」という言葉が出てきました。

さらにボクを苦しめたのは
「濁った寒天」でした…(中略)
まるで脳が濁った寒天で包まれているような
頭にいつも「もや」がかかったようなボヤ〜っとした感じ

『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』田中圭一

ここを読んだとき、
「これだ!まさにこの感覚だ!頭が何かに包まれたような感覚…そう、まさしく濁った寒天だ!」

よく調べてみると、うつ病によくある症状らしいです。
「ブレインフォグ(脳の霧)」ともいうらしいです。
私は「濁った寒天」という表現が自分にとって的確だと感じました。
私は、わけのわからない症状の正体が分かり、自分だけじゃないと思えたことにとても安心できました。
うつ病が良くなってくると、この寒天も徐々に薄くなってきました。
今振り返ると、ストレスを長いこと感じ続けると寒天が出現した気がします。

※記事を書き終えて知ったのですが、著者の田中圭一先生もnoteに「うつヌケ」の漫画の記事を投稿されてました。

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