無償の愛というものは存在しないと考えている話
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福祉、子育て、発達支援の世界でよく聞きます
「無償の愛」という言葉
あんまり私は使わなくなりました
かなり否定的な考えをもっています
それはなぜか、今回はそれを記述していきたいと思います
私が「無償の愛」に否定的な理由
一般的には「見返りを求めない愛」と言われるのもので、よく恋人関係、家族の関係性、親と子、特に母子関係でよく使われる言葉です
しかし、「無償の愛」と呼ばれるものには必ず「対価を求める構造」があり、その対価は目に見えないものが多く、ゆえに、「無償」であると錯覚してしまうのではないかとも考えるのです
発達支援の現場からの経験
必ず何かしらの「対価」はあるのです
それは、子育て、発達支援の現場での経験からもより強く実感しました
わが子のことをかわいいと思えない
わが子が怖い
わが子と関わりたくない
そういったご家族もいました
子育てにおいて「無償の愛」、「お子さんから対価をもらっていない」
決してそんなことはありません
お子さんの目に見えた成長、笑顔、やり取り、そういったことが「対価」になり得るのです
しかし、特性が強かったり、障害をもつお子さんのご家族はお子さんからそういった「対価」を得られず上記のような気持ちを持つことがあります
私はこれは至極当たり前の感情なのではないかと考えます
このご家族の感情に「無償の愛がある」ということを伝えてご家族を追い詰めることはあまりに不合理で理不尽なのです
支援の中で、
構造化
感覚統合
PECS
TEACCH
ABA
インリアル…
様々な知識や技術、考え方を共有して、話を聞き、ご家族と二人三脚
お子さんへの「愛情」を拾い集めるプロセスが支援の一つの側面なのです
まとめ
「無償の愛」を語る人は大概その価値観を押し付けていることが多いです
「無償の愛」があるから大丈夫
「無償の愛」があるからやらなければならない
「それは無償の愛だから」という思考停止で悩みを終わらせられるご家族の気持ちを考えたことがあるのかな と思うのです
まぁ…これは私の支援観であって「無償の愛がある」という方はいてもいいと思います
ただ、「愛は有償である」とした考え方のほうが、私は色々しっくりくるというだけの話です
皆さんの考えはどうでしょうか?「無償の愛」はあると思いますか?
以上になります
これからも少しづつ投稿していけたらと思っています
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