DIVA 2/3 【豆島圭さまのための小説】
左手で持ったスマホの画面を親指でスクロールする。noteという媒体で、豆島圭さんの小説を読みながら、私は出番を待っている。言葉を追っていないと、この非常事態に耐えられない。商業出版され、書店に並ぶ本もいいが、noteでは、書き手の生の声を直接拾える。読書なしでは生きていけない人間としては、作者のあとがきや、コメント欄でのやりとりが、欠かせない活力源となっている。
豆島さんの小説には、人間のありのままの姿が描かれているから、好きだ。見てはいけないものを目にしてしまったかの