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最近のSNSがクソすぎる件

タイトルから汚言で、大変申し訳ありません。。
SNSの荒み具合がより酷くなってない??
勝手に、SNSの終焉を感じています、という話です。

最近、ある漫画の原作者がXで意味深なツイートをして、そのコメントを削除したのちに、亡くなっているのが発見されたというニュースがありました。

一斉に、週刊誌やテレビがニュースを報道。

背景には、漫画原作がドラマ化したばかりで、ドラマの脚本に原作者が納得をしていなかったこと、最終話含む2話分を原作者がドラマの脚本を書くという異例の自体となっていたという事実があったそうだ。

原作者は、キャラクターやストーリーを大切にしており、原作どおりの脚本としてドラマ化を許可していたという。

しかし、実際のドラマの脚本は、キャラクターの背景やストーリーがまったく違うものになっていたという。(僕は原作もドラマもみていないので詳しくはわからない)

このニュースをみると、登場人物の関係がわかってくる。

【漫画 サイド】原作者と編集者(小学館)
         ⇆
【ドラマサイド】テレビ局(日テレ)と脚本家

報道ベースから、【原作者⇆編集者⇆テレビ局⇆脚本家】の一連のどこかで、情報伝達がうまくいかなかった、そして、原作者の意向が脚本家まで伝わっていなかったものと推測される。

原作者の自死をきっかけに、週刊誌やテレビがセンセーショナルに報道する(当事者の日本テレビ含む)。

さらに、一般論として、日本の原作者は、ないがしろにされ過ぎているという、真実がどうかわからないことを、社会問題のテーマまでにされる始末。

故人の家族や関係者、原作の続編を楽しみにしていたファンが、いま最も悲しんでいる状況のはずだが。。

原作者が最後にXにこう書き込みをしていた。

「(誰かを)攻撃をしたかったわけではなくて、ごめんなさい」

明らかに、SNSで誰かが誰かを攻撃していることを指している。

故人の真の気持ちはわからないけれど、僕には故人の意に反して、SNSでは、脚本家やテレビ局に、誹謗中傷が寄せられつづける現実が、なんかもう悲惨だな、、と感じてしまった。

無関係な人間が憂さ晴らしのためなのか、火に油を注いていく。SNSとは、人の闇をこうも増幅させるのか。


そして、小学館がコメントを発表するまでに。


誰かを吊し上げても意味がない


前半を読んだ方は、途中で・・

「何が原因だったのか?」
「いちばん悪い奴は誰なんだ?」

無意識のうちに、犯人探しをするような気持ちになってませんか?

多少、誘導するような書き方をしたのもありますが、それがSNSの罠、闇です。負の感情を増幅させるのです。

若者たちがXから離れて、Instagramとか、もっと新しいSNSに流れていくのは当たり前だなぁと、人生においてネガティブな感情に晒され続けるメリットがない。

個人的には、SNSの誹謗中傷もですが、テレビ報道の仕方も、明らかに脚本家を対立軸において煽っているのをみて、気分が悪くなりました。

僕がこの話題をあえて取り上げたのは、他でもなく、誰かを吊し上げてもあなたの人生において何も変わらないよ、ということを言いたかったからです。

誰かの闇や愚かさばかりを見ていて、あなた自身に光がさすことはあるの?


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