ごきげんよう、怜です。

電車に乗っていると、色々な服装の方がいて面白いなぁとよく思います。

ミニスカートにダルメシアン柄のコート、ニット帽を合わせてる人。清楚な雰囲気のコートに、リボンがついたバッグを持っている人。

私の感覚で、最近の服のトレンドは、
・身体のラインを拾わない
→ドロップショルダーとかワイドパンツ
・ジェンダーフリー
→シンプルなシャツとかトートバッグとか

ってイメージがあるんです。
もちろん世界中の人がトレンドの服を着ているわけじゃないことはわかっているんですが…笑

・・・・・

さて、世の中には、「メイクしてヒールを履いて出かける私、『女の子してる』って感じがして楽しい」と感じる人たちがいます。(全然悪い意味ではないし、私にもその気はあります)

最近、そういう文章とかツイートを見ると、今後「ジェンダーフリー」が広がっていく社会の中では言いにくくなる言葉なのかもしれないなぁと思うんですよね。

メイクもヒールも法律か何かで「女の子だけのもの」だとしているわけではないです。ただ、それらが「女らしいか男らしいか」で聞かれたら、女っぽいと思う方が大半だと思います。
だからこそ、自分のテリトリー(＝女の子らしいという特権)に入れて、それらを着ている自分に自信を持つことはあるんだと思うんです。

ゆるくふわっと巻いた髪。
キラキラのアイシャドウ、ピンクのリップ。
花柄のフレアスカート、高いヒール。

…私の思う「女らしい」ような言葉を並べてみましたが。

「女らしさ」「男らしさ」に苦しんでいる人たちがいる。そんなニュースや特集を最近よく見聞きします。

しかし、その一方でその「らしさ」を楽しんでいる人たちがいます。

それでも「女の子として、女の子らしいものが好き」ということが誰かを傷つけていたり、誰かをモヤモヤさせてしまうことがある。
まぁ、この事自体は別に今になって始まったことではないのですが…世界中の全ての人が同じ意見を持つなんてありえないですしね。

ただ、いわゆる「女らしい」「男らしい」が好きな人とか、そこに魅力を感じる人がその事自体を発信しにくくなる未来が何となく見えるような、見えないような。

私は男性の方がアイシャドウやリップで楽しんでるのを見ると、「そうそういいよね」って思うので「女らしさ」なんてなくてもと思う瞬間があります。
一方で、「やっぱ女の子してはこういうリップときめいちゃう」みたいな記事を読むと「そうそういいよね」って思う瞬間があることも否定できません。

なんとなくの仲間意識があるんですかねぇ…
良い意味でも、悪い意味でも刺さりやすい言葉なんでしょうね。

まぁつまり、「女らしさ」「男らしさ」ってワードにはポジティブにもネガティブにも使われる言葉なんだろうなぁと。

今後、ネガティブ意味合いの方が強くなっていくと思います。社会がそういう方向に向かってるのはいいことだと素直に思えます。

ただそこに少しだけ悲しみを感じるということは、私のこころの性は女性で、「女らしさ」にそんな不自由を感じてなかったからなんだろうな。

「らしさ」って言葉、難しいものです。
うまく付き合える日はくるのでしょうか…
それとも使われなっていく言葉なんでしょうか…

大学に入ったら、ジェンダー論とか勉強してみたいなぁ。…今日も試験受けてきましたが！受かってますように！！

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