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躁鬱の私の工夫。『躁』のときにやるべきこと4選

この記事には双極性障害のわたしの『躁』を把握すること、そして躁のときに何をすべきかを把握するメソッドを記します。


双極性障害とは

双極性障害は活動的になる躁(そう)状態と、気分が落ち込むうつ状態を繰り返す病気です。

メディカルノート

活動的になりすぎたり、落ち込みすぎたりを繰り返す病気です。
メンタルクリニックの医師からは『低め安定』を目指しましょう。とのことです。

低め安定とは、どのようにすれば叶うのでしょうか?1〜4までありますのでゆったりとお読みください。

1、躁状態を把握する(メモ機能を使う)

躁状態の把握にはスマホのメモを利用します。躁の時はいろんな人に会いたくなったり、全能感からやりたいことがたくさん出てくると思うので
このようにファイル分けしてメモに蓄積させていきます。
普通の状態や鬱の時はこのメモに書いていくスピードや量が多くなるでしょう。
逆に躁の時はメモを書くスピードがかなり早くなるはずです。
(筆者は現在超絶躁なので、ペースがかなり早いです)


ルンルンの脳内

合わせて日付と自分の気分や体調を記しておくと、診察やカウンセリングの際に役立つかもしれません。

メモをする理由

自分の発想や行動の頻度がわかります。そのため自分の行動を客観的に数字や質で判断できるからです。

そして、今考えていることは「後まわし」しても良いのです。今全部を取り込んでしまうと多忙になり体力を使うことで、鬱の時にガタッと落ちてしまい
躁の時にできていたことができなくなり、仕事などで支障が出るでしょう。
(筆者体験談)

以前の私はこのような工夫もできていなかったので、なんか波あるけど放っておこう!という感じでした。これでは自分を追い込むだけです。躁の時にできることをやりましょう。

2、全力でやらない(○%が妥当)

なんでもやる時は「60%できれば上々」とします。そうしたことで鬱の時にもしんどい思いをすることが少し減るかもしれません。
躁の時は足りないくらいがちょうどいいと考えましょう。
逆に鬱の時は「60%」ならなんとかなるかもしれない。と考えるようにします。

3、喋り方を工夫する

私が躁の時は早口でたくさん話しすぎます。相手に、「で?何が言いたいの?」と言われることもしばしば。支離滅裂までとはいきませんがそんな経験をしたことはありませんか?

私の失敗例をもとに考えます。参考程度に読んでいただけますと幸いです。

ある時私は就労移行支援のセンターで、一緒に作業をしたり、本当に仲良くなれたので手紙のやり取りをするような仲の方ができました。
その女性は、私の入っているプログラムにある時参加され、助言をくださいました。しかし私は「躁」状態でしたので、「いきなり入ってきて、リーダー気取りしているように見えてやりづらかった。」と支援員さんに言ってしまいました。

心では、入ってきてくれて嬉しい。仲の良いあの方とならプログラムもいい方に進む。と考えていたのに、その時私は思ってもみないこと、酷いことを言ってしまい
その後疎遠になってしまいました。

私は相当落ち込みました。このルールを誰かに教わっていたら違ったろうに。
悲しくてその時はまた鬱になり、アップダウンのダウンに入ってしまいました。
上がりすぎたら下がりすぎる。60%で何事もこなしていたら、こんなことにはならなかったと思います。

先ほど言ったこのルールとは
「ゆっくりした口調で話す」ということです。思うことはあったとしても、間を開けてゆっくりと話すのです。そうすれば相手への理解や、自分の本心と向かい合いながら話すことができます。

(ゆっくりとしたペースで話すおばあちゃんになりきってみます。そうすれば誰も早口で怒り口調では返しませんよね。)

おおらかさを取り戻すようにゆっくりと話すのです。ゆとりを持ちましょう。

4、時間にゆとりを持つ

何もしない時間がこわくて焦りませんか?そんな時は時間に5分ゆとりを持ってみましょう。何をするにも5分、空白の時間を設けるのです。

ケータイをいじってもいい、本を2ページ読むだけでもいい。
何をやってもいいんです。

(私は大切な人へのありがとうの気持ちを伝える時間にしています。)


最後に

わたしなりの躁の時の対処法4選。いかがでしたでしょうか?
どれか一つでも参考にいただける内容が書けていたら本望です。
自分の経験が、誰かの「気が楽」につながればいい、そう思って書きました。

あとスキ、いただけるとあなたのnoteが読めるので、よろしくお願いします。私もあなたが何考えてるか気になるんです(笑)

ではまた。

おわり



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