実はあなたのメンタルに影響を与えているホルモン
メンタルや感情、ストレス応答などの心の健康と関連しているホルモンや神経伝達物質には、以下のようなものがあります。
セロトニン:これは「幸福ホルモン」とも呼ばれ、気分を上げる効果があります。セロトニンの不足はうつ症状と関連しています。
ドーパミン:報酬と快楽に関連する神経伝達物質で、動機付けや注意、報酬への反応と関係しています。
ノルアドレナリン:集中力や覚醒感と関連する神経伝達物質であり、うつ症状の治療にも使われることがある。
ガンマアミノ酪酸(GABA):中枢神経の抑制作用を持ち、不安や過度な興奮を落ち着ける役割がある。
エンドルフィン:体内で自然に生成される鎮痛物質であり、「自然の鎮痛薬」とも呼ばれます。運動時に放出されることで「ランナーズハイ」という快感が生じることもある。
コルチゾル:ストレスホルモンとして知られており、短期的なストレス応答には有用ですが、長期的なストレス下での過剰な分泌は健康問題を引き起こす可能性がある。
オキシトシン:「愛のホルモン」とも呼ばれ、親子や恋人同士の絆を強化する効果があると言われています。
以上は、メンタルや感情と関連する主要なホルモンや神経伝達物質の一部です。それぞれのバランスや作用が個人の心の健康や感じ方に影響を及ぼします。状況や体調、生活習慣によって、これらのホルモンや神経伝達物質のバランスが変わることもあるため、それに応じて心の状態も変動することがあります。
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