小説を読んで感じる、あらたな発見と可能性
たぶん、僕は、いままでに人よりも多くの小説を読んできている。
そりゃあ1日中、本ばかり読んで過ごしているわけではないけれど、図書館で働いているということを差し引いてもあまりあるぐらい、つねになにかしらの本を読んでいる最中なのだ。そして、それら本のだいたい80%ぐらい、つまり10冊に8冊ぐらいは、小説だということになる。
方舟 / 夕木春央潔白 / 青木俊ここ数日で、これらの2冊を読了した。どうやら僕は、こういう「重め」の「ふかーい」感じの小説がすきみたいだ。
1冊目の『