長屋 正隆 | 学びを、つくる

1996年生まれ、京都在住。「より少なく、だからより深く」をモットーに。朝7時をめやす…

長屋 正隆 | 学びを、つくる

1996年生まれ、京都在住。「より少なく、だからより深く」をモットーに。朝7時をめやすに千文字ほどの文章を綴る。 | 心地よく働く・京都と歴史を愉しむ・丁寧に暮らす |お仕事のご依頼等のご連絡は、ma.nagaya1043@gmail.comまで。

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profile | 長屋 正隆

どうも、長屋ともうします。 はじめましての方は、ご覧いただきありがとうございます。いつも読んでくださっている方は、改めてよろしくお願いします。 本記事は、固定用プロフィールです。 (2024年 4月 5日更新) ◆◆◆ 名前長屋 正隆 Masataka Nagaya 本名ではなく、いわゆるペンネームというやつです。由来は、日本の古代史にでてくる「|長屋王」から。小学生ぐらいの歴史の授業で、彼の邸宅跡の写真をみてから歴史に興味をもちました。そのことが僕が歴史や本を好

    • どれだけ世界がデジタル化しても、図書館のような「学び」を創れる大人でありたい

      この4月末をもって、僕の図書館での勤務が終了する。厳密には4月30日に最後の出勤日がひかえているため、まだ終わったわけではない。ちなみに、29日の昭和の日は休みだ。ただ、30日は「蔵書点検日」のため、カウンターを挟んで利用者と向かい合ってしごとをすることはもうない。 図書館が職場になってからというもの、1年と5か月ほどの月日が経過した。やめる決断をしてから、とくに最近は、図書館についてこう思うようになった。 ほんとうにありがたい環境だったな、と。 僕が勤めていたのは、大

      • 『アイシールド21』から、かっこいい生き方を学んだ

        子どもの頃から大好きだった漫画、『アイシールド21』を読み返してみた。 全部読み返したわけではないのだけれど、当時の雰囲気に浸ってみたことで、子どもの頃には気がつかなかった発見がたくさんあって、noteに書けると思ったのだ。 知らない方のために書くと、まずあらすじはこう。 僕自身、アメリカンフットボールをやったことはないし、生どころか動画ですら試合をフルで観たことがない。つまり、ルールもなにもかもを知らないまま子どもだった僕はもくもくと読んでいた。だが、読むだけでたいて

        • 「京都らしさ」を、考える

          このたびいろいろと訳あって、5年以上も暮らしてきた京都を離れることになった。こう書くと、いかにも被害者みたいに聞こえるかもしれないけれど、もちろん決めたのは僕自身だ。 僕が考えて彼女に提案をし、時間はかかったが受け入れてくれたので、僕の転職と彼女のしごとの異動願いが叶いしだい、ふたりで僕の実家にちかい関東に居をうつすことにした。そのため、彼女が来られるまでは僕は実家暮らしにもどることになる(そこだけが不安)。 詳しい内容は、後日また別の記事に書けたらと思う。焦らすつもりは

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          僕とnoteと、五月病

          五月病、というものだろうか。 ここ最近、noteにたいして消極的な感情になることが多い。まったく書く気が起こらなくなったし、書くことがめんどくさいと思う日も少なくない。いまもそれらのきもちがないわけではないのだけれど、多少はやる気になってきたのでパソコンを開いてみている。 なんでだろう、と考えてみた結果、あるひとつの結論に思い至った。 「いい記事を書きたい」 このきもちだけが先行してしまっていて、書くハードルがそびえ立っているのだと思う。実力もないくせに、これはよくな

          知識より、「経験と熟考」が大切

          noteでも有名な、野本響子さんのこのVoicyを聴いた。この方の放送については、僕は最近になってから聴き始めた。noteもまったく読んだことがなかったし(こんなに有名な方だということも知らなかった)、聴く前は自分にも他人にも厳しそうな印象が勝手に僕のなかであったのだけれど、声を聴いて「意外と優しそうな方だ」と安心した。 さて、肝心の放送について。この「ChatGPTのコピーになっても仕方がない」という話は、いたるところで耳にする。AIに仕事を奪われるから、AIにはできなく

          知識より、「経験と熟考」が大切

          山がある、川がある、それでも京都人は、「植物園」に行きたいと言う

          昨晩は、冬物の寝具に後悔をした。「さすがに毛布は今晩で片付けるかな」と決意をしながら、僕は半袖半ズボンの少年みたいな格好で寝ることにした。 朝起きて、さすがにまだ朝は冷えるな、と昨夜の考えを改めることになった。毛布にくるまりながら、なかなかベッドから出られなかったのだ。 4月のなかば、数日前まであんなに堂々としていた桜が散り、かわりに緑の葉が風にゆられる日曜日の朝。僕も彼女も仕事が休みだったのだけれど、とくに予定もないので家で資格試験の勉強でもしようかな、と話をしていた。

          山がある、川がある、それでも京都人は、「植物園」に行きたいと言う

          ありがとう、半沢直樹

          相も変わらず、読書をしている。転職で忙しかろうと、結婚の準備?で忙しかろうと、資格の勉強をやっていようと、相もかわらず、読書をしている。 いまもどっぷり、「半沢直樹」にハマっている途中だ。 いまは3巻目の『ロスジェネの逆襲』というタイトルがもう少しで読み終わるところ。 ロスジェネとは、つまり、ロストジェネレーションのこと。1巻目と2巻目が、「バブル期」に大手銀行へ就職した半沢たちを中心に描いているのにたいして、3巻目は、「就職氷河期」に新卒で就職活動をしていた「ロスジェ

          時間にも“住所”を与えたい

          物の住所、つまり定位置を定めておくとあとがラクだ。探し物をする際にもムダな時間が減るし、つねに片付ける習慣ができるために部屋がスッキリとした印象になる。 お金も、給料が入った段階で、先に貯金として一定額をまわしておくほうがいい。逆に、「余裕ができたら貯金をしよう」と思ってできている人を僕は見たことがない。 話は変わるが、忙しい、時間がない、そうやって最近の僕は、本当にやるべきことが目に見えていなかった気がする。同時に、本当はやらなくてもいいことを頑張ってやろうとしていた。

          時間にも“住所”を与えたい

          書きたいことはちゃんと溜まっているんですけど、転職がいよいよ大詰めで、資格の勉強も本気でやりたいので、noteの毎日投稿は諦めます! 書きたいときにコツコツとやる、が僕にはやっぱり合っているようです。 これからも、朝7時をめやすに月20記事ほどのペースで投稿していきます!

          書きたいことはちゃんと溜まっているんですけど、転職がいよいよ大詰めで、資格の勉強も本気でやりたいので、noteの毎日投稿は諦めます! 書きたいときにコツコツとやる、が僕にはやっぱり合っているようです。 これからも、朝7時をめやすに月20記事ほどのペースで投稿していきます!

          面接における、「緊張感」

          この「転職で思ったことシリーズ」も、もう少しで終わるのだろうか。現実的には終わらせたいものの、ふだんの生活では気がつかないことまでわかったりするので、すこし名残惜しいきもちもある。 当たり前なのだが、企業というのは、企業の数だけ“色”がある。個性とも言い換えられるが、企業の個性といっても、よく考えると奇妙に聞こえる。本来、企業じたいに意思や表情はない。どんな企業にも最初は創業者がいて、その人物の理想や想いが、いつかだれかの共感を生んで大きくなっていく。だから、そこで働いてい

          面接における、「緊張感」

          求められている記事と、書きたい記事の狭間で揺れ動くための春

          最近、じぶんのnoteのホーム画面に手を入れた。プロフィールなどは、これまでにもけっこう頻繁に気にかけていたのだけれど、今回、マガジンを3つ新しく追加してみた。 宣伝をしたいわけではない。全くないことはないのだけれど(笑)、そうではなくて、「じぶんのnoteでマガジンにまとめたくなるぐらい書いてきた、あるいはこれからも書き続けていきたいのが、これら4つのテーマだった、ということだ。ちなみに、ベスト・エッセイはテーマに縛りを設けていない。 ほんとうは、ひとつのマガジンにはひ

          求められている記事と、書きたい記事の狭間で揺れ動くための春

          積み重ねてきたものを壊して、また積み重ねていくということ

          noteを日々、運営している。運営っていうけどそれほどたいそうなことをしているのかい、と言われたとしたら、記事を書いてたまにプロフィールに手を入れるぐらいです、と卑屈になるのだがそれでもいい。 もはやここ数年、noteのために生きているのか、生きているからnoteを書くのか、手段と目的の境界がかぎりなく曖昧になってきている。 ただ、つらいこともある。いや、つらいというと大袈裟だけれど、フォロワーが減ったときはやはり気にする。時間をかけて書いた渾身の記事に、思っていたよりも

          積み重ねてきたものを壊して、また積み重ねていくということ

          知れば知るほど、馬鹿になる

          また、転職の話から書き始める。 僕は、もうすぐで28歳になる。面接にて、少なくない回数で聞かれた質問のなかに、「(建築の)専門の学校を出た、(君から見て)歳下の子たちが、4月からたくさん入ってくると思うけど、やっていける?」というものがあった。 なんだか、見下されているような、脅されているような、どちらにしろあまりいい気持ちがしない質問だと思った。とはいえ、面接はもともと心地いいものではないことぐらいわかっている。だから、あまり深く心には留めずに、あたりさわりのない返答を

          知れば知るほど、馬鹿になる

          いま、日本古代史がアツい

          証言はあくまで僕ひとりなので、確たる証拠はどこにもない。それでも、腹の底から叫びたい衝動に駆られている。 「いま、日本古代史がアツい!」 このことに気づいたきっかけは、このNHKの番組だった。 以前から、歴史、とくに日本史にかんする番組は多かった。とりわけ、NHKなどでは定期的にこのような特集が組まれている気がする。察するに、NHKは、これまでに何度も歴史番組を制作してきた知見と実績がある。くわえて、いまテレビを観ている視聴者の平均年齢は高そうなので、「大人の学び直し」

          いま、日本古代史がアツい

          【転職日記】2社から内定。やってみて気づいた、「転職」のおもしろさについて

          何度かこのnoteでも書いてはいるが、今年に入ってから本格的に転職活動を始めた。 そして、つい先日、とある建築系の企業2社から内定をいただいた。1つめは大阪で、もう1つが京都を地盤としているどちらも小さな会社である。正直なところ、面接を受けている段階で手応えがあり、後日、エージェントから「内定です!」とメールをいただいたときには、「嬉しいです!でもわかってました!」という感じだった。 ただ、これで終わりとは思っていない。当然、このさきどこにもひっかからなかったときの保険と

          【転職日記】2社から内定。やってみて気づいた、「転職」のおもしろさについて