スモールスタートの自家焙煎コーヒー研究はとにかくActionだ

子育てをしながら自家焙煎店の開業を目指している今日この頃。多くの課題と不安にぶち当たっているばかりである。

目指すは「最高のカプチーノにできるコーヒー豆」の開発・販売。

焙煎はやればやるほど奥が深い、といえば聞き飽きた感想だけど本当に底が見えない。しかも腕利きの焙煎士も「答えがない」というからお手上げだ。


悩んでばかりでは前に進めないと、昨日は妻の親戚が営むカフェに相談と称してランチをしにでかけた。

そのお店では自家焙煎も始めているようで、なんとパンを焼くオーブンで豆を焙煎しているようだ。

これには驚きだった。加熱するという意味ではオーブンだろうがコンロだろうが原理は同じだから理解はできるんだけど。

まさか攪拌をしなくて良い製法があるとは。


オーナーさんも焙煎は初めてらしく、何十回と挑戦して美味しいコーヒーを抽出できるようになったという。

やはりどのお店でも研究を重ねているようである。
だけど、オーナーさんいわく、ハマり過ぎないように線引きをすることも大切だとか。


確かに、ゴールが見えない(そもそも無い)道に没頭していたらいつまでたっても販売スタートができない。

筆者がやるのは極限のスモールスタート、かつ時間もギリギリ。
焙煎は2日にいっぺんできればいいほどである。

これでいいのか?
…考える。

本当は、本当はきちんと道具を揃えてやりたい。

  • 新しい豆(今はもらった古い豆)

  • 正確な温度計(焙煎機に付属の温度計はガバガバ)

  • 冷却器(ドライヤーでやっている)

  • 機械のグラインダー(調整のできない手挽きグラインダーを使っている)

  • 焙煎する場所(自宅のキッチンはチャフの掃除で時間が限られる)

…資金がない(笑)

でもさ、まずはやろう。難儀でも、時間がかかっても。

今ある材料で、道具で。細かく細かくデータを取っていく。
後に笑い話にもなるはずだ。

手挽きのグラインダーだってゴリゴリ長くやればエスプレッソ用にできるとオーナーも言っていた(実際ラテにしてもらって美味しかった)。

できない理由ではなく、現状で形にすることだけを考えようじゃないか!


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