精神疾患の回復を早くする具体的なコツ
精神疾患。
回復までの道のりが長くて困っている人も多いと思います。
でも、そんな時、絶望しないでください。
回復を早くする方法はあります。
それはズバリ「成功体験を積むこと」。
そう、精神疾患を一度患ってしまうと、動けなくなったりして、自信を失いがちだからです。
ただ、一つ注意点が。
統合失調症でも、双極性障害でも、うつ病でも、急性期の場合はこの方法を真似しないでください。
そして、ゆっくりと休養に努めてくださいね。
さて、そんな「成功体験を積むこと」ですが、それがなぜいいのか?
その理由と、それを積む具体的なコツをお伝えしていきます。
では、行ってみましょう。
成功体験を積めば精神疾患の回復は早くなる
成功体験。
何かを達成した時に感じる「やったぞ!!」という、あの体験です。
あの体験を積むと何がいいのか?
それはズバリ「自信がつくから」です。
自信。
精神疾患を患ってしまった方は動けなくなったりして失くされている方が多いです。
その自信を成功体験を積むことで取り戻せば、精神疾患の回復は早くなる。
そういうロジック(仕組み)です。
動こう
動けるようになった方は、まずは動きましょう。
少しずつでもいいです。
今まで動けなくて悩んでいても、少しでも動いてみれば動けるようになっている自分に気付けます。
それがチャンス。
最初の「動き出す」という一歩を積めば、一気に動けるようになります。
最初の一歩は、皿洗いをする、風呂掃除をする、新聞を取り入れる、なんでも日常の簡単なことから始めてください。
安心してください。
自信がつく
成功体験を積めば、間違いなく自信がつきます。
動いて「何かできるようになっている」自分に気づいて、動けるようになるわけです。
こうやって自信がついてくると、次の挑戦がしたくなります。
新たなチャレンジができるようになる
自信がついてくると、新たなチャレンジができるようになります。
例えば、今まで家の中で家事をすることだったのが、外に散歩に出る、図書館に行くなど、活動範囲が広がっていきます。
こうなることで自信がついて、次は短時間のアルバイトをすることにつながるでしょう。
僕の場合の成功体験
僕も最初は小さなことから始めました。
それはスクワット。
30回2セットを朝昼晩とやるだけ。
辛い時はしない。
それを続けるだけで自信がつき、僕が運営するカウンセリングルームの公式LINE開設、X(Twitter)での共感が増える、個人事業主として活動する準備を始める。
と、どんどん活動範囲が広がっていっています。
それもスタートはスクワットから。
小さなことを確実にこなしていけば、とんとん拍子で物事が進んでいきます。
次はカウンセリングルーム運営の経費のために、アルバイトを始めようと思えるまで自信がつきました。
失敗で挫けなくなる
成功体験で自信がついてくると、小さな失敗で挫けなくなります。
「こんなことくらい!!」と強気になれるわけです。
これは大事で、成功体験を積んでいて少しの失敗で総崩れなんてことがなくなります。
動けない人はまず小さな成功体験から
まだ動く勇気が持てない方のためにこの項を用意しました。
まだ動けない方。
安心してください。
思い切りハードルを下げていいので、小さな成功体験から積み上げていってください。
日常の些細なことでもいい
小さな成功体験。
日常のどんな些細なことでもいいです。
積み上げていきましょう。
例えば「今日も起きれた」「昨日も眠れた」「定時薬を忘れずに飲めた」そう言った些細なことができた自分を褒めましょう。
その積み上げで、あなたはどんどん調子が良くなってきます。
継続する
動けない人は、大きなことをするよりも「継続」を大事にしましょう。
些細なことでも継続することそのものが自信につながります。
次の項で書く「記録」を使ってさらに自信を深めてください。
記録を取る
継続の記録。
これはとても大事です。
僕はエクセルに記録を取っていて、その効果は絶大。
継続できていれば継続できていることを確認できて自信がつくし、継続が途切れても、再開できた記録を確認することで自信を再び取り戻すことができるからです。
エクセルへの記録。
おすすめです。
まとめ
以上が、精神疾患の回復を早めるためには、成功体験が大事という話でした。
それをまとめるとこちら。
・まず動く
・成功体験を積めば自信がつく
・自信がつけばより大きなことにチャレンジできる
・動けない方は日常の些細なことから
・継続が大事
・継続の記録をつける
この記事の最後に
今回の記事、いかがだったでしょうか?
動き出すと、それはどんどん加速していきます。
その加速を止めずに(休憩は必要ですが)、動き続けることが大事です。
みなさんが成功体験を積んで少しでも早く精神疾患を回復できますように。
そして、今回の記事が良かったと思う方は、スキとフォローをお願いします。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
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