無添加生活開始のきっかけ

きっかけは、ヴィーガンをしている方の動画で、言っていた言葉が腑に落ちてしまったから。

「自然の食べ物は、消化できるけど、添加物は化学的に作られているから、消化できない」

「若ければ添加物であってもまだ消化は可能かもしれない。だけど、年齢を重ねると消化できず蓄積されて病気になる」

すとんと、腹落ちてしまった。

そして、当時のわたしは添加物をたくさん食べてきたという自負があった！なぜなら、ポテチ、インスタント麺、コンビニ食…よく食べていた…（涙）

このままいったら、病気になる！！（自信満々）
やらなきゃ！！変えなきゃ！！

ということで、無添加生活が始まりました。
腑に落ちてしまったら、やるしかない！

食べられる物が何もない

今までは、”ジャケ買い” ならぬ ”パケ買い（パッケージ買い）” をしていた大馬鹿者のわたし。
まず、表面のパッケージに騙されぬよう、裏面の成分表示を必ず見るようになりました。

気をつけポイントが多く、最初は四苦八苦。

・添加物
・遺伝子組み換え
・農薬

結果、スーパーやコンビニで買えるものはなかった（涙）
さらには、日本人の体には、牛乳や小麦粉は合わないということも知り、「食べられるものが何もないじゃん？」という自体に陥りました。

やはり「買い物は投票」でした

こんなご時世、できることなら、日本の農家さんや生産者さんにお金を落とすことをしたいという思い、買い物に行くのですが、スーパーやコンビニで、ときどき見つける「オーガニック」「有機」は国産じゃないことがほとんど。

納豆10種類置いてる内の8つは、外国産。
「カナダまたはアメリカ」が多く、遺伝子組み換えでないの記載なし。

納豆と言えば、日本。
その日本の納豆の原材料の大豆が、まさかのキャナダまたはアメリケンから来てるってどういうこっちゃーΣ（ﾟдﾟlll）
わざわざ海を越えていらしていただく必要があるんでしょうか。

食に関して興味を示して来なかった間に、あまりに外国産が増えていることに戸惑いを隠せず。

わたしたちが、
見た目が良くて、安いものにお金を払ってきた結果、
表面だけしか見て来なかった結果、
食について気にとめて来なかった結果、
を目の当たりにしました。

体の声も聞く

お財布さんとの話し合いのうえ、できることから行動することがわたしは大事だと思っています。

今はできる範囲で、オーガニックスーパーや地元の農家さんの直売所で買い、月1で有機野菜を宅配していただいてます。

気づいた当初は、添加物だらけの日本の食にびっくりし、また、何が安全な食べ物なのかという知識もなかったので、「何か食べたいけれど、どれが安全か分からないから、それなら食べない方がいい。」とか、「絶対、オーガニックじゃないとダメだ！」と、極端にベクトルが振れていました。

その精神を貫くのもありだけど、わたしは食べたいときに、食べたいものを食べます。

マインドを貫くのもすごく気持ちがいいものです。簡単に食べ物が手に入る環境より、自分はオーガニックしか口にしないという方が、体のことを考えてちゃんと選んでいる、管理できている感じがして、気持ちがいいです。

だけど、今の日本でオーガニックな食べ物がいつでも手に入る環境はないし、友人たちとのお付き合いや、女性は特にホルモンバランスの関係で、コレが食べたい！というのがあると思うんです。

そういうときは、体の声を聞いて食べる。
ありがたくわたしはいただきます。

精神的学び

2020年11月に添加物の話が腑に落ちてから今までの間、紆余曲折がありました。

前項でも書いたように、人って白か黒か、0か100かに振れやすい。

食べられる物がないから、食べないという選択をし、ひもじい日々を過ごしたり、徹底的に添加物を入れてはならぬという思いに駆られてみたが、そうすると、添加物入りの食べ物をいた仕方なく口にするときに、ありがとうの気持ちがなく、これは毒なんだと思って食べるのもなんか違うな。もやもや…となった。

（無添加生活を極めている方々からしたら、添加物入りの食べ物は毒であり、食べ物ですらないというご意見もあるかと思いますが ´д` ;）

結局、食べ物は食べ物なんですよね。
あるだけで、ありがたいこと。
いただくのであれば、ありがたく、感謝していただくのが一番いいと思っています。

振り子のようにあっちに触れて、こっちに振れてとやってみて、食だけでなく、心の学びとなりました。

無添加生活は人間とは何かを再認識する行い

アレルギーがある？
太りやすい？
病気がち？

いくらテクノロジーが進化しても、わたしたち人間の基本は、「身体は食べたもので出来ている」ということ。

薬やサプリで付け足すのではなく、もともとのあなた自身を見直す方が大事。
毎日、あなたは何を口にしていますか。