嫌われることを覚悟する勇気
最近「いい人だ」と言われることが多くなりました。
それが、良くない方向に行きそうな気配があるので、今ここで改めて書いてみます。
〇いい人だ、は苦しくないか?
いい人だ、と周囲に言われること。
それは人に良い印象を与えているので、良いことなのですが、その反面 自分自身を苦しめていることがあります。
アドラーは「人に嫌われたら、あなたが自由に生き始めた証拠」と言いました。
確かに嫌いな人というのは、自分ルールを勝手に作ってます。
"いい人"とばかり評されると、"いい人"の圧力がうっすらかかります。
外からも内からも。
徐々に自由から遠ざかっているように感じます。
だから、ここで一つ、無理をしないでおこう、と決心しました。
〇無理をしない
例えばグループの中で、問題がある人がいれば私はすぐ察知します。
気になります。声をかけたり、フォローしたり。
そういう行為も「いい人だ」の評価につながるようです。
あまりうれしくは思いません。
最近、決めたことがあります。
【人に嫌われないためだけにしようとしていることをやめる 】
無理しているかどうかの境目はここだな、と察知しました。
〇人に嫌われないためだけにしていることをやめる
具体的には、例えば女子会への参加。
以前も書きました。
自分の心は本当はそんなことしたくないのに
これをしなかったら嫌われるからする
ということをやめる。こういう決断をしました。
今週は同僚に、残業の仕事は大丈夫か、声を掛けるのをやめてみました。
その声掛けは、こちらの仕事が増え、にっちもさっちもいかない状況になる可能性が大いにあり、自分を苦しめると予想できたからです。
いい人の評価なんか、ここでは要りません。
自分に余裕がないのに、嫌われないためだけの声掛けはやめよう。
これは本人の課題、と一旦切り離しました。
〇嫌われることを覚悟する勇気
私の人生を変えたアドラー心理学の一冊「嫌われる勇気」
人から嫌われることが一切気にならない人は、そもそもこの本を読んていないとのこと。
私はタイトル通り、嫌われる勇気を持とう!と思いましたが、いきなり持てないし難題だと感じました。
なぜならこれまでの人生で持ってこなかったから。
どうやら、嫌われる勇気には思考の段階があるようです。
今からすることは(〇〇しないということは)
嫌われるだろうな、ということが想像できる。
↓
それでもいいと、決心する。
↓
覚悟を持つ。
↓
嫌われることを改めて覚悟し、その勇気を持つ。
今回ならば、大変そうな同僚にあえて声を掛けない
嫌われるだろうな、でもそれでいいと覚悟する
勇気を持って貫く
これが【嫌われることを覚悟する勇気】、つまり【嫌われる勇気】です。
いい人と言われすぎたら、無理をしていないか、嫌われていいと思っているか、自分を守るために定期的に確認していこうと思います。
本当にありがとうございます😊嬉しくて小躍り!!💖