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プロへの道 〜女パチプロの手記〜 (あとがき)

「角台は出る」という信仰がありまして。
とにかく何がなんでも角台に座りたがる客は多いです。
しかし、それは残念ながら全くのオカルトです。
角台は、両側を人に挟まれず開放的にゆったり打てるので座りやすい。すると、常に人が座っているため端から見ると「出ている」と錯覚してしまうのです。
そりゃ私だって開放的な角台で一日気分良く打ってみたいですよ。しかし、角台の釘が良かった例はほぼありません。
店側の心理で考えてみると納得いくと思います。放っといても客が座ってくれる角台の釘を、わざわざ良くする必要があるでしょうか?寧ろ渋くするのが当然ですよね。
角台信仰の方はカモにならないよう気を付けて下さい。

データカウンタを見て立ち回っている人は多いですが、パチスロならともかく、パチンコでは全く意味の無い行為です。
まぁ現在は天井があるとはいえ、これもパチスロなら有りですが、パチンコの天井狙いには全く旨みはありません。

自分の捨てた台がその後出ていると「悔しい」「ハイエナされた」と思う人も多いようですね。
しかし、パチンコは完全確率。あなたの運を奪われたわけではありません。後に座った人を恨むのは間違いです。捨てた台を気にするのはやめましょう。

持ち玉移動不可の店でない限り、台移動する時は玉も一緒に持って行きましょう。現金投資を少しでも抑える事が勝ちへの近道です。なるべく持ち玉で打ちましょう。

正しい知識の無い人がいきなりプロで喰っていくのは無茶です。特にオカルトから入ってしまうと軌道修正は100%無理です。

コーヒーレディというのは、フロア内でドリンクを売り歩く女性のことです。
メニュー表を持って客の後ろをゆっくり歩き、ドリンクの注文を受けると専用カウンターで作ってから客席まで届けるシステムです。便利なので私もよく注文していました。
女性従業員が兼ねている店もありますが、殆どは外部委託です。なので店の都合で突然撤廃される事はよくありました。そんな厳しい経営状況の店では打たない方が良いです(笑)

趣味の範囲内で楽しいパチンコライフを!
(*´∀`)



1作目 《敗北の記憶》
2作目 《凄腕の証明》
3作目《婆ちゃんの愛》

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