介護職、“いのち”を考える
197本目。ぼくは株式会社いるてと、で介護事業を始めるのですが、24時間の在宅介護を支えようとしています。
もちろん、お看取りのケアもさせていただこうと思っています。
これまでの介護職人生の中でも、そのような仕事をしてきましたが、
自分が業を興すわけなので、より死というものを考えてみようと思います。
死んだら、どうなるの?
鬼滅の刃では、輪廻転生のように、
生まれ変わる姿も描かれていました。
幼児や子供の証言(?)として、
「お母さんを選んで産まれてきたんだよ」
「前は、海の近くに住んでいたんだ」
など、人間の形として誕生する前のことを話す子がいる
という話を聞いたコトがある方もいるかと思います。
これも、ひとりふたりなら、
妄言かしら?とも思えますが、複数人が言っている・・・
ぼくは、小学生低学年のころ
死んだらどうなるんだろう
って考える時期がありました。
「いま、かんがえてるけど、こういうのもできなくなるのかな」
「消えてなくなるのかな」
「てんごく、があるのかな」
子供ながらに考えていた記憶があります。
深刻、、、ではなく、
どうなるんだろう
ってな感じで。
道徳の授業か何かで、
「食事は、いのちをいただいているんですよ」
というような話を聞きました。
お米だって、植物。もとは生きている。
魚も、お肉も、動物。もとは生きている。
他の生き物、自然界はどうなんだろう?
食物連鎖の話を聞いたとき、
自然は、循環しているんだなと気付きました。
シマウマ+ライオン+トラ?
シマウマがライオンに襲われたとして、、、
シマウマのお肉は、ライオンが食べます。
お肉の大半はライオンが食べ終わると、
ハイエナや鳥など、他の動物も食べにくるでしょう。
そのうち、シマウマは死んでしまいます。
骨や骨に残るお肉など、
今度はバクテリアなどの微生物が分解して、
土の養分になったりします。
シマウマのいのち、は終わるけど、
シマウマを構成していたお肉は、ライオンのお腹に入ります。
そのお肉は栄養分として、ライオンの身体を作ります。
そうすると、、、
シマウマ成分が、ライオンの中に浸透する、、、
ような気がしませんか
そのうちライオンも死にます。
その時は、同じように誰かがライオンを食べるでしょうし、
バクテリアも活躍するでしょう。
シマウマ成分が入ったライオンを、
トラが食べたとしたら、
シマウマ+ライオン+トラ になるイメージ(笑)
中学生のころだったか、記憶は定かではないですが、
こんなことを考えてました。
自然界は循環型
植物にしても、
花粉を運ぶために、他の動物に集まってもらえるように、
鮮やかな色だったり、匂いだったりをふりまきます。
そして、蜜を美味しくいただいた虫たちが、
花粉を運んだりして、持ちつ持たれつの関係ができていたりもします。
水はもっとわかりやすいなと思ったのですが、
雨が降って、川や地下水ができて、
海に注いで、蒸発して、雲になる。
そしてまた、雨が降って、、、
この永遠ループを何億年も続けているのが地球。
動物も、植物も、お水も
自然のものは、循環するようにできているという仮説を立てました。
この仮説を立てたのは、
20歳くらいの時だったかしら
循環が自然の摂理、なのかと。
そうすると、冒頭の話に戻るのですが、
いのち、というものだって、
循環していると考えても、それこそ自然な気がします。
科学でわからないことも、まだまだあるんだろうと思っています。
いのち、死
というものも、まだまだ知ったつもりで
なにもわかっちゃいないような。。。
介護の現場でも、不思議なことはあります。
なぜか家族が揃ったときに、息を引き取るとか、
みんなで歌を歌って、表情が緩んだ数分後に息を引き取るとか、、
いのちに触れる介護の仕事をしているからこそ、
ここに向き合いたい気がしている今日この頃でしたとさ(^^♪
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