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読書感想『魔界都市ブルース 妖花の章』※ネタバレ注意
今週読み終わった本は著作菊地秀行のマン・サーチャーシリーズ第一作『魔界都市ブルース 妖花の章』でした。
見るきっかけは戯言シリーズ繋がりで貸していただきました。姫ちゃんのおおよその元ネタ?(姫ちゃんや市井遊馬の元ネタはブギーポップも大きそう)だと戯言内でも軽く言われてましたしね。
初版が1986年ということで、今まで自分が読んできた作品の中でも一層古い作品になります。
しかし、この作品の凄さは
読書感想『掟上今日子の備忘録』※ネタバレ注意
今週読み終わった本は著作西尾維新の忘却探偵シリーズ第一巻『掟上今日子の備忘録』でした!
西尾維新ファンとなって10年近く経とうとしていますが、この作品は一番大衆向け感あって最後に取っておこうと思っていた作品でした。
ドラマも朧気ながら覚えていますね~。中学生だったしそもそもドラマ好きではなくて見ない派なんですが、それでも家族が見ていたのをチラ見していたと思います。
というわけで完全初見で読んだ
読書感想『鬼怒楯岩大吊橋ツキヌの汲めども尽きぬ随筆という題名の小説』※ネタバレ注意
今週読み終わった本は著作西尾維新の『鬼怒楯岩大吊橋ツキヌの汲めども尽きぬ随筆という題名の小説』でした。
今作は群像2023年10月号に掲載されたものに手を加えて出版したものらしく、新作とは言い切れない感じがしますが新作です。
群像という文芸雑誌は存じ上げていなかったのですが、これまた著名な文芸雑誌らしく純文学をメインに扱っているそうで芥川賞が出たりする講談社のなかでもかなり格式の高い雑誌のようで
読書感想『来るべき書物』※ネタバレ注意
今週読み終わった本は前回のユリイカpanpanya特集以来2か月頑張って読んでいたモーリス・ブランショ著作の『来るべき書物』です。
繋がりで言いますと、かなり昔ミシェル・フーコーを二冊読みましたが、そのフーコーさんが大のファンだったということでフーコーを貸してくださった方に借りたものになります。
いや~本当に難解でした。残念ながら二割も理解できたがどうかどうかってところだと思います。時代も違い
読書感想『ソウルドロップ奇音録 メモリアノイズの流転現象』※ネタバレ注意
今週読んだ本は(読み終わって三日くらい経ってしまいました。)著作上遠野浩平のソウルドロップシリーズ第二巻『ソウルドロップ奇音録 メモリアノイズの流転現象』でした。
前作はロボット探偵との凸凹コンビが主人公でしたが、今作は東澱の倅であり、東澱の家から出ていった次男坊のお話でした。
自分では制御できない誰かの過去を見る力を持っている主人公(ブギーポップ・パンドラにも似たような子いましたよね。あっちは
読書感想『ソウルドロップの幽体研究』※ネタバレ注意
今週読んだ本は著作上遠野浩平のソウルドロップシリーズ第一巻『ソウルドロップの幽体研究』でした。
『生命と同等の価値ある物を盗む』怪盗が巻き起こす不審死とそれを追う保険会社の調査員の二人を中心に展開する作品でした。
これ、ペルソナ5のモチーフなんですかね。
それもあって随分と入りやすかったですが、こっちはもっとシリアスですね。
自殺なのか他殺なのか、死んでしまった超人気歌手のみなもと雫。
その追
読書感想『ロード・エルメロイII世の冒険2 彷徨海の魔人(下)』※ネタバレ注意
今週読んだ一冊目の本は『ロード・エルメロイII世の冒険2 彷徨海の魔人(下)』でした。
上巻ではアキラが捕まった瞬間で終わってしまいましたので、今回はそのシーンの詳しい描写からはじまりました。
去り際のサトゥルヌスの轍を踏むなは最近(1年前くらいは最近?)あの絵の解説動画を見たので意味が理解できてうれしかったです。
今作は神を喰った三人の能力が凄まじく、空を歩いた天才雪信とアベレージワンの凛が