言われてみたかった言葉
生まれ変わったらお笑い芸人になりたいとさえ思う今日この頃😂、頻繁にYouTubeを徘徊している。
主に家事をする際に、ビジネス系の動画や漫才やコントなどをバックグラウンド音楽的に流しているのだけれど、今日観たカジサックさんの動画で思いがけず泣いてしまった😭
私は日本を離れて居たので、テレビで活躍されていたキングコングの梶原さんを殆ど知らない。YouTubeの動画も、全部観ている訳ではないが、ご家族が出られている動画がとても微笑ましく素敵なのだ。
今日観たのは、長女・かんなちゃんの誕生日を祝うサプライズパーティーの準備を家族みんなでして、サプライズを決行すると言うもの。
それぞれがかんなちゃんに書いたお手紙を披露するのだけれど、どれもとっても温かい。中でも、”ヨメサック”ことお母さんからのお手紙にグラグラと心を揺さぶられた。(動画の21:20秒過ぎから)
…私も子供の頃に、誰かにこんな事を言われてみたかったな…
涙を流しながらお手紙を読むヨメサックさん。目を潤ませながらお母さんをじっと見つめ、それを聴くかんなちゃん。
私が言われてみたかった言葉が次から次へと繰り出され、涙が溢れ落ちた。
かんなちゃんへの手紙でヨメサックさんは、こんな事を言う。
「ママのじまんのパートナーだよ。」
「…もっとあまえてもいいんだよ。」
「ママの娘にうまれてきてくれてありがとう。かんながママの娘でママは世界で1番しあわせものだよ」
かんなちゃんが泣きながら言う。
「いつもママに怒られっぱなしでダメだなって思ってたんだけど、ママはそんなことないみたいな感じで思っててくれて嬉しかった。」
かんなちゃんがヨメサックさんの気持ちを受け止め理解していると言う事は、大人になってからもずっとずっと、大きなパワーの源になると思う。
愛されている実感、自分が大切な存在である事をこんな風にして持てたら、健全な自己肯定感が備わるのではないだろうか。
私は物心ついた時から、「どうせ私なんか…」と思って生きてきた。
虐待された訳でも何でもないのだけれど、小さい頃から妙に空気を読む子供で、どこで覚えたのか遠慮する事も多かった。
同時に、周囲の期待に応えきれていない事を日々感じていたし、場合によっては何の期待にも値しないのかな?と感じる事もあった。
なので、かんなちゃんへのヨメサックさんの言葉を聴きながら、誰かに「じまんのパートナー」とか、自分が存在する事で「世界で1番のしあわせもの」と言ってもらえるなんて、どんなに素晴らしい事かと思った。
いつだったか飛行機の中で観た「ビリギャル」の映画でもビリギャル・さやかちゃんに対しお母さんが、また山里亮太さんの本「天才はあきらめた」でも、お母さんが山里さんをどんなときでも信じて誇りに思っている事が伝わってくるくだりがあった。
誰かにありのままの自分を受容されていると感じ、信じてもらえていると知っている事が、きっとかんなちゃんの今後に大きく影響するだろう。
以前、カジサックさんご夫妻のご長男・とうじくんにまつわる不思議な話の動画でも、とうじくんのお話に真剣に耳を傾け、自分の考えを押し付けたりしないカジサックさんが印象的だった。
私には子供は居ないけれど、もし居たらこんな風に子供と信頼関係を築き愛情を注げただろうか?と考えてしまった。
カジサックさんとヨメサックさんも、こんな風に育てられたのかな?
小さなお子さんが4人が居られる訳だから、当然動画には映し出されて居ない苦悩や衝突、叱咤もあるだろう。お忙しい中、常にこんな風にお子さんと対話できる訳ではないだろう。
それでも、誰かに信頼され愛され、存在するだけで価値があると感じる事ができる瞬間があるこのご家族の在り方に感動し、少し羨ましくも感じた。
私の場合、子供の頃はそれを言葉で伝えられた記憶は無いし、実感できなかった記憶も無いけれど、親や周りに居た大人たちが大事にしてくれたのは事実。
「無い」に目を向けるのでは無く、「在る」に目を向けていく事にフォーカスしようっと!
aloha & mahalo.
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