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餃子を皮からつくる

うたの日連続出詠の意思表明をしたまさに昨日、23時統合部屋に出しそびれました。もっと動向をチェックしておくべきでした……ぐすんぐすん。午前の部屋に出していた歌は彼方への手紙、ということにさせてください。

友人から、餃子の皮を手づくりするとめっちゃおいしい!と聞いて数ヶ月、やっと実行いたしました。うっかり外で餃子を食べたり、大好きな王将の誘惑に引っ掛かったりしているうちに、こんなに時間が経ってしまった。
日曜日に決行ということで確定し、ただし万一、やる気がなくなったときのために市販の皮も買ってきてもらう。そのへんは餡を無駄にしないぞという用意周到さ。いやふつうにズルでしょう。

ちゃんとやる気を午後まで継続できたので、いざ皮づくりをはじめる。
粉を量って塩、お湯を入れて、そぼろ状になるまで混ぜたら手でこねて15分放置。そのあとは分割して、打ち粉をつけてひたすら36個分を伸ばしていくだけ。「だけ」と言ってしまうとなんだかわりと簡単、に思えるけれど、料理というのは常に予想よりも手間のかかるもの。粉を量るときに小麦粉をボフ!!!と散らしてしまったり、そぼろ状の定義の解釈を迷ってやたらと混ぜたり、餡の量をはりきりすぎてボウルの表面張力(?)にお世話になったり……これはひとりではやっちゃいかん。2人で分担してひと仕事、という感じだったので、家族や友人とパーリナイをしてください。

いざ餡を包みはじめると、市販の皮よりもすごく伸びがよくて、モチモチなのにびっくりした。調子に乗ってむにむにと広げたら穴があいてしまうのですが、ある程度までは伸ばして包める。そのぶん生地がやわらかいから、へにょへにょしがち。そもそも人の手で丸い形に伸ばすのが大変なので、あまり見た目は気にせずにどんどん包んでいく。
餡が余るかと予想していたら逆で、皮が4つ余ったので、焼き鳥缶の中身を包んでみた。ネタバレしておくと、焼き鳥を餃子の皮で包んだんだな、という味がしました。

ホットプレートに餃子がずらっと鎮座する光景は圧巻です。フライパンでまるく仕上げてお皿にポン!も楽しいんだけど、一気に大量に焼けるのと、保温機能で冷めないのがホットプレートの強みですね。
36個、大小さまざまの餃子たち。食べてみると、皮がモッチモチで、焼き目のところはこんがりザクザクで、お、おいしすぎる~~~~!!!
皮づくりの段階では、市販の皮ってすごいよね、これだけ手間かけて微妙だったらかなしいよね、などと疲れた言葉をかけあっていたのですが、一口目にして両目ガン開き。あれよあれよと食べ切ってしまったのでした。もちろんあの値段で皮を売ってくれているメーカーはすごいな、とも再認識。

ちなみに酢醤油にラー油だけだと飽きるので、ポン酢、レモン汁、レモスコなどで味変。レモン汁がとにかく好きで、生野菜のサラダとか、ちょっとこってりしすぎた料理とかにもすぐかけてしまう。
手づくりの皮はボリューム感もあって満腹になりました。餃子を合い挽き肉でつくる家庭もあるらしいのだけど、個人的には豚ひき肉に野菜もたっぷり、生姜を効かせたのが好きです。自作も王○に寄ってますやん……。

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