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駄菓子にときめく

ええ年して……といったい何歳からいわれてしまうのだろうか。もうとっくにそのラインは超えてしまっているかもしれない。
でも、いくつになっても心がきゅんとなるものってありますよね。そのひとつが駄菓子。なんで駄目の「駄」なのか不思議なくらい。(そもそも駄目の駄なんですか?)

駄菓子屋さんはあまり見なくなったけれど、スーパーのお菓子コーナーにずらっと置いてあるし、あとはたまにショッピングモールのなかの一角に駄菓子横丁みたいなところがある。そこだけキラキラしているので、吸いこまれちゃいます。子どもがきゃっきゃ選んでいるところに乱入して申し訳ないんですけど、こちらも静かにきゃっきゃさせていただきます。

なつかしの駄菓子、挙げはじめるときりがないのですが……。
記憶に濃いのは「ポテトフライ」っていう名前の、ひらたいポテトスナック?が4枚入ってるやつ。昔から大好きです。あとは「ヤングドーナツ」とか「きなこ棒」とか。「ココアシガレット」も、タバコっぽくくわえるの楽しかったなあ~。
そして、駄菓子屋じゃなくても売っているけれど「ふ菓子」に親子共々目がない。あの、お麩が黒糖でコーティングされているやつ。伊勢神宮の土産物街にすんごいロングなふ菓子が売っていて、母と一瞬目が合ったのが記憶にあたらしい。夏だったので、持って帰るのはちょいときついよね……の語り合いだった。冬場だったらたぶん買って、ホテルでポッキーゲームを開催していた可能性が高い。

また食べ物のはなしになるとつらつらつらと書いてしまう、わるい癖……!
子どものころは何が駄菓子で何が駄菓子じゃないかよくわかっておらず(今もですが)、おやつはおやつ!な認識だった。
ただ、いま駄菓子と向き合うと、パッケージのレトロな感じとか、量がちょこっとずつなのとか、集めたくなるような魅力がたっぷりなのですよね。お値段もかわいいし……と言い切りたかったが……物価上昇の波にはあらがえないようで、久々に見たチロルチョコの値段にびっくりしたのは秘密。あなた10円くらいじゃなかったか……!? そんなことない!?

小学校の遠足で、おやつは300円まで!っていう決まりがあったけれど、今ってどんな感じなんだろうか。バナナ問題は永遠の課題として、もしかして、500円に値上げされてたりします?(いやな大人の顔)

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