今日は依存症の話は置いておいて、別の話をしたいと思う。

今日私は片想いを諦めた。好きな人を好きでいることを諦めた。もう好きだった人は、自分より遥か遠くの存在になってしまった。

仕事納めの今日。彼女は友達か彼氏かわからないけど、とにかく私ではない誰かと過ごすらしい。今朝から楽しそうに話してくれた。

その瞬間、私はもう彼女が手の届かない存在になってしまったことを感じた。本当は今日差し入れにチョコを渡す予定だったけどそれもやめた。もう好意を寄せる意味が薄くなってしまった。彼女に特別優しくする意味も薄くなってしまった。

本当は好きなのに、でも諦めないといけないなんて、思いもしなかった。これも全部私が普通ではないからだ。

私は脳に欠陥を抱えている。病院の先生からは統合失調症と言われているが、きっとそれだけではなく、私は一般人とはかけ離れた脳を抱えているようだ。

それが良い方向に働いてくれるならまだよい。でも私の場合は、悪い方向に働いてしまった。天才にはなれなかった。ポンコツになってしまった。

脳がおかしいってどういうこと？と思うかもしれないが、これは本当の話なので聞いてほしい。ただこの文章を読んでくれるだけでいい。このnoteを書く前は、自殺相談窓口に電話をするところだった。でも話しても解決しないと思って、このnoteを気晴らしに書くことにした。

私は旧帝大よりワンランク下と巷では言われている大学の大学院まで進学した。将来の夢は研究職でバリバリ働くことだった。実際大学生の時の成績は学年100人中3番目に良いらしかった。そのおかげで大学院まで推薦で行くことができた。

でもそこから私の人生はおかしくなった。どんどん頭が悪くなっていくのだ。勉強は覚えられない。人に説明できない。コミュ力は低下し、誰とも話せなくなった。記憶力は皆無で、大学で専攻していた化学の知識は何も覚えていなかった。「すいへーりーべー」すらわからなくなった。判断力は落ち、車の運転ができなくなった。でもうつではなかった。気持ちが落ちている感はなく、ただ頭がボーっとして働かない感じがした。食欲も睡眠欲もあった。ただ頭の回転だけが急に低下した感じがした。

こんな私だからもちろん大学院の研究はうまくいかなかった。それで精神科に行くと、統合失調症と言われた。確かに私は幻聴のような頭の中？が騒がしい現象が多々あった。だから統合失調症の診断には納得した。ただ今思えば本当に統合失調症なのか怪しいところだ。

その頭の中の騒がしさ以外に、統合失調症らしいところが見当たらない。ただそれよりも頭が悪くなった。思い出したいことを思い出せなくなった。嫌な過去は平気でフラッシュバックするのに。ちなみにアルツハイマーではないと思う。夕食食べたこととかお風呂入ったこととか覚えているし、深夜外を徘徊することもないし。

ちなみに脳梗塞でもない。いちおう脳はCT検査したし、脳梗塞とかだったらろれつが回らないとか、手足がしびれるとか他に症状が出るはずだ。

なぜか頭だけがおかしくなってしまった。大学受験のセンター試験は8割超えで、学校でもそこそこ頭が良いと言われていたのに。今では頭の良さで誰にも勝てる気がしない。なんせ車の運転ができないくらい頭の回転がおかしいのだから。

そしてそのポンコツ脳を抱えたまま、もう5年以上経ってしまった。回復はしない。ずっとアホなまま。原因が全くわからない。病院の先生に話しても疲れているからとか、薬の影響も少しあるかもとか、そんなことばかり。

こんな症状、ほどんどの人が経験したことないから、例えていうと、酒の飲みすぎで酩酊状態になっている感覚が近い。判断力とか落ちるあの感じが、シラフでも起きている。当然車を運転できないは想像できるだろう。

ネットで検索してもこの症状は出てこない。2chも知恵袋も調べた。でもダメだった。誰かこのおかしな状態の原因を解明してくれ。

無職で何もしないならこの状態でもいい。でもそれでは生きていけない。当然仕事をする。それでミスをする。ひどく責められる。直そうと思っても直せない。直し方がわからない。自分の能力の無さに絶望する。そんな時に、そんな状態でも、人を好きになる。でも彼女は私のことを何とも思っていない。そして今日、その状態が辛すぎて、私は彼女を諦めることにした。そして今悲しくて、このnoteを書いている。

私の切実な想い。研究職を目指していたあの頃と同じ頭の良さは求めていない。ただ普通になりたいだけ。ふつうに恋をして、ふつうに結婚して、ふつうに仕事して、そんな生活が当たり前になってほしい。どうして私だけこんな絶望を、試練を、受けないといけないのか。

こんな話のnoteはもう何回目だろう。苦しくて辛い、死にたいと思ったときに毎回noteを書いている気がする。見ている方には変な奴と思われているかもしれない。

この現状がいつまで続くのか。早く楽になりたい。そう考えると、私は死ぬしかないのだろうか。どうしたら私は皆と同じように、小さな幸せを感じることができるのだろう。

正直、もうこの状態が治らないなら、治る見込みが無いならば、私は死ぬしかないと思っている。あまりにも辛すぎる。この文章が遺書になるかもしれない。

ばいばい。皆さんはよいお年を。