名誉革命、フランス革命、アメリカ独立戦争など、欧米諸国は革命、戦争によって国民の人権思想などにたどり着きました。

しかし、日本は革命を経ずに近代化を成し遂げた稀な国家です。なぜそれが可能だったかといえば、「建国の精神（日本の国体）」そのものが「国民すべての幸福」を目的にしているからです。

絶対権力者ではない国家元首が、庶民ひとりひとりを家族のように思ってその幸福を祈る国づくり。

そして日本は、天皇の権威のもと、為政者と庶民が対立するのではなく、一致団結して国家安泰とすべての国民の幸福のために努力することで、多くの国難も乗り越えてきたのです。

「明治維新」は「第二の誕生」とも言うべき改革により、ほんの３０年ほどで、世界でも類を見ない「豊か」で「強い」近代国家になるのです。

「五箇条の御誓文」は、日本の「建国の精神」や「日本の国体」を知る絶好のテーマです。「日本」という国家の「本質」ともいうべき内容なので、最も心を動かして学ぶべき内容だと思います。

日本人としての誇りを感じながらワクワクして学べるような授業づくりにしたいですね。

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