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改めて知る、心の傷の深度

無意識に傷付けられていることって、
その意味がのちに解ったそのタイミングで
恐ろしいほどゾワゾワっと倍以上のショックとともにやってくる。

わたしにはわたしの、生きて来た年数の歴史があって。
相手には相手の、生きて来た年数だけの計り知れない歴史がある。

その中で起きたことも、経験も何もかもが違って当たり前なのに
何故ひとつの物差しで測りたがる人が居るのだろうか。

そういう人って、
『何故そうなのか』『何が原因でそうなのか』
を事細かに聞きたがるくせに、
自分の生きて来た軸を真ん中に置いて、
その人の匙加減で大きく前後するその物差しで
こちらの原因や根源を勝手に計測してくる。

そして、
批判したり、否定したり、指図をしたり、説教したり、
その人のスケールのメモリから少しでも外れた部分を指摘する。

面白いほど同じパターン。


それって、下手をすると
これまで傷付いてきたことを再び否定される二重苦だったりする。

自分の中でようやく乗り越えて、癒えてきた傷も、
まだ治りきらない瘡蓋を剥がされて血が滲んでくるように
さらにそこへ塩を塗されてしまうような
ジンジンと静かに激しく痛むあの感じに似たいたみがぶり返す。


わかってもらいたい、とか思ってもいないのに。

相手が勝手にこちらに対する不服や不満で無理やり聞いてきておいて、
しつこく、こちらが半ば頭に来て話さざるを得ないような煽りを経て、
聞いたら聞いたで瘡蓋剥がし。

「大変だったね。」とか、一瞬の理解を示しておきながら・・・。


うんうん、あるよねー、あるある。

だけどその先の攻撃ともいえぬ無意識の、そしてマイルドな、
モラハラ、パワハラ、マウンティング。

理解してるよー、わかるよー、大変だったねー。


「でもさ。」


ほらきた!
きたきた・・・!!笑


わたしはちょっぴり耳からこぼれて傷つきながらも、
半分自分の意識をそっと閉じて、
目は相手の目をしっっかりと見つめながら、

『あー、腹減ったなぁ…早く話おわんねーかな。』
『そういえば明日はあのドラマの日じゃんね!楽しみ♩』

・・・とか考えながら
過ごせるようになっただけ成長したなぁ、って思う。


わたし、えらい・えらい!
よくやり過ごした!!

せめて、わたしはこんな浅はかな人間にならぬよう、
一人ひとり皆、それぞれに想いがあり、人生があり、歴史がある。
だからこそ尊くて、大変で、苦しくて、そして、面白いんだ。
…って思えるような自分でありたい。


わたしの心の中のトラウマや傷痕が、
こうした無神経な人たちの餌食になるたびに
その傷の深さを思い知る。

痛かったなぁ。今もチクッと、痛いよなぁ・・・

そんな風に、少しずつ向き合いながら癒しながら、
ここまで生きてきたんだから。

だからこれからは、
めいっぱい楽しく生きよう!って
思い切り自分らしく行こう!って
決めたんだもんね。


*・ーーー・*・ーーー・*・ーーー・*


傷つきやすい心って、素晴らしい魂であり
宇宙からの賜物なんだ。

これからも心を磨いて生きていく。

そして、少しでも他の傷ついた心や傷つきやすい魂を
『こっちだよー!』って案内できるような、
そんな人間として生きている間は過ごせたらいいな、と思う。


ここからはじめよう。
ココロの大切さを伝える、わたしにしか出来ない旅を。


そして、直近であった出来事でもあったから
ここに書いて昇華しにきました。


おしまい。


読んでくださってありがとう♡


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