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「愛唄 -約束のナクヒト-」を観て

前から知っていたけど、何となく観てなかった映画、「愛唄 -約束のナクヒト-」をやっと観た。

一言じゃ言えないけど、一言でいうと、凄く素敵な映画だった。

今日は、観ながら感じたこと、考えたことを綴っていこうと思う。

忘れないためにもそうしたいと思う。

余命宣告。

もし自分が普通に生きていて、突然、あと数ヶ月しか命がもたないなんて言われたらどうするんだろう

ものすごく悲しくなって、何もかも嫌になって、その状況から逃げるのかも知れない。

少なくとも、自分がもうすぐ死ぬなんて、家族や友達や恩師には言えないだろうな。

僕は普段、もしもうすぐ死ぬなら何をするか、の問いに対して世界旅行に行くなんて答えてるけど、実際そうなっても旅行なんて行かないと思う。

結局、大切な人たちと一緒にいつもと同じように過ごすのかな。

映画の中で、凪が「特別な日はひとつでいい」みたいなことを言っていたけど、本当にそうだなと思った。

大切な人と離れるのは怖い。

自分が死ぬって考えると、「死」に対しての恐怖はあんまりないけど、いや、ちょっとあるけど、それよりも大切な人と離れ離れになることの方が怖い。

悲しませたくないし、悲しみたくもない。

だから、トオルが大切な人たちに何も言わずに消えようとしたとき、すごく納得できて、自分もそうするかもしれないなと思った。

でも、それって優しさなんかじゃない。

凪の言葉が胸にぐさっと突き刺さった。

優しさってなんだろう。むずかしいな。

「死」って怖くて、自分が惨めで弱く感じる。

でも、その「死」としっかり向き合った人はすごく強いんだなって思った。

優しさって、自分と、相手としっかり向き合った人が持っているものなのかな。

言葉にする意味。

この映画を観て、1番感じたのは自分の気持ちをちゃんと言葉にするって大切なことなんだってこと。

これは最近noteをやっていて、尚更本当に大切なことだなって思う。

どんなに親密で、心で繋がっていると思っていてもちゃんと言葉にしないと伝わらないことがある。

それに、自分にとっては大した言葉じゃなくても、誰かにとっては心に残る言葉になるかもしれない、誰かのためになるかもしれない。

言葉にするときに、字が綺麗とか汚いとか、文章が下手とか上手いとかは関係ないし、もしそうでも想いはちゃんと伝わる。

だから、自分も自分の気持ちをちゃんと言葉にしたいし、自分以外の誰かの言葉もちゃんと受け止めたいと思った。

言葉って大切。

最後に

最後まで読んでくれてありがとうございました。
本当はもうちょっと色々感じたことはあるけど、今日はこれぐらいにします。

良かったなって思ってくれた方はスキと、
これからもnoteやっていくのでフォローしてくれると嬉しいです。

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