染谷 紬

22歳 女。就活、受験、家庭問題、恋愛、広告業界、葬式業界、人材業界etc呟きます。n…

染谷 紬

22歳 女。就活、受験、家庭問題、恋愛、広告業界、葬式業界、人材業界etc呟きます。note初心者です。

最近の記事

左手にココアをもつ妹は、右に座らない。

2人の漫才師がステージに立つ。 そのとき、客席から見て、センターマイクを中心に右にツッコミ、左にボケとなるようで。 理由は単純だ。 日本人の多くが右利きで、ツッコミが相方の頭を叩くときには、右に相方がいるほうが自然と叩けるから。 だからこそ、右にツッコミ、左にボケなのだ。 ただ、これも決まったものではない。だから、頭を叩かずにツッコミをするスタイルの場合は、逆であることも多々。 そして、この「立ち位置」は何も漫才師に限ったことではない。 同級生と、兄と、嫁と、彼

    • 面接官からの「将来どんな人になりたいか?」

      自分が進みたい業界は何か、そんなことを数か月前まで迷っていた自分に、「将来どんな人になりたいか」など毛頭、想像できるわけもなく。 内定が決まった後日の面談で、そんな話を人事にしたら、笑って一言。 「そりゃ、そうだ。」と。 「決まっている人のほうが珍しいよ。」 じゃあ、聞かないでくれ。と心の中でつっこんだものの、では、なぜ聞くのだろう、と疑問をもったままにZoomは終了。 次の面談日、11日後までに、自分の中で答えをだしてみようじゃないか。と考えた。 結果、 「抽

      • 19歳の葬式バイト

        19歳、初めてのバイト先は「葬式場」だった。 身内で葬式を経験したことは1回限りで、また、それも3歳の頃の話だから、覚えてもいない。 そんな職場へ足を運んだ初日は、ひどく緊張した。うっとおしい暑さも、垂れ落ちる汗も、そっちのけで、事務所へと通ずる裏階段を、頼りなく上った。泣いている喪主を目の前にして、上手に接客ができるか不安もあった。 実際には、そんなことはなかったが。 性格が薄情だから、とか、仕事として慣れたから、とかではない。そもそも、葬式場で涙を流す喪主は、少な

        • 私の背中を押す、「34グラムの銀」

          18歳の私にとって、1番たかい買い物は、「シチズンの腕時計」であった。 デパートの1階。黒のストライプスーツを着こなす男性店員が2人。目をあわせぬよう、緊張を隠して店内へ。ショーケースの右から3番目にみつけた。 ソーラー充電だと楽だ。それでいて、ベルト部分はステンレスがいい。うっすらピンクの円に、小さい文字盤。きっかり12時を指して止まったままの針が3本。 即決だったように思う。 いつだったか。電力が足りず針が痙攣した時は。うろたえた。それ以来、晴れた日には腕時計を窓

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          はたらくお父さんの氷は「2個」

          2020年4月7日に緊急事態宣言が発令された。それをきっかけに、「テレワーク推奨」から「原則テレワーク」へと変化。東京では、49%の会社員がテレワークへと移行したそうな。 私のお父さんも例外ではない。 大学生の私よりも、1時間おそい午前8時に起きだす。おもむろに右腕で抱えるものは、重そうな社内用PCだ。階段を降り、一段、一段。そうして、のっそりとリビングを占領しだす。 私の行動範囲は狭まった。とても。 冷蔵庫の中は食い荒らされるようになった。就業時間17:00後のリビ

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          子供に携帯を早く持たせる、ぜったいに。

          大学生活も残り半年あまりの今日は、資源回収日の5日前でもあった。これまでの参考書やらノートやらを紐で縛っていく。 そんな中見つけた、「日記③」と書かれた薄水色のキャンパスノート。中学2年の当時、書道を始めた影響だと思う。いきって筆ペンで書かれたタイトルを1枚めくって中を見た。 「子供に携帯を早く持たせる、ぜったいに。」 ちょっと笑えなかった。 ー 私が中学2年のとき、その頃は子供がガラケーを所有する過渡期だった。だからこそ、各家庭の資金力が露呈する。「携帯をもってい

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          自己分析は「はじめに自己を知ろうとしない」

          就活において、自己分析の「重要性」を語る人はいるけれども、 「方法」を語る人はいない。 自分の部屋でひとり考え込んでみても、 友達に「自分ってどんな人?」と尋ねてみても、 あるいは、Google検索で「自己分析 やり方」なんて検索しても、 ぴんとこない。 そこで、「勝手に身近な人の他己分析をしちゃう」ことを、お勧めしたい。  他己分析するには、対象者を観察 ➜ 対象者の情報があつまる ➜ その情報は自己との「共感」以上に、「違い」に目がいった結果である ➜ 自

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          求める人物像「素直な人」とは

          就活で採用担当が口にする「素直な人」とはどんな人なのだろう。 御社を第一志望と答えない「正直者」か、緊張を前面に出した「人間臭い人」か。あるいは、組織風土に染まりやすい「純白者」か。 こまった。 私が出した答えは「自分の無知を隠さず言葉にできる ”強い人”」だ。 きっと、それは周囲が力を貸したいと思えるから。 一言)企業調べは「有価証券報告書(IR)」「Twitter」「Wantedly」「競合他社のHP」を見ること、その上で、消費者でなく経営者目線で語れるように

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