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世間の情報や他者の価値観に流されない!本や情報を選ぶポイント

みなさんは、何かの知識を身につけたい!と思ったとき、

どのような方法で知識を得ようと考えますか?

例えば、

あのセミナー講師、有名だし受講してみよう!
電車の中吊り広告の本がきになるー!
「この本いいよー!」と薦めもあったことだし、読んでみるか!

私達の周りには、とにかく数多くの情報が出回っていますよね。

とはいうものの、手当たり次第、とにかくいろんな本や情報を読みあさっていくうちに、

「何がいいのか」「何が正しいのか?」と、

だんだん混乱してきたりもして、

挙句の果てには、自分にとって必要な知識って何だっけ?!何を学ぼうとしてたっけ?!なんて、

自分が求めていた情報、欲しいと思っていた知識は何だったのか、

わからなくなってしまった経験のある人も、いらっしゃるのではないでしょうか?


今回は、心理学の本や情報をはじめ、あらゆる分野での本や情報を取捨選択するポイントをお話します。


本や情報にも人それぞれ好みがある

私たちには、人それぞれ文章の好みや考え方に相違があり、

これまでの経験や価値観、私たち各々が持つ個性によっても、書かれている文章の捉え方が変わってきます。

そのため、

一概に「この本!」「この情報!」とご紹介することは、難しいと思っているのと、

誰かに薦められたから読むのではなく、自分が必要だと感じた情報を選ぶ力を養っていくことが、非常に大切だと考えています。

そこで、本や情報を「選ぶポイント」と「選ばないポイント」をお伝えします。


【選ぶポイント】

◆心理学の場合
臨床心理士、公認心理士など、心理の専門職に就ける資格を保有している方が書いたもの

心理学を勉強していない人でも理解できる内容で、分かりやすく解説されているもの

カウンセリング経験が豊富な方が書いたもの


◆どの分野でも
分かりやすい(腑に落ちやすい)知識や情報が書かれたもの

・筆者の感情、もしくは潜在意識で思っていること、いわゆる筆者の価値観が強すぎないもの

・書かれている内容に納得したり、共感できるもの

・読んでいて心地いいと感じられるもの


【選ばないポイント】

◆心理学の場合
テクニック重視で、心理学要素の少ないもの

ビジネスでカウンセリングを行なっている方が書いたと感じるもの

臨床心理士、公認心理士など、心理の専門職に就ける資格を保有していない方が書いたもの


◆どの分野でも
・筆者の感情もしくは潜在意識で思っていること、いわゆる筆者の価値観が強すぎるもの

・結局、筆者は「何を伝えたいのだろう?」と、筆者の言いたいことがまとまっていないもの

・書かれている情報や内容が腑に落ちないもの

・読んでいて違和感や不快感を持ってしまうもの


フィーリングを大切にしよう!

世の中には、ありとあらゆる情報や本がたくさんあり、様々な情報に溢れかえってますよね!

「あっ!この本なんだか良さそう♡」と思って、いざ読み進めていく中で、

「…。なんだろう?!理由はわからないんだけど、なーんかしっくりこないし、胸がつっかえたような気持ちになる…」

など、少しでも違和感や不快感を持ったときは、その本や情報は無理して読まなくていいです!

むしろ、読まないでください♡


少しでも違和感や不快感を持つというのは、

潜在意識(無意識の領域)から何かしらのメッセージとなります。


フィーリングを無視すると…?

この違和感や不快感を無視し続けてしまうと、何が起きるのか。

外部や他者からの情報を収集したり採用することの優先度が高くなり、本当に自分が望むことや、欲しいものは何か判断できなくなっていきます。

その結果、自分を無視して蔑ろに扱う癖がつきやすくなってしまうのです。

逆に言えば、自分の得たい情報を取捨選択していくことを重ねていくことで、自分が求めているものが感覚的に解るようになるのと同時に、

外部や他者からの情報に巻き込まれることなく、ブレずに「本来の自分」を常に認識できるようになります。

たかが、

「本を選ぶ」「見聞きする情報を選ぶ」に過ぎませんが、

されど、

「自分が選んで取得する本や情報」ということを、頭の片隅に留めておいていただけたら幸いです。


自分が求めて選んだ本や情報は大きな財産になる

普段、何気なく読んでいる本や見聞きして触れている情報も、

「この情報は、本当に自分にとって必要な情報なのか」

「本当に自分が欲しいと思っている情報なのか」と問いかけてみると、

実は、見聞きしたくない、触れたくない情報であったり、

あるいは、自分を高めようと無理をして焦っているから必要としている情報だったりします。

というのも、

私たちは「見たくない」と思っているものほど、つい気になってしまい「見たい」気持ちが増してしまうことってありますよね。

これは、情報を恐れる気持ちを回避するために、無意識に確認したくなったり、「見ないこと」で自分の何かを奪われてしまうのでは…と無意識に不安になることから、

意思(顕在意識)とは逆の「見たい」という気持ちが生まれます。

また昨今、話題になっている「資格ビジネス」といわれるものは、広告宣伝などを通じて、

「あなたにはスキルアップが必要ですよ!」と、無意識のうちに潜在意識の情報(価値観)を書き換えられてしまい、不足感から焦らせることで成り立っていたりします。

このように、私たちは無意識のうちに、外部や他者の情報に躍らされてしまっているんですね…!


冒頭でもお話しましたが、

「誰かが読んでいる」「誰かのお薦めだから」「この知識を得るためにはこれが必要だから」と

他者の評価や価値観に流されるのではなく、

自分の感じるフィーリングをしっかりと観てあげながら、

本当に「欲しい」「必要」と感じる本や情報を、ぜひ自分のために妥協せず選んであげてくださいね♡

自分が納得し満足できる本や情報を選んで、そこから得た知識や価値観は、今後の人生において、とても大きな財産となりますよ!


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