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Mamaizmの独り言 (b-labへ行ってみた)

(今日のMamaizm)
気がつけば前回の投稿から一週間経過。。怒涛の一週間だったのです。仕事だけならできることも、流石に生後半年のベビーが家にいると夜中のミルク対応で夫婦共々睡眠不足www
これは、経験しないと伝わらない極限の眠さ!
投稿より睡眠時間を強制的に身体が優先していました。とはいえ、毎日成長する末っ子次男の可愛さには敵いません。お餅のようなホッペに癒されたので、やっと通常運行の生活に戻れたかな?

◆b-labへ行ってきました

私は、11月から認定NPO法人カタリバにジョインしています。愛媛県にいることもあり、業務委託という形でフルコミットさせて頂いています。今回の出張では、カタリバの事業の一つである文京区にあるb-labにお邪魔してきました!

◆b-lab(ビーラボ)とは?

「b-lab(ビーラボ)」とは、2015年4月にオープンした
教育センター(複合施設)の中にある区内初の中高生向け施設です。
b-labは、いつでも、なんでも挑戦できる中高生の秘密基地です。

公式HPより https://b-lab.tokyo/about

◆田舎者には衝撃的な空間

お邪魔した時間帯は、午前中。利用する中高生はあまりいない時間帯でした。興奮しすぎて質問攻めになってしまったにも関わらず、笑顔で丁寧に説明をしてくださったマッキーさんには感謝です。
何に驚いたかというと、入り口から外観が本当におしゃれなんです。もうそれだけて衝撃です。愛媛県で中高生が集まれる場所を想像しながら館内へ。

文京区教育センター内に併設されています

◆利用者が時間の過ごし方を幅広く選択できる場所

1階の入り口に入った瞬間から質問が止まらなくなった理由は、まず、利用する生徒が自分のやりたいことを選択できる施設、機材、道具が充実している点です。中高生にとって魅力的な施設であることは視覚的にすぐ分かります。

例えば。。。

ダンスや演劇のできるホール、屋外のプレイヤード、静かに学習できる研修室、最新のiPadやSwicthそして3Dプリンター、更に予約殺到の本格的な音楽スタジオ等!
文京区の偉い人⇦言い方(笑)と協議を重ねて、東京都文京区在住・在学の中高生は「全て」無料で利用できるんだとか!

防音もバッチリ!

施設が充実しているだけではなく、カタリバで大切にしている、利用者とスタッフ(大学生スタッフ含)とのナナメの関係は、お互いの信頼関係を構築するだけでなく、家族にも言えない本音をポロッと言えちゃう環境があるそうです。

◆是非、読んでみて↓

b-labの安心安全なマッチングシステムって、すごいんですよ!というリアルな声をまとめられている記事はこちら↓

◆中高生が主役で活躍できる仕掛け

子ども達の探究心を高める仕掛けが散りばめられいる点もすごく勉強になりました。初めは「ただ施設を利用する」→「スタッフやb-labに来ている利用者との交流する」→「対話を通して自分の得意なこと興味のあることに気づき始める」→「ちょっとチャレンジしてみようかなっと思うようになる」→「施設内で自分で企画したイベントの実現に向けてスタッフと一緒に準備、集客、実施までやってみる」→「やってみたら、やれるじゃん!自信に繋がる」

良いサイクルだな〜利用者全員が主役でいられるじゃん!

やはり、施設の入口から利用者の様子を観察して、丁寧な対話や関わり方をしているからこそできる技だなっと実感しました。
これが学校現場だと、一人ひとり十分な対話がしたくてもなかなか出来ないわけです。こんなサードプレイスがあると生徒の色んな側面がみられるだろうにな〜

◆フリーペーパーだって生徒主体で

定期的に発行しているフリーペーパー"cha!cha!cha!"。有志を募ってデザインや内容まで中高生がやっているそう。(もちろん、スタッフのサポートも)
インタビュー記事もあるのですが、偉い人に会いたいから文京区長との対面インタビューが実現したのだとか。探究しているな〜

東京都文京区全ての中学・高校に配布されるんだって

◆まとめ

いくら良い施設であっても、場所の提供だけだと子ども達の持っている良さを引き出すクリエイティブなアイディアは生まれてこないな〜と感じつつ、大人がしれーっと(でも必死に面白がって考えている)仕掛けた学びの階段を登っている子ども達がいることに感銘を受けました。(もちろん現場ならではの悩みもある)

残念なことに、こうゆう教育費ってなかなか、、、ね?
無料で利用できるって中高生にとっては学びを続ける一つの場所としてありがたいだろうなと。

十分な教育を、、、とイメージするとまだまだ家庭負担が多い地域の方が、、、。10代の若者が、育った環境に関係なく等しい教育を受けられる日がくるように私ももっと学ばなくては。

子ども達は直感的に大人の考えを読み取る力に長けているから、安心安全な場であることは大前提で、教育センターの中にあるから専門的な知識や状況を共有しやすい点も保護者目線ではありがたい。

先日、教育の多様性について書いたけれど、中高生の秘密基地b-labの可能性はまだまだ広がっていくだろうなっと、勝手に夢みている私。(笑)
愛媛にもこんな場所が欲しいな。誰か一緒に作ります?

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