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「壁と自分」

生き方は

柳のように

しなやかに

紅心大根


そのようでありたいと

彼女は言った

だけど全然

できていないと呟いた


モラハラを受けたひとに

自宅まで行き

起きたことと自分のきもちを伝えたが

「今まで私はこれで生きてきた」と一蹴された


もうダメだ…

とあきらめて

早々にその場を去って

私に伝えた


悪意はない

だけど気持ちがあわさらない

お互いがお互いを

理解できない


壁がある

高くそびえ立っている

それを乗り越えるかどうかは

自分次第


太極拳は続けたいから

遠い別のクラスに行こうかなと

でも出会った他のみんなに

会えなくなるのはさみしいみたい


図書館で

詩集を借りてきて

ひとつの言葉が刺さった

しなやかさ


彼女達を受け入れられる

心の余裕があれば…

だけどできなくて

葛藤してる







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