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島のために私は何ができるか。 本島さかな部の立ち上げ&運営 #1

こんにちは。最近はこのさかな部のことで頭がいっぱいなので
突然ですが、今回は、私が住んでいる島〈本島〉で
島おこしのために取り組んでいること〈本島さかな部〉のことを
紹介します。

きっかけは島に若い人を呼び込みたい!

本島では少子高齢化が非常に進んでます。
280人の方々が島で住んでいるものの、保育&幼稚園児は2人。
小中学校は約10人の生徒。20代は4人。30代も10人程度。と若い方が
とにかく少ないです。
その上、本島で観光するところといえば、古い町並みや史跡、神社仏閣がメインとなってるので、観光客の方々も年齢層が高いです。

そういった現状をふまえ、20代の私から見ると
島に活気&認知度を上げるためには
島民&観光客を含め、島で滞留している人々の年齢層を上げたい。
若い方々がまずは島に訪れてほしい。島で遊んでほしい。
島で長期滞在をしてほしい。いずれは移住してほしい。

どうしたら、島に来てくれるだろうか。

この島の特徴といえば
唯一の産業〈漁業〉

島の人口の3分の1は漁師さんと言われていて
四季折々様々な魚介が数多く獲れます。

この実態を何とか活用できないかな。
島の漁師さんと何かできないかな。

と考えた結果、、、

魚をさばくってことって、誰かに教えてもらわないと
できないことやん!
獲れたての魚をさばいて、それをすぐに食べる。って
島でしかできないやん。
と思い
〈本島さかな部〉という団体を作り、そこで
捌き方教室&新鮮な魚を振舞おう!
となりました。

本島さかな部の活動内容

第一回目は
〈魚のやさしいさばき方&魚パーティー〉という名で
屋外イベントをしました。(当時はコロナ禍前)
島の漁師さんに声をかけ、たくさんの漁師さんにお手伝いいただきました。
生け簀を持ってきてくれて、漁で獲った魚を、お客さんの前で生け簀に入れる。そう、生きた魚をまじかで見れて、魚を触らせてくれます。
子供達は大喜び。
自分でもこんなに子供達が喜ぶとはビックリでした。

子供が魚と触れ合っている時間に
大人は漁師さんに魚のさばき方を教えてもらってます。
初めてでも安心。だってお客さん、みんな初めてだから!

捌いた後は、お待ちかねのお食事タイム。

刺身にして食べたり、BBQしたり、島のお母さんが作ってくれた郷土料理も
味わえます。

運よく、地方のテレビ局に取材していただきました。

https://www.youtube.com/watch?v=f-k4rVH2sRI&t=16s

↑良かったらご覧ください。

イベントをして見えた可能性

そういえば、魚って島では普通に新鮮なものを食べることができるけど
本土に行くと、なかなか食べることは難しい。

ましてや、大人も子供もさばいていない魚を食べることなんで
学校で教えてもらってないので、できない。

生きている魚も、水族館に行かなくては見れない。

そういえば、この本島さかな部で提供している価値って
けっこう希少なのでは。。。

と気づきました。

合わせて、漁師さんたちが魚の魅力を直接伝えることで
子供達は魚に対して親近感を覚え
いま、問題となっている〈魚食文化の衰退〉も食い止めることができるのではないか!

島に親子連れがこのイベントに来てくれて
・本島のこと
・魚のこと
・本島に住んでいる人のこと

を一度に知ってもらえる、めっちゃいい機会なのでは。

漁師さんもしっかりと魚の魅力を伝えているので
魚自体の価値も上がっていきます。
将来的にはブランド化するのが夢です。

本島さかな部を創立して1年半ぐらい経ちましたが
コロナ禍を乗り越え、現在新たに再始動しております。

2020年はコロナ禍でイベントがコンスタントにできなかったので
主要メンバーでYouTubeを始めました。

https://www.youtube.com/channel/UCYMZIC7uaMpPH9WiASczVQQ

私はマネージャーとして
企画や事務仕事、広報などと裏方をやってます。

今は1ヶ月後に、本土の大きな施設で
本島さかな部のことをPRできるとってもいい機会を頂いたので
その準備で日々追われてますが
こういう形で本島を知ってもらえて、島に足を運んでもらえる。
少しずつだけど、前に前に進めているかな。

本島さかな部について
ざっとしか紹介できてないので
また続きをいくつか紹介したいと考えます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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