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2月の読書録

・相変わらず自分用健忘録
・関係なしの独り言度高し
・なので、なんの参考にもなりません
・時々感想のような感想じゃないような
・ネタバレあったりなかったり
・引用のあらすじは主にAmazon様から拝借

心がなけれけば幸いだ  if you don't have a heart ,you are very lucky.

企画者が友人知人に執筆を依頼し集まった原稿が並ぶ、「離婚」についてのアンソロジー。
SAME OLD SERENADEによる刊行第一弾。

企画者が離婚経験のある友人知人(一部例外あり)に執筆を依頼し集まった、離婚をテーマにした短編集。 離婚というある種負の出来事についての話ばかりのはずが、読んだ後には出会いと別れの豊かさに感じ入る一冊。

YouTubeで紹介されていて、なんだか気になって。
地元の書店には絶対売っていないZINE的な冊子。

こういう本が置いてある、ちょっとした雑貨屋兼書店兼喫茶店、徒歩圏内に欲しい(欲しい)
毎日通う。お財布握りしめて通う(何の願望?)
普段はオフで1冊100円~の質素生活だけど、これは贅沢な買い物をしてしまった貴重な1冊。

祝福の子供(まさきとしか)

虐待を疑われ最愛の娘と離れて暮らす柳宝子。私は母親失格――。悩み続けたある日、二十年前に死んだはずの父親の遺体が発見される。遺品には娘への手紙と猟奇事件の切抜き記事。父の過去を探り事件を追う宝子だったがそれが愛する家族の決死の噓を暴くことに。父の手紙の意味は? 母が犯した罪とは? 愛に惑う〝元子供たち〟を描く感動ミステリ。

常設展示室(原田マハ)

ゴッホ、ピカソ、フェルメール。

6枚の絵画と人生が交差する傑作短編集。

いつか終わる恋をしていた私。不意の病で人生の選択を迫られた娘。忘れられないあの人の記憶を胸に秘めてきた彼女。運命に悩みながら美術館を訪れた人々の未来を、一枚の絵が切り開いてくれた――。

足を運べばいつでも会える常設展は、今日もあなたを待っている。

ピカソ、フェルメール、ラファエロ、ゴッホ、マティス、東山魁夷……実在する6枚の絵画が物語を彩る、極上のアート短編小説集。

それぞれの話にでてくる絵画を検索したくなる作品。6篇の短編で、微妙につながっているお話もあり。

「デルフトの願望」の話がいちばん好きかな。

話に出てくる隅田川は、なんとなく東京にいた時、割と身近にあった川だから勝手に親近感。
私がいた頃はスカイツリーはまだ建設中だった。
毎日通勤で地下鉄の押上駅で乗り換えをしていたけど、結局一回も地上に出ることなく、その後駅名が「スカイツリー前」に変わる頃には田舎に舞い戻っていた。

デルフトの願望一切関係ないけど、、、、(私の思い出はね)

https://paradjanov.biz/japan/baroque/662/

泳ぐのに、安全でも適切でもありません(江國香織)

愛を通して人生を切りとる傑作短篇集。

安全でも適切でもない人生の中で、愛にだけは躊躇わない―あるいは躊躇わなかった――10人の女たち。愛することの喜び、苦悩、不毛……。第15回山本周五郎賞受賞の傑作短篇集。(解説・山田詠美)

題名と装丁の絵に惹かれて。
不思議なのは、約20年ほど前に書かれた作品だけど、何故だかつい最近の作品と言われてもおかしくないような、なんだか不思議な時代背景を感じない作風。いや、時代を感じさせる描写はあるのだろうけれど、ただ私がそう感じ無かっただけかも。理由は分からない。

2002年て何年前?(22年前や)

ジャックナイフ・ガール(深町秋生)

20XX年、震災によって荒廃した東北をひとりの少女が爆走する。

稀代の不良・桐崎マヤ――ナイフを常に持ち歩き、目的のためなら手荒い行為もいとわない、通称“切り裂き”マヤ。

時に大麻を収穫すべく舎弟を連れて隣県まで乗り込み、時に強盗放火殺人の容疑をかけられながら真犯人を追いかけ……。

無慈悲な世界を舞台にした連作短編集が、深町秋生デビュー20周年を記念して装いを新たに再臨!

数年前に読んだ「果てしなき渇き」が結構な衝撃本だった記憶がいつまでも残っている。そう言いながら、細かい内容はうろ覚えなのだが。

合わせて、映画化された「渇き。」が原作に忠実だったか覚えていないが、そちらも何回か見ていて印象的だったから、ますます記憶の中で原作とごっちゃになってる感があるまま、数年経ち「また読んでみようかなあ」と思っていたタイミングで、なぜかたまたま同作者のこの作品に遭遇。

これは読まざるを得ない。だいぶ設定バイオレンスパラレルだけど。
まさにジャックナイフガール、、、、なんだかガールというより貫禄すごいから、とてもガールと呼んではいけない気がするけど。

なんだろう、絶対にない世界とは言い難い世界が描かれていて、そう言う意味でもちょっと現実的に怖かった。

5時過ぎランチ(羽田圭介)

それは夕食なのでは。

ヤバい仕事の後は腹が減る。
でも、食べたい時間に食べられない!
食欲のリズムとあわない、
コントロール不能な現実世界。

ヤクザから洗車を依頼された車のトランク付近に血痕を見つけてしまったガソリンスタンドの女性アルバイト(「グリーン・ゾーン」)
小麦アレルギー持ちの殺し屋(「内なる殺人者」)
国家権力を敵に回した写真週刊誌の女性編集者(「誰が為の昼食」)
食べるための仕事に従事することで、食べる暇もなくなっている男女を描く、3つの物語。

短編で、微妙につながっている感もあるんだけど、途中から「これ短編じゃなくて長編ミステリーくらいのボリュームじゃ、、、、」と錯覚しちゃうんだけど、続き、無いよね???

殺し屋に共感は出来ないけれど、アレルギーを持つものの生活の不便、悩みなども少し描かれていて、私はそこまで敏感じゃないけれど、そこはすごーく共感できる。
スーパーで米粉を買って「売れているんですから、仕入れ止めないでくださいね」的なアピールを地道にするとこなんか、いつもたまに行くスーパーでとける豆腐チーズを買う私の心情にまるごと当てはまるし。
需要あるんですから切らさないでね、はほんと切実な願い。ことごとく無くなっていったり減っていくからね。。。。
むしろ、あらすじに「小麦アレルギー持ちの殺し屋」という記述があったから、目に留まった一冊(私は今のところ小麦は大丈夫です:しらん)

マッチング(内田英治)

ウェディングプランナーの仕事が充実している一方、恋愛に奥手な輪花は、同僚に勧められ、渋々マッチングアプリに登録。この日を境に生活が一変する。マッチングした吐夢と待ち合わせると、現れたのはプロフィールとは別人のように暗い男。恐怖を感じた輪花は、取引先でマッチングアプリ運営会社のプログラマー影山に助けを求めることに。

同じ頃、“アプリ婚“した夫婦が惨殺される悲惨な事件が連続して発生。輪花を取り巻く人物たちの“本当の顔“が次々に明かされ、事件の魔の手が輪花に迫るのだった。誰が味方で、誰が敵なのか――。出会いに隠された恐怖を描く新感覚サスペンス・スリラー!

絶賛映画公開中の作品。

映画を観たい訳ではなかったんだけど、何故か原作が気になって。
なんとなく想像していた通りではあったけど、終わり方がそういう終わり方かあ、、、これは、何エンドになるの?
ハッピー、、、、ではないけど、知らなければハッピー???いやいや、、、その前に不幸になりすぎてるし、、、、うーーーん。

映画の終わり方気になる(結局観るのだろうか)

いろいろな本を読みたいし、今まで読んだ本で読み返したい本もある
新作の映画も観たいし、懐かしい映画も観返したい。
時間は足りないし、お金も足りない。

いつか全部できる時が来るのだろうか…..
いや、全部は贅沢過ぎるな。

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