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メモ:犬と共にアメリカから帰国する

このメモはあくまでも私の経験談です。虚偽の経験を書いてはいませんが、ケース・バイ・ケースであることをご承知おきください。 2022年10月頃 9歳になったばかりの飼い犬を連れて日本に帰ることを考え始める。連れて帰れないなら、帰らないつもりだったので、この時点では帰国するか(できるか)イマイチよくわからない。犬を連れて帰国した例はたくさんあるが、うちの犬の場合、いくつか好ましくない条件がある。 私が住んでいる地域(リノ)は都会ではなく、一番近くの大きな都市(サンフランシス

    • アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その28

      紆余曲折あったが、あとは着工を待つばかり。ではなく!着工金を振り込まねば。海外送金になってしまうからタイミングがちょっと難しいけど、丸1日くらい見ておけば届くみたい。上棟のときにも上棟金を同じように振りこむ。完成したら引渡し前に残金を振り込む。これは日本に帰ってから。ちなみに、海外に住んでいる人には日本の銀行はお金を貸してくれない。けち! それから、家の登記は日本に帰って住民票を作ってから、ということに。 あとはなんだろうな?秀光ビルドの場合は電気関係の打ち合わせは着工から上

      • アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その27

        そしていよいよとても心配な地盤検査。いやな予感は的中。地盤悪い。まぁ、地盤悪い地域だからね。地盤改良費は60万円ほど。建坪15坪ほどだから結構高いよね。サクラコラム工法っていう柱状工法。コスパよさげ。 まぁ、これは想定内。むしろこの程度で済んでよかったのかも。 んが、ちょっとサプライズが。いやなほうのね。突然、造成工事が必要だと言われる。もともとは「残土が少し出そうなので、残土処理代が少しかかりそう」という話だったのだが、当初の見積もりより多い残土が出そうで、基礎屋さんでは対

        • アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その26

          土地の決済の準備は4月末に終わっていたのだが、決済日は思ったより遅くなる。6月14日だったかな?司法書士さんから直電で購入意思を確認された。不思議な儀式だ。でもまぁ滞りなく。 これで確定測量の図面がいただけた。東西方向の長さが思ってたよりも少し長いことがわかった。ので、その図面を秀光ビルドに渡し、配置図を更新してもらう。もともとの私からの要望は「できるだけ西に寄せて」だったので、そのように更新されるものだと思いきや。更新された図面はそのようになっていなかったので、営業に連絡。

        メモ:犬と共にアメリカから帰国する

        • アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その28

        • アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その27

        • アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その26

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その25

          着工までの3か月間、現場監督さんとやりとりしたあれこれ。 滑り出し窓とテラスドアの網戸をなしにしてもらった。だって網戸が部屋側に付くとかちょっといやだもの。 床下点検口の位置、変更料金10万円払えば、洋室のクロゼットの中にできないこともないらしいが、メンテナンス性を考えるとやっぱり洗面室に作ったほうがいいそうな。ま、それもそうやね。 クロゼットの奥行きが深いので、クロゼットの枕棚を深型に変えてもらう。で、ハンガーパイプも扉側から30cmのところにつけてもらう。これがデフ

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その25

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その24

          土地を仲介してくれている不動産屋さんから、「宣誓供述書」の日本語版が来る。アメリカには住民票というシステムがないので、「私はここに住んでいるのよ!ほんとよ!」っていう書類。自分で訳して近所の Notary Public (公証人)の家に行ってサインやらスタンプをもらう。3者打ち合わせの翌日とかそんくらいにだったかな?それをスキャンして不動屋さんに送って内容を確認していただく。Notary Public のおばさん、なんか余計なことをあれこれ書いてくれちゃったので、その日本語訳

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その24

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その23

          さて、土地土地。 そういえば、再契約と3者打ち合わせの間に土地に関してひとつやっかいな事案があった。土地の正面がゴミ収集所になっているのが発覚したのだ。これはかなりショックでどうしたもんかとGoogleと戯れていると、民事訴訟だのなんだのおっかない事案が散見される。やばい。どないしょう。不動産屋さんに相談したり、秀光ビルドの営業に相談したり、市役所に相談したり、両親に相談したり。結局両親が一番頼りになった。父が自治会長さんと知り合いだったので、直接交渉で穏便にゴミ収集所を移動

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その23

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その22

          迷いや悩みを乗り越えて仕様をすべて決定するも、3者打ち合わせの直前に妻飾りとポーチ飾りの見積もりが来る。たっか。8万円の予算をとっていたが、なんと実際の見積もりは約20万円。実は妻飾りについては迷い始めていた。あまりにベタだし、メンテがあるらしい。というわけで、この際やめてしまおうか…とか考えながら、いざ3者打ち合わせ。 現場監督さんとは初顔合わせ。優しそう、かつ Detail Oriented な印象のお兄さん。よき。 打ち合わせ中に「妻飾りやっぱりやめたいなぁ」と言ったら

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その22

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その21

          そして仕様打ち合わせに入る。 なんでも秀光ビルドルールでは、契約からぴったり4週間後に3者打ち合わせなるものがあり、そのときまでにすべての仕様を決定しないといけないんだそうだ。前述の通り、私は「再契約」なるものをしたが、4週間は最初の契約日から数えるそうで、賞味3週間ちょっとしかない。ちなみに3者打ち合わせの3者は「施主、営業、現場監督」の3者とのこと。 そんなわけで、仕様はとっとと決めていかねばならぬのだが、それにしてもけっこう迷っちゃうね。はじめは「コレ一択でしょう?」と

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その21

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、工事編その6

          退職準備やら、引っ越し準備をしているうちに、あっという間に3週間がすぎる。外壁工事も無事完了。まだ足場が付いている状態の写真しか見ていないけど悪くない。外壁とは直接関係ないが、ベランダのところのテラスドアをもう少し高くすればよかったな。(外壁を貼った写真を見たら、かなり離れたところから見てもテラスドアがほとんど見えないことが分かった。)ま、しゃあない。 現場監督さんによると、エアコンの設置ははしごでできるから足場はいらないんだそうだ。で、外構工事の後、ということになった。(外

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、工事編その6

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その20

          翌日、タイルデッキの返事が来たのだが、想定外の展開に。 なんと設計部門が単純に間違えたんだそうだ。「タイルデッキは施工面積に含まれない」が正解なんだそうだ。えぇぇぇ?そんな間違いするの?ま、私としては願ったりかなったりなんだが。(営業さんによれば、設計部はけっこう怒られてたらしい。) そして、なんと「再契約」なるものをしないといけないことに。これはたぶんレア事案。再契約は営業さんが両親の家に出向いてくださった。ハウスメーカー側のミスだから「も一回来社して!」とは言いにくいんだ

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その20

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、工事編その5

          上棟からかれこれ10日。屋根が葺かれ、防水紙が貼られ、断熱材が吹かれ、順調に工事が進んでいる。秀光ビルドは検査ごとにちゃんとちゃんと写真をアップロードしてくれる。今どきどこのハウスメーカーもそんなものなのかもしれないが、とんでもないリモートな私にはとてもありがたいサービス。 今週から外壁工事が始まるらしい。外壁の色が実はかなり不安なので見たいような見たくないような。 そういえばエアコン。エアコンも秀光ビルドにお願いしてあるが、工事はいつなんだろうか?足場を外す前にしたほうが都

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、工事編その5

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その19

          契約は若い二級建築士のお姉さんが進めていたのだが、私の「聞いてませんが」の爆弾発言により、少し年上の一級建築士のお姉さんが登場。数分の話し合いの上「梁などは変更できないが、柱は耐震2~3相当の量を入れます」ということになった。まぁいいか。その他は特筆すべきことはなく、契約完了。 さて、契約終了後、あらためて契約書にじっくり目を通す。特に金額。一体何のオプションがそんなに高かったのか?どんなに見てもそんな高額オプションはない。そしてやっと気づく。どういうわけか、施工面積が増えて

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その19

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、工事編その4

          お盆明けに基礎の型が外され、土台が施工される。23日頃、出来型検査と土台検査がされたもよう。どちらも問題なし。 29日、予定通り上棟。上棟式はなしだが、ご祝儀だけは父と相談の上用意した。現場監督入れて7人態勢だったらしい。思ったより人数少ない。クレーン1人、トラックドライバー1人、現場監督1人、大工さん4人?まぁ、小さい家だからかな。夕方までにゴムアスルーフィングが終わった模様。これで多少の雨が降っても大丈夫。そして姉が上棟検査に立ち会ってくれて、写真を送ってくれた。頼りにな

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、工事編その4

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その18

          さて秀光ビルド契約日当日。予定の15分ほど前に営業殿から契約図面・見積もりなどなど書類一式がメールで届く。きちんと確認する時間もなかったが、「あれ?契約金こんなに高いんだっけ?」とは思い、オプション費用の項目をざっと見るも、すべて認識通り。「私の勘違いだったのか?」ということにしていざ契約。両親に秀光ビルドの事務所に行ってもらってZoomごしに契約をすすめる。 契約書面を進めていく中でひとつ気に入らないことがあった。営業が「うち、耐力壁厳しいんです」と打ち合わせ初期にのたまっ

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その18

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、工事編その3

          8月4日、配筋検査。姉上が立ち会ってくれた。検査も姉チェックも無事終了。配筋の間隔は基本的に20cmの模様。建築基準法(?)では30cm以下らしい。とはいえ、間隔が狭すぎるとコンクリートの接着が悪いので、狭けりゃいい、ってもんでもないらしい。数日後、秀光ビルドのMy Pageに検査中の写真がいっぱいアップロードされていた。 その後、お盆休みに入るまでの間にコンクリートが投入されたらしい。今年の日本の夏は特別暑いらしい。ちゃんと暑中コンクリートしてくれたんかなぁ、ちゃんと速乾防

          アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、工事編その3