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夜間

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日々の気付きなどを、夜の間にしたためます。
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エリーゼのために

エリーゼのために

最近、ここ一週間くらい頭の片隅にあって離れないメロディがある。
誰かに話せば、共感してもらえば、ふっと軽く消えてしまいそうだけど、それも少しもったいない気がして独り占めしていた。
それに、最初は一人でペリッと剥がそうとしたんだけど、なんというか、左手で背中を洗うみたいに、上手く手が届かないのだ。

それがぺたりと頭に引っ付いたのは、バイトの仕事で電話をかけた時だった。

「はい、今紙とペンを持って

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haqqy days

慢性疼痛のような孤独が続いています。

上京して、二ヶ月ほど。遅すぎる秋を漸く夏が追い越した頃でした。
仲の悪い父親から離れたくて、だから東京に出てきました。
ある朝起きたら少し体が怠くて、それでも仕事があるから嫌々布団から出たんです。ぼさぼさの髪を搔き上げて、腹から込み上がってくる胃酸を、昨日の楽しかった飲み会の記憶と一緒に飲み込んで。

私が住んでるのは、ボロい安アパートです。
私は気にしない

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夏の終わりに

夏の終わりに

僕は一人暮らし。なので、少し前にガジュマルという植物をお家に招いた。

荻窪の、なんとかという書店の近く、洒落た花屋の店先に、値札の付いた観葉植物がいくつかある。そのうちの左から三つ目、値札の数字の斜め上から、赤のペンで取り消し線が引かれている。"訳あって値下げ"の文字。値段は三百円。

「流石にねぇ。可哀想だよね。」

足が片方、カップからはみ出していて、逃げ出しそうである。
同じだ、と思っ

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