今年の目標は、
わかってほしいを手放す。
に決めました。

ん？遅い？
ボクの一年は4月からなので問題ありません。

人と比べたり、認められたい、という思いをなんとかしようと悩み考えてきた。
だけど、右往左往、四苦八苦してみても納得のいく方法は見つからなかった。

なぜかここ最近、普段はあんまり見ない映画を見ることが多くなり、
私は飽きるまで一気に何十本と見ることにした。

そんな中、つよく印象に残った作品がある。

・天気の子
・イミテーションゲーム
・ビューティフルマインド

の3本。

この3本に共通する点は、誰も理解してくれず、悔しさや苦しさから訴えるシーンが描かれてる点だ。

なんでわかってくれないんだ！
なんで見ようとしないんだ！
なんで知ろうとしないんだ！

そんな叫びを聞くと、ドクンドクンと心臓が強く胸をうった。

思わず涙と鼻水が出てきた。

***

かつて理解されなかった偉人の話を聞きつつ、私は考えた。

もし生きてる間に誰からも評価されなかったら、私は耐えられるだろうか？

それでも己の道を歩むことができるだろうか。

出来ることなら教えてほしい。

死後に評価された偉人の皆さま。
今もなお、名も知らぬ評価されずにいる偉人の皆さま。

誰にも理解されないまま、この世を去ったあなたは人生に満足しましたか？

ボクの勝手な想像では、
生きてる間は苦しく辛い日々だったかも知れない。

耳をふさぎ、目をとじ、口をつぐむ。
真実を追求しないのは人間の業か、はたまた己の傲慢さか。
まるで自分だけが世界から分離されているかのような感覚に陥る。

確証が得られないモノを信じ続けることは容易いことではなく、苦しい道のりだったはずだ。

だけど死な時は満足したのではないかと思う。

いや、これは私の願いだ。
そうあって欲しい。

人は死んで完成する。

太宰治さんが残したこの言葉が
なんとなくわかる気がする。

生きてる間に認められないかもしれない可能性を受け入れようと思う。

わかってほしいを手放そうと思う。

怖くて不安もある、考えがブレるときも来るかもしれない。

でも、ホンモノの作品は生きてる間に作るんじゃない。
人生そのものなんだと固く信じよう。

・認められたら嬉しい。

・でも、認められるためにやるわけじゃない。

・だからといって、認められないことをやるわけじゃない。

この3点を忘れないように胸に刻もう。

***

映画のグッときたセリフ集。