橘 誠司(せいじ)

人生系の分解者という生き方。 消費社会でゴミのように扱われている価値観を、もういちど生…

橘 誠司(せいじ)

人生系の分解者という生き方。 消費社会でゴミのように扱われている価値観を、もういちど生産者につなげたい。

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本棚の移り変わりを見て思うこと。

読書をはじめておよそ10年。 私が本を読みはじめたのは20代後半からでした。 学生のころから読んでたらよかったなと思います。 読みはじめたころは、年間200冊ほど読んでいましたが、徐々に同じ本を繰り返し読むことが増えてきて、今では新しく読む本は年間100冊ほどだと思います。 今回はそんな私の本棚の移り変わりのお話です。 読書デビュー スキル重視記念すべきデビュー本は『28歳からの仕事術』という薄めの本でした。 SWAT分析などフレームワークが書いてある本です。これを

    • 自分に何かを禁止する時にはコレをすると楽になる。

      何かを始めるようとするよりも、 何かをやめようとすることの方が多い現代。 例えば、 間食をやめよう。 無駄使いをやめよう。 夜更かしをやめよう。 スマホを見るのをやめよう。 あなたも何かをやめようと意識する時が あるのではないでしょうか。 ただ、 人間がなにかをやめようとするのは、 かなり難しいものになっています。 そこで、ちょっとしたことで禁止ルールの実行をしやすくなる方法をお伝えしようと思います。 それではよろしくお願いします。 禁止ルールを実行ルールに早速結

      • 毎日が楽しい人生?

        今まで人生とは何かを成し遂げるものだと思ってた。 例えるなら、何年後かにどこかへいったり、何者かになってたり…そのための命だと。 そうして叶えた時、きっと毎日が充実して楽しい日々を過ごせるだろうと思っていた。 でも結果として、焦りや不安や、失敗を嘆いたりした。 もちろん成長を感じらたり、喜びも確かにあった。 悪くない生き方だとは思う。 たぶん100人に聞いても大半の人は頷くのではないだろうか。 だけど、ここ最近すこし考えが変わってきた。 私が人生を形づくるより、人生

        • 人生における壁について

          生きていると、ときどき目の前に壁が立ちはだかるときがあります。 困難や失望、ときに痛みを伴うこともあります。 多くの人は壁を目の前にすると、 壁を越えようか、避けようか、といった具合に、 壁をどうするかと考えるのではないでしょうか。 でもその手前で、あるひとつの考えを持ってみてはいかがでしょうか。 今日はそんなささいな提案です。 私はこの考えを持ってから、自分の人生を肯定的に捉えることができるようになりました。 それではいってみましょう。 人生の壁ってこういうこ

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        • 救われた言葉
          5本
        • 人間について
          24本
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          34本
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          23本
        • わたくしゴト
          19本

        記事

          悩みと不安の向き合い方。

          なんともひどい時代になりました。 こんなご時世ですから、誰もが悩みや不安を感じているのではないでしょうか。 今回は悩みと不安の向き合い方について、私なりの見解を述べたいと思います。 いろいろ試してみたけどうまくいった実感がない、 どれも正論すぎて、行動にうつす気力がわかない、 って方々に読んでいただければと思います。 順序だてて話していくので、すこしの間お付き合いいただければ幸いです。 それではいってみましょう。 1、悩みと不安をちゃんと区別する。まずはじめに、悩み

          悩みと不安の向き合い方。

          多数派は存在するのか?

          少数派になりがちな私は、 小学校の時から多数決でたくさんの負けを味わってきた。 多数決で勝った同級生からよくこう言われた。 「ほら!オレの言った通りだったろ!」 「ほら!おまえは間違ってる!」 子供だった私は自分が間違ってると思い込んでしまった。 多数派が正解だと思ってる人はいないだろうか。 『多数決は方向を決めるだけであって、正解を決めるものではない。』 思考実験のこんな話がある。 *** 1万人の選挙から、7,000票で選ばれた政治家が独裁者となったとす

          多数派は存在するのか?

          言葉が通じるからわかりあえるなんて幻想。だって言葉が通じない相手の方が何を伝えたいのか理解しようとするでしょ?

          言葉は音である。 その音に共鳴できる心がなければ、 ただの雑音である。 言葉に頼ってる限り、 人は人を理解できないであろう。 言葉は所詮、音である。 その音に共鳴できる心がなければ、 ただの雑音なのである。 言葉が通じない海外の人。 彼らに対して、あなたは日本人相手の時より理解しようと努めていないか? 猫や犬。小鳥や動物。 彼らに対して、あなたは人間相手の時より理解しようと努めていないか? そして、以外と通じ合えた感覚になったことはないか? 口の上手さ、弁論術

          言葉が通じるからわかりあえるなんて幻想。だって言葉が通じない相手の方が何を伝えたいのか理解しようとするでしょ?

          誤解される身から言わせてもらうと、、、

          誤解されないようにする方法。 誤解される人がやりがちなこと。 誤解される人の特徴。 などなど、誤解は"される側"が解決するみたいな風潮がある。 とんでもない話だ。 そもそも誤解が発生する着火点は何かご存じだろうか。 それはこうだと"決めること"だ。 何かを決めた時、それと事実が異なった場合に、 誤解が生まれる。 つまり、 誤解を生み出しているのは、 こうだと決める側なのだ。 誤解しないようにする方法。 誤解する人がやりがちなこと。 誤解する人の特徴。

          誤解される身から言わせてもらうと、、、

          断り下手な人におすすめの言葉。

          頼みごとをされると断れない。 自分の意見を言うと嫌われそうで怖い。 いざこざを起こしたくない。 今回はそんな方に使ってみてほしい言葉をご紹介します。 私も断るのが苦手で…、 嫌ですって言うのもトゲがあるし、 難しいですって言っても、推しの強い人に押し切られたりします。 便利な人になっちゃうわけです。 嫌なら断ればいいじゃん。 って簡単に言う人もいますが、 それができないから困ってるワケで… ただ、 最近は自分勝手で良い理論が あまりに極端になりすぎてる感もあり

          断り下手な人におすすめの言葉。

          時間をケチケチすることで、ほんとうはぜんぜんべつの何かをケチケチしていることに、誰ひとり気がついていない。

          ミヒャエル=エンデ

          時間をケチケチすることで、ほんとうはぜんぜんべつの何かをケチケチしていることに、誰ひとり気がついていない。

          暮らしは便利になっていくのに、生きるのがどんどん難しくなっていく。

          たぶん、僕たちは何かを見落としているのかもしれない。

          暮らしは便利になっていくのに、生きるのがどんどん難しくなっていく。

          会話でわかる頭のいい人と悪い人のたった1つの特徴。

          単刀直入に言います。 それは、相手に質問をするかしないかです。 頭のいい人は相手に質問します。 なぜなら、会話の中で前提を合わせることが必要になるからです。 それってどういうこと? これってこういうこと? 私はこう思ってるけどどう思う? ここまででわからないところある? 会話の中で相手と自分にズレがないか確認する必要がでてきます。 なので、頭がいい人は会話中に質問をします。 反対に、頭の悪い人は質問をしません。 なぜなら自分の知ってることは相手も知ってると思って話し

          会話でわかる頭のいい人と悪い人のたった1つの特徴。

          個性と価値のルーレット。

          個性が重要視される時代になると同時に、価値のあるなしも声高に言われるようになった。 私は価値があるのか。 私の個性は価値があるのか。 個性に価値をどうやってつけるのか。 そんな悩みを持つ人も少なくない。 私も自分の価値がどう役に立つかは気になるし、どうやったら役立てられるかと考えている。 そんな相談を知人にすると、こんな話が返ってきた。 生存のルーレット彼は言いました。 ちょっと考えてみてほしい。 まずあなたにチップを50枚渡します。 そのチップを賭けてルーレットで

          個性と価値のルーレット。

          他人の機嫌をとらなくていい理由。

          彼を怒らせてしまった。 彼女を怒らせてしまった。 上司を怒らせてしまった。 取引先を怒らせてしまった。 そんな時、 私が怒らせてしまったのだから、 なんとか許してもらわなきゃいけない。 なんとかご機嫌をとらなきゃいけない。 と考える人はいないだろうか。 私はそうでした。 許してもらおう、機嫌をなおしてもらおう、 と気をつかうのが当たり前だと思っていました。 怒らせた原因は自分にあると思っていたからです。 でも怒るか怒らないかは相手が決めることです。 同じ

          他人の機嫌をとらなくていい理由。

          生きる上で立ちはだかる2つの壁。

          知ってる、わかってる。 だからといって、できるわけじゃない。 あれもできる、これもできる。 だからといって、認められるわけじゃない。 知ってることと、できること。 できることと、認められること。 繋がることもあれば、繋がらないこともある。 ときに立ちはだかり、 ときに存在すらしない不確かな壁。 それはまさに運否天賦。 知ってるからって、認められるわけじゃない。 できるからって、認められるわけでもない。 不確かな人生ってやつが、 確かにそこにある。

          生きる上で立ちはだかる2つの壁。

          子供時代、なぜ運動が得意なヤツが有利か。

          結論から言えば、学校の授業のやり方にある。 体育というのは強制的にみんなの前でやらなければいけない。 運動が苦手なヤツにとっては、みんなの前で苦手なことをやらされるのだ。 結果、笑われたり恥をかいたりして自信を失う。 反対に、運動が得意なヤツにとっては自分の実力をみんなに示せる機会となる。 得意なことをみんなの前でやるんだからそりゃ自信がつくのは当たり前だ。 一方、筆記など学力テストはみんなの前で公表されない。得意な知力をみんなの前で示せる機会が与えられていない。

          子供時代、なぜ運動が得意なヤツが有利か。