職場のメンタルヘルス。仕事との距離感について

仕事が続けられなかったり、
職場の人間関係でトラブルを抱えたり、
働いているとメンタルを保つのが難しくなります。

そんな方に、このことばをご紹介します。

過剰適応

過剰適応とは、自分を抑圧して周りに過剰に合わせることをいいます。

仕事でメンタルを崩しやすい人は、空気を読んだりする適応力が高い人が少なくありません。

高圧的な人や感情的な人に、コントロールされてしまって自分の感情を抑圧してしまう方も多いのではないでしょうか。

私もこの傾向があります。

発達障害なのかも…
自閉スペクトラム症かも…
適応障害かも…
鬱かも…

そんなことを考えることが多々ありました。

だけど、過剰適応という言葉を知ってから、仕事との距離感をすこし意識出来るようになりました。

役に立ちたい。
貢献したい。
自分がやらなくちゃ。

そんな責任感で動いていたつもりが、
何か心が晴れない…。
苦しさばかりで楽しくない…。

そういうときは、

今、過剰に適応しすぎてないか?

と、一旦落ちついて考えることができるようになったのです。


善意で頑張っているのに貢献感が感じられない時は、過剰適応状態かも知れません。

私の経験上、

なんで私だけ!
私がこんなに頑張ってるのに!
私もしてるんだから、誰かもやってよ!

このように、わかってくれない周りに対して、怒りが湧いてくると落ち着く合図です。

この場合、過剰適応状態なのでちょっと手を抜くぐらいで丁度いいはずです。

これに気づかないまま過剰適応状態が続くと、
感情が爆発したり、心が壊れたり、
抑圧していた分が反動となって、何もかもがどうでもいい無気力状態になったりします。

こういった終末期まで来てしまうと、なかなか自己治癒は難しくなります。

職場でちょっとしたことが大きなストレスになり、家に帰ってもそのことばかり考えて頭から離れません。

そうして何度も繰り返しいくと、嫌なことが記憶に定着されて、毎日が苦痛でたまらなくなります。

なので終末期になる前に、
あぁ今過剰すぎてるなぁ…
と、ブレーキをつける必要があります。

何かの病によって苦しくなるのではなく、過剰適応がずっと続いているから苦しくなっているかもしれないと考えてみるといいかもしれません。

通常か障害か?
ではなく、

通常か過剰か?
を、ぜひモノサシにしてください。

まとめ

仕事でメンタルを崩しやすい人に。

過剰適応ということばを紹介しました。

何かの障害に当てはめる前に、また障害が出てきてしまう前に、仕事との付き合い方や距離感を見直すきっかけになれば幸いです。


それではまた。

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