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TwitchでMTGの配信やらをやっています(https://twitch.tv/abebe53005) 主にmtg (マジックザギャザリング)や自分の運営するイベントレポなどの記事を書いております。毎週土曜日に記事を上げているのでよろしくお願いします!

マガジン

  • おうちでレガシー

    筆者が開催しているレガシーのリモート対戦イベント「おうちでレガシー」についての記事をまとめました

  • おうちでレガシー 関係者の記事

    おうちでレガシーに参加された方が作成された記事をマガジンにまとめています レガシーに限らずMTGの構築ノウハウ・プレイングがキッチリわかる かも?

  • イベント運営向け

    MTGイベント運営者向けの記事(Melee運用・OVALDI運用など)

  • マッサンのブロール構築記 Season3

    今まで遊んだブロールデッキの紹介をしています。統率者の特徴をどうやって引き出すかの考え方も載せているので参考にしていただければ幸いです。 ※「イニストラード 真夜中の狩り」からのスタンダードを対象とした記事をまとめています。

  • マッサンの統率者構築記

    マッサンが作った統率者デッキの記事をまとめています! 統率者の特徴をどうやって引き出すかに焦点をあてて記事を書いていますのでよろしくお願いします!

最近の記事

第107回おうちでレガシー カバレージ Round3 けんだま(エスパー石鍛冶) VS Sator(赤単ストーム)

16勝1敗。通算連続全勝数3回。今おうちでレガシーで最も勢いのあるプレイヤーを一人挙げろと言われれば、彼の名が上がるだろう。そう、「けんだま」氏だ。 彼が愛用するデッキは「エスパー石鍛冶」。根っこは《石鍛冶の神秘家》を軸としたミッドレンジ~コントロールデッキであるが、そこに《思考囲い》や《オークの弓使い》を足すことでより柔軟性を増したデッキである。この対応力こそが、彼を今スターダムへ押し上げている原動力なのかもしれない。 これに対するは「Sator」。彼は少ないストームで

    • 第107回おうちでレガシー カバレージ Round2 雄斗(ANT) VS シェリ(Nic Fit Valakut)

      レガシーとは経験のゲームである。デッキごとに存在する得手不得手をしっかりと把握し、それを勝利につなげていくためには、どうしてもしっかりとした経験を積む必要があるのだ。 「Nic Fit Valakut」を用いる「シェリ」は、レガシーの経験豊富なプレイヤーと言って差し支えないだろう。《老練の探険家》を軸としたランプデッキを扱い、時に得意とするテンポデッキを、またある時は苦手とするコンボデッキを相手にし、勝利を収めている。 そんなシェリに今回相対するのはおうちでレガシー初参加

      • 第107回おうちでレガシー カバレージ Round1 Sator(赤単ストーム) VS ガイ(《ドラゴンの接近》コンボ)

        新セット「サンダー・ジャンクションの無法者」発売後、様々なカードがレガシーでも取り入れられ、結果を残している。特に、最近では統率者セットのカードを用いたデッキが結果を残しつつあり、いよいよその存在感を増しつつある。 今回「Sator」が持ち込んだ「赤単ストーム」も、そんな新セットのカードをたくさん盛り込んだデッキである。デッキの核となるのは、4/4飛行果敢のドラゴンを生み出す《精霊の噴火》。要はストームを溜め込みつつこれを唱え、一気にドラゴンで相手のライフを削り切るというの

        • 今週の記事について

          今週は先週のCSのまとめ記事を書こうと思いましたが、ちょっと大阪に遊びに行ってたので書く時間が取れませんでした。よっておやすみとさせてください

        第107回おうちでレガシー カバレージ Round3 けんだま(エスパー石鍛冶) VS Sator(赤単ストーム)

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        • マッサンのブロール構築記 Season2
          47本

        記事

          第106回おうちでレガシー カバレージ Round3 けんだま(エスパー石鍛冶) VS しみ(アルーレン)

          歴史が長いフォーマットであるレガシーでは、往々にして、一つのデッキを掘り下げるタイプのプレイヤーが多い。メタゲームの風向きが変われど、真摯にデッキに向き合い続けるその姿勢に惹かれるプレイヤーも多いのではないだろうか。 今回全勝卓についた「けんだま」「しみ」。彼らはそれぞれ、ひとつのデッキを愛し、磨き上げてきたプレイヤーたちである。 けんだまが愛するデッキは「エスパー石鍛冶」。《石鍛冶の神秘家》を軸としたコントロールデッキであり、青白カラーをベースとしながら、更に黒を足すこ

          第106回おうちでレガシー カバレージ Round3 けんだま(エスパー石鍛冶) VS しみ(アルーレン)

          第106回おうちでレガシー カバレージ Round2 Swimmy(忍者) VS ラヴェル(The Spy)

          オールインコンボ。デッキ全てをコンボパーツとし、どこからでも相手を刈りに行けるこのデッキは、フォーマット問わず愛されている。特にレガシーでは、その使用できるカードプールの広さから、多くの愛好家がいるように感じる。 「ラヴェル」の持ち込んだ「The Spy」も、そんなオールインコンボデッキの代表である。ありとあらゆる手段で《欄干のスパイ》を着地させたが最後、一気に勝利へとつなげることが出来る、まさに一撃必殺のコンボデッキである。 しかし、レガシーがこのようなコンボデッキだら

          第106回おうちでレガシー カバレージ Round2 Swimmy(忍者) VS ラヴェル(The Spy)

          第106回おうちでレガシー カバレージ Round1 クリコマ(ハンマータイム) VS シェリ(ボロスイニシアチブ)

          人間、同じデッキを使い続けると飽きが来る。多少味変をして楽しむこともあるが、たまには思い切って、一気に違う味わいのデッキを触る事も乙なものだろう。 普段「ニックフィット」を使っている「シェリ」が、今回そんなことを思ったのかは分からない。が、今回彼が使ったのは「ボロスイニシアチブ」。普段のニックフィットと速度感も全く異なり、高速なストンピィデッキである。 これに対する「クリコマ」は「ハンマータイム」で迎え撃つ。これも非常に高速なデッキであり、《巨像の鎚》をあらゆる手段でクリ

          第106回おうちでレガシー カバレージ Round1 クリコマ(ハンマータイム) VS シェリ(ボロスイニシアチブ)

          【イベント主催者向け】Meleeアップデート内容 (2024/4/19)

          ■試合・順位表を再設計しました(Redesigned Match and Standings Models)編者所感 確かにPhase作成のところを確認すると、以下の画像の通り「Round Robin(総当たり?)」「X勝ち/X負けまで続行」という項が増えている模様。正直SwissとPlayoff以外は使わないような気もしますが選択肢が増えるという意味では〇。だれか試してください。僕はやりません。 ■トーナメントAPIを完全リニューアルしました(Tournament AP

          【イベント主催者向け】Meleeアップデート内容 (2024/4/19)

          第105回おうちでレガシー カバレージ Round3 スン(ディミーアリアニメイト) VS 夜光(ジャンド)

          勝つことよりも、勝ち続けることが難しい。MTGのみならず、対戦ゲームを触れたことがあれば、肌で感じることではある。去年おうちでレガシー最多全勝数をマークした「スン」も、その事実を噛みしめているプレイヤーである。 彼は今年に入り、「ディミーアリアニメイト」を使用してこのイベントに臨んでいる。今、最もレガシーで勢いのあるデッキであり、《悲嘆》《オークの弓使い》による搦め手や、《偉大なる統一者、アトラクサ》《残虐の執政官》による一撃必殺は、レガシーのどのデッキにも対応できるといっ

          第105回おうちでレガシー カバレージ Round3 スン(ディミーアリアニメイト) VS 夜光(ジャンド)

          第105回おうちでレガシー カバレージ Round2 SNKY(多色コントロール) VS スン(ディミーアリアニメイト)

          デッキの組み方には、様々な美学がある。今回フィーチャーテーブルに着いた「SNKY」と「スン」のデッキの組み方は、対極にあるといってもいい。 SNKYが持ち込んだ「多色コントロール」は、「強いカードを多数採用したデッキ」である。《ギルドパクトの力線》+《ドラコの末裔》の組み合わせや、《悲嘆》+《再活性》の組み合わせを採用しつつ、周りを強力なカードで固めたデッキである。 対するスンは「ディミーアリアニメイト」を用意。こちらは「相手の手数を潰す」という事にリソースを集中したデッ

          第105回おうちでレガシー カバレージ Round2 SNKY(多色コントロール) VS スン(ディミーアリアニメイト)

          第105回おうちでレガシー カバレージ Round1 Sator(世界魂ランプ) VS ぺぽ(ボロスイニシアチブ)

          「やられる前にやれ。」暴力渦巻くレガシーにおける金言である。レガシーはカードプールの広さから、相手の戦略が分からないことも多く、打ち消しで受け流すよりも、こちらの戦略を押し付けたほうが強いことが多々あるのだ。 特に最近は押し付ける系統のデッキは強化されている。その恩恵を一身に受けているデッキを一つ挙げるならば、「ぺぽ」の持ち込んだ「ボロスイニシアチブ」が該当するだろう。 相手の動きを《虚空の杯》《エメリアのアルコン》で封じつつ、イニシアチブ能力を持つ《練達の地下探検家》な

          第105回おうちでレガシー カバレージ Round1 Sator(世界魂ランプ) VS ぺぽ(ボロスイニシアチブ)

          第104回おうちでレガシー カバレージ Round3 Poporon(グリクシスデルバー) VS ぺぽ(ボロスイニシアチブ)

          「グリクシスデルバー」。《秘密を掘り下げる者》を軸とし、効率よく相手のライフを削っていくデッキである。 最近は相手のドローを阻害する手段として《オークの弓使い》を採用したグリクシスカラーのデッキが主流なのだが、この構成に意を唱えるプレイヤーが現れた。彼の主張はこうだ。 「《オークの弓使い》は強い。が、ライフを削る力は弱い。」 この考えに基づいた彼のグリクシスデルバーは一風変わった構成をしている。メインボードから《オークの弓使い》は全て排され、代わりに《鍾乳石の追跡者》《

          第104回おうちでレガシー カバレージ Round3 Poporon(グリクシスデルバー) VS ぺぽ(ボロスイニシアチブ)

          第104回おうちでレガシー カバレージ Round2 だばちゃん(デッドガイエール) VS なぼっくす(ANT)

          突然だが、読者の皆様は「デッドガイエール」というデッキをご存じだろうか?聞いたことがない人向けに何かいい資料がないか探していたが、ちょうどいい記事があったのでこちらを参照願いたい。 ベースとなる色は黒。《暗黒の儀式》を絡めた押し付けを基本戦術としており、そこに白を足すことで、《剣を鍬に》《名誉回復》といった盤面に強く出られる構成を取ることが出来る、いわゆる黒単タッチ白の高速~中速アグロデッキと言っていいだろう。 昨今はとにかく黒のクリーチャーの質の向上が顕著であり、今回「

          第104回おうちでレガシー カバレージ Round2 だばちゃん(デッドガイエール) VS なぼっくす(ANT)

          第104回おうちでレガシー カバレージ Round1 スン(ディミーアリアニメイト) VS ラヴェル(The Spy)

          魑魅魍魎が跋扈するレガシーで生き残る方法は何だろうか?様々な方法論があるだろうが、「相手に好き勝手させない」という事は友好な選択肢になりえる。「スン」が持ち込んだ「ディミーアリアニメイト」は、まさにそういったデッキと言える。 メインボードから《悲嘆》を採用。これを想起コストで唱え、墓地に落ちた後に《再活性》《動く死体》で再利用。相手の手札をズタズタにしつつ、更に相手の余計な行動は《意志の力》《目くらまし》でシャットアウト。ことコンボデッキに対しては優位に立ち回れると言えるだ

          第104回おうちでレガシー カバレージ Round1 スン(ディミーアリアニメイト) VS ラヴェル(The Spy)

          第103回おうちでレガシー カバレージ Round3 しみ(アルーレン) VS ぺぽ(スニーク・ショー)

          レガシーは《オークの弓使い》の加入により、その姿を大きく変えたと言える。今まで日の当たらなかったデッキが急に脚光を浴びるようになる一方で、ドロースペル主体のデッキはこのクリーチャーに対する対策を強いられる。 レガシーにおける伝統的なコンボデッキ「アルーレン」は、当初はこの《オークの弓使い》を歓迎していた。盤面に出た際に相手にダメージを与えることが可能なこのクリーチャーはまさにアルーレンにうってつけであり、事実《オークの弓使い》加入直後のおうちでレガシーで、これを採用したアル

          第103回おうちでレガシー カバレージ Round3 しみ(アルーレン) VS ぺぽ(スニーク・ショー)

          第103回おうちでレガシー カバレージ Round2 夜光(ジャンド) VS 柳統也(土地単)

          ここに「ジャンド」というデッキがある。《思考囲い》などの手札破壊、《稲妻》《突然の衰微》といった呪文で相手の盤面に触れていき、最終的に強力なカードを投げつけて勝利する。アドバンテージの概念に忠実な、ミッドレンジの王道を征くデッキである。 フォーマット問わず、その力強さに惹かれる者は多く、これを手にしておうちでレガシーに参戦を続ける「夜光」も、その一人と言えるだろう。 しかし、このデッキがレガシーで最もアドバンテージを稼ぎ出すことが出来るデッキかと言われると、待ったがかかる

          第103回おうちでレガシー カバレージ Round2 夜光(ジャンド) VS 柳統也(土地単)