マッサン

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TwitchでMTGの配信やらをやっています(https://twitch.tv/abebe53005) 主にmtg (マジックザギャザリング)や自分の運営するイベントレポなどの記事を書いております。毎週土曜日に記事を上げているのでよろしくお願いします!

マガジン

  • おうちでレガシー

    筆者が開催しているレガシーのリモート対戦イベント「おうちでレガシー」についての記事をまとめました

  • おうちでレガシー 関係者の記事

    おうちでレガシーに参加された方が作成された記事をマガジンにまとめています レガシーに限らずMTGの構築ノウハウ・プレイングがキッチリわかる かも?

  • イベント運営向け

    MTGイベント運営者向けの記事(Melee運用・OVALDI運用など)

  • マッサンのブロール構築記 Season3

    今まで遊んだブロールデッキの紹介をしています。統率者の特徴をどうやって引き出すかの考え方も載せているので参考にしていただければ幸いです。 ※「イニストラード 真夜中の狩り」からのスタンダードを対象とした記事をまとめています。

  • マッサンの統率者構築記

    マッサンが作った統率者デッキの記事をまとめています! 統率者の特徴をどうやって引き出すかに焦点をあてて記事を書いていますのでよろしくお願いします!

記事一覧

今週の記事について

今週の記事は筆者PC愛知参加につきお休みです。ご了承ください。

マッサン
5時間前

第108回おうちでレガシー カバレージ Round3 エスパー石鍛冶(アサカワタキ) VS シェリ(ボロスイニシアチブ)

今、ストンピィがアツい。ここ数年で3マナ域の強力なパーマネントが増えたこともあり、これらを上手に扱えるストンピィデッキがレガシーでも幅を利かせるようになってきて…

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6日前
5

第108回おうちでレガシー カバレージ Round2 Poporon(グリクシスデルバー) VS パトリオット杉井(ジュエルショップ)

ここに《切望の宝石》というカードがある。6マナと重く、相手に攻撃されると所有権が移るというデメリットを持ちながら、3枚ドローできる3マナアーティファクトである。 …

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6日前
1

第108回おうちでレガシー カバレージ Round1 がんきゅー(《魔力の導管》コンボ) VS Kevin Hsu(ディミーアリアニメイト)

カードゲームのデッキは2通り存在する。すなわち「強さが証明されたデッキ」と「これから強さを証明するデッキ」である。 「Kevin Hsu」の用いる「ディミーアリアニメイト…

マッサン
6日前
2

第107回おうちでレガシー カバレージ Round3 けんだま(エスパー石鍛冶) VS Sator(赤単ストーム)

16勝1敗。通算連続全勝数3回。今おうちでレガシーで最も勢いのあるプレイヤーを一人挙げろと言われれば、彼の名が上がるだろう。そう、「けんだま」氏だ。 彼が愛用するデ…

マッサン
2週間前
1

第107回おうちでレガシー カバレージ Round2 雄斗(ANT) VS シェリ(Nic Fit Valakut)

レガシーとは経験のゲームである。デッキごとに存在する得手不得手をしっかりと把握し、それを勝利につなげていくためには、どうしてもしっかりとした経験を積む必要がある…

マッサン
2週間前
3

第107回おうちでレガシー カバレージ Round1 Sator(赤単ストーム) VS ガイ(《ドラゴンの接近》コンボ)

新セット「サンダー・ジャンクションの無法者」発売後、様々なカードがレガシーでも取り入れられ、結果を残している。特に、最近では統率者セットのカードを用いたデッキが…

マッサン
2週間前
1

今週の記事について

今週は先週のCSのまとめ記事を書こうと思いましたが、ちょっと大阪に遊びに行ってたので書く時間が取れませんでした。よっておやすみとさせてください

マッサン
3週間前

第106回おうちでレガシー カバレージ Round3 けんだま(エスパー石鍛冶) VS しみ(アルーレン)

歴史が長いフォーマットであるレガシーでは、往々にして、一つのデッキを掘り下げるタイプのプレイヤーが多い。メタゲームの風向きが変われど、真摯にデッキに向き合い続け…

マッサン
3週間前
2

第106回おうちでレガシー カバレージ Round2 Swimmy(忍者) VS ラヴェル(The Spy)

オールインコンボ。デッキ全てをコンボパーツとし、どこからでも相手を刈りに行けるこのデッキは、フォーマット問わず愛されている。特にレガシーでは、その使用できるカー…

マッサン
3週間前
2

第106回おうちでレガシー カバレージ Round1 クリコマ(ハンマータイム) VS シェリ(ボロスイニシアチブ)

人間、同じデッキを使い続けると飽きが来る。多少味変をして楽しむこともあるが、たまには思い切って、一気に違う味わいのデッキを触る事も乙なものだろう。 普段「ニック…

マッサン
3週間前
1

【イベント主催者向け】Meleeアップデート内容 (2024/4/19)

■試合・順位表を再設計しました(Redesigned Match and Standings Models)編者所感 確かにPhase作成のところを確認すると、以下の画像の通り「Round Robin(総当たり?…

マッサン
1か月前
4

第105回おうちでレガシー カバレージ Round3 スン(ディミーアリアニメイト) VS 夜光(ジャンド)

勝つことよりも、勝ち続けることが難しい。MTGのみならず、対戦ゲームを触れたことがあれば、肌で感じることではある。去年おうちでレガシー最多全勝数をマークした「スン…

マッサン
1か月前
1

第105回おうちでレガシー カバレージ Round2 SNKY(多色コントロール) VS スン(ディミーアリアニメイト)

デッキの組み方には、様々な美学がある。今回フィーチャーテーブルに着いた「SNKY」と「スン」のデッキの組み方は、対極にあるといってもいい。 SNKYが持ち込んだ「多色コ…

マッサン
1か月前
1

第105回おうちでレガシー カバレージ Round1 Sator(世界魂ランプ) VS ぺぽ(ボロスイニシアチブ)

「やられる前にやれ。」暴力渦巻くレガシーにおける金言である。レガシーはカードプールの広さから、相手の戦略が分からないことも多く、打ち消しで受け流すよりも、こちら…

マッサン
1か月前
1

第104回おうちでレガシー カバレージ Round3 Poporon(グリクシスデルバー) VS ぺぽ(ボロスイニシアチブ)

「グリクシスデルバー」。《秘密を掘り下げる者》を軸とし、効率よく相手のライフを削っていくデッキである。 最近は相手のドローを阻害する手段として《オークの弓使い》…

マッサン
1か月前
2

今週の記事について

今週の記事は筆者PC愛知参加につきお休みです。ご了承ください。

第108回おうちでレガシー カバレージ Round3 エスパー石鍛冶(アサカワタキ) VS シェリ(ボロスイニシアチブ)

第108回おうちでレガシー カバレージ Round3 エスパー石鍛冶(アサカワタキ) VS シェリ(ボロスイニシアチブ)

今、ストンピィがアツい。ここ数年で3マナ域の強力なパーマネントが増えたこともあり、これらを上手に扱えるストンピィデッキがレガシーでも幅を利かせるようになってきている。

そして、それぞれのデッキにも特徴があるのが面白い所と言える。「シェリ」の持ち込んだ「ボロスイニシアチブ」は、イニシアチブを持った《練達の地下探検家》などを採用。一度着地させてしまえば、文字通りイニシアチブを得ることが出来るデッキで

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第108回おうちでレガシー カバレージ Round2 Poporon(グリクシスデルバー) VS パトリオット杉井(ジュエルショップ)

第108回おうちでレガシー カバレージ Round2 Poporon(グリクシスデルバー) VS パトリオット杉井(ジュエルショップ)

ここに《切望の宝石》というカードがある。6マナと重く、相手に攻撃されると所有権が移るというデメリットを持ちながら、3枚ドローできる3マナアーティファクトである。

本来は統率者用に作られたカードではあるが、これをレガシーに転用できないか?という理論で作られたのが「パトリオット杉井」の「ジュエルショップ」である。

《古えの墳墓》などの2マナ土地や《厳かなモノリス》を活用し、盤面に出てきた《切望の宝

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第108回おうちでレガシー カバレージ Round1 がんきゅー(《魔力の導管》コンボ) VS Kevin Hsu(ディミーアリアニメイト)

第108回おうちでレガシー カバレージ Round1 がんきゅー(《魔力の導管》コンボ) VS Kevin Hsu(ディミーアリアニメイト)

カードゲームのデッキは2通り存在する。すなわち「強さが証明されたデッキ」と「これから強さを証明するデッキ」である。

「Kevin Hsu」の用いる「ディミーアリアニメイト」は、まさに前者の筆頭と言える。《悲嘆》《オークの弓使い》を打ち消しでカバーしつつ立ち回るディミーアテンポの軸はそのままに、《偉大なる統一者、アトラクサ》による必殺技も併せ持つこのデッキは、今やこのフォーマットを代表するデッキと

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第107回おうちでレガシー カバレージ Round3 けんだま(エスパー石鍛冶) VS Sator(赤単ストーム)

第107回おうちでレガシー カバレージ Round3 けんだま(エスパー石鍛冶) VS Sator(赤単ストーム)

16勝1敗。通算連続全勝数3回。今おうちでレガシーで最も勢いのあるプレイヤーを一人挙げろと言われれば、彼の名が上がるだろう。そう、「けんだま」氏だ。

彼が愛用するデッキは「エスパー石鍛冶」。根っこは《石鍛冶の神秘家》を軸としたミッドレンジ~コントロールデッキであるが、そこに《思考囲い》や《オークの弓使い》を足すことでより柔軟性を増したデッキである。この対応力こそが、彼を今スターダムへ押し上げてい

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第107回おうちでレガシー カバレージ Round2 雄斗(ANT) VS シェリ(Nic Fit Valakut)

第107回おうちでレガシー カバレージ Round2 雄斗(ANT) VS シェリ(Nic Fit Valakut)

レガシーとは経験のゲームである。デッキごとに存在する得手不得手をしっかりと把握し、それを勝利につなげていくためには、どうしてもしっかりとした経験を積む必要があるのだ。

「Nic Fit Valakut」を用いる「シェリ」は、レガシーの経験豊富なプレイヤーと言って差し支えないだろう。《老練の探険家》を軸としたランプデッキを扱い、時に得意とするテンポデッキを、またある時は苦手とするコンボデッキを相手

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第107回おうちでレガシー カバレージ Round1 Sator(赤単ストーム) VS ガイ(《ドラゴンの接近》コンボ)

第107回おうちでレガシー カバレージ Round1 Sator(赤単ストーム) VS ガイ(《ドラゴンの接近》コンボ)

新セット「サンダー・ジャンクションの無法者」発売後、様々なカードがレガシーでも取り入れられ、結果を残している。特に、最近では統率者セットのカードを用いたデッキが結果を残しつつあり、いよいよその存在感を増しつつある。

今回「Sator」が持ち込んだ「赤単ストーム」も、そんな新セットのカードをたくさん盛り込んだデッキである。デッキの核となるのは、4/4飛行果敢のドラゴンを生み出す《精霊の噴火》。要は

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今週の記事について

今週は先週のCSのまとめ記事を書こうと思いましたが、ちょっと大阪に遊びに行ってたので書く時間が取れませんでした。よっておやすみとさせてください

第106回おうちでレガシー カバレージ Round3 けんだま(エスパー石鍛冶) VS しみ(アルーレン)

第106回おうちでレガシー カバレージ Round3 けんだま(エスパー石鍛冶) VS しみ(アルーレン)

歴史が長いフォーマットであるレガシーでは、往々にして、一つのデッキを掘り下げるタイプのプレイヤーが多い。メタゲームの風向きが変われど、真摯にデッキに向き合い続けるその姿勢に惹かれるプレイヤーも多いのではないだろうか。

今回全勝卓についた「けんだま」「しみ」。彼らはそれぞれ、ひとつのデッキを愛し、磨き上げてきたプレイヤーたちである。

けんだまが愛するデッキは「エスパー石鍛冶」。《石鍛冶の神秘家》

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第106回おうちでレガシー カバレージ Round2 Swimmy(忍者) VS ラヴェル(The Spy)

第106回おうちでレガシー カバレージ Round2 Swimmy(忍者) VS ラヴェル(The Spy)

オールインコンボ。デッキ全てをコンボパーツとし、どこからでも相手を刈りに行けるこのデッキは、フォーマット問わず愛されている。特にレガシーでは、その使用できるカードプールの広さから、多くの愛好家がいるように感じる。

「ラヴェル」の持ち込んだ「The Spy」も、そんなオールインコンボデッキの代表である。ありとあらゆる手段で《欄干のスパイ》を着地させたが最後、一気に勝利へとつなげることが出来る、まさ

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第106回おうちでレガシー カバレージ Round1 クリコマ(ハンマータイム) VS シェリ(ボロスイニシアチブ)

第106回おうちでレガシー カバレージ Round1 クリコマ(ハンマータイム) VS シェリ(ボロスイニシアチブ)

人間、同じデッキを使い続けると飽きが来る。多少味変をして楽しむこともあるが、たまには思い切って、一気に違う味わいのデッキを触る事も乙なものだろう。

普段「ニックフィット」を使っている「シェリ」が、今回そんなことを思ったのかは分からない。が、今回彼が使ったのは「ボロスイニシアチブ」。普段のニックフィットと速度感も全く異なり、高速なストンピィデッキである。

これに対する「クリコマ」は「ハンマータイ

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【イベント主催者向け】Meleeアップデート内容 (2024/4/19)

■試合・順位表を再設計しました(Redesigned Match and Standings Models)編者所感

確かにPhase作成のところを確認すると、以下の画像の通り「Round Robin(総当たり?)」「X勝ち/X負けまで続行」という項が増えている模様。正直SwissとPlayoff以外は使わないような気もしますが選択肢が増えるという意味では〇。だれか試してください。僕はやりません

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第105回おうちでレガシー カバレージ Round3 スン(ディミーアリアニメイト) VS 夜光(ジャンド)

第105回おうちでレガシー カバレージ Round3 スン(ディミーアリアニメイト) VS 夜光(ジャンド)

勝つことよりも、勝ち続けることが難しい。MTGのみならず、対戦ゲームを触れたことがあれば、肌で感じることではある。去年おうちでレガシー最多全勝数をマークした「スン」も、その事実を噛みしめているプレイヤーである。

彼は今年に入り、「ディミーアリアニメイト」を使用してこのイベントに臨んでいる。今、最もレガシーで勢いのあるデッキであり、《悲嘆》《オークの弓使い》による搦め手や、《偉大なる統一者、アトラ

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第105回おうちでレガシー カバレージ Round2 SNKY(多色コントロール) VS スン(ディミーアリアニメイト)

第105回おうちでレガシー カバレージ Round2 SNKY(多色コントロール) VS スン(ディミーアリアニメイト)

デッキの組み方には、様々な美学がある。今回フィーチャーテーブルに着いた「SNKY」と「スン」のデッキの組み方は、対極にあるといってもいい。

SNKYが持ち込んだ「多色コントロール」は、「強いカードを多数採用したデッキ」である。《ギルドパクトの力線》+《ドラコの末裔》の組み合わせや、《悲嘆》+《再活性》の組み合わせを採用しつつ、周りを強力なカードで固めたデッキである。

対するスンは「ディミーアリ

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第105回おうちでレガシー カバレージ Round1 Sator(世界魂ランプ) VS ぺぽ(ボロスイニシアチブ)

第105回おうちでレガシー カバレージ Round1 Sator(世界魂ランプ) VS ぺぽ(ボロスイニシアチブ)

「やられる前にやれ。」暴力渦巻くレガシーにおける金言である。レガシーはカードプールの広さから、相手の戦略が分からないことも多く、打ち消しで受け流すよりも、こちらの戦略を押し付けたほうが強いことが多々あるのだ。

特に最近は押し付ける系統のデッキは強化されている。その恩恵を一身に受けているデッキを一つ挙げるならば、「ぺぽ」の持ち込んだ「ボロスイニシアチブ」が該当するだろう。

相手の動きを《虚空の杯

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第104回おうちでレガシー カバレージ Round3 Poporon(グリクシスデルバー) VS ぺぽ(ボロスイニシアチブ)

第104回おうちでレガシー カバレージ Round3 Poporon(グリクシスデルバー) VS ぺぽ(ボロスイニシアチブ)

「グリクシスデルバー」。《秘密を掘り下げる者》を軸とし、効率よく相手のライフを削っていくデッキである。

最近は相手のドローを阻害する手段として《オークの弓使い》を採用したグリクシスカラーのデッキが主流なのだが、この構成に意を唱えるプレイヤーが現れた。彼の主張はこうだ。

「《オークの弓使い》は強い。が、ライフを削る力は弱い。」

この考えに基づいた彼のグリクシスデルバーは一風変わった構成をしてい

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