教育は個別最適化へ/人とのつながりの中で生きていくこと
教育は個別最適化に向かう。
これが大きな方向性で、時代とその社会、今の子どもたちに非常に合っている。
いわゆる、知識ベースの技術的な面は、テクノロジーを活用し、環境は整うはずだ。
ここで鍵になるのは、
人生として、あとは何を学び、手に入れていくべきか。
それが、人とのつながりの中で生きること。
人の中で生きる力。
そしてつながりそのものもをプロセスの中で手に入れていくこと。
これだろう。
苦境に立たされた時、人に救われた経験を持つ人は多いのではないだろうか。
僕自身も、苦境や困難に直面した時、いつも誰かに支えられ救われてきた。
つながりの中で生きられるかどうか。
つながりを手に入れられ続けるかどうか。
これは単なる損得や技術の問題を凌駕する。
本当の利他の心は、損得を超えたところにある。
学校にしろ地域にしろ、
社会にしろ共同体にしろ、
今、人のつながりはないがしろになっていやしないだろう。
少なくとも今の学校の先生は、人のつながりを共に感じ享受しあうような存在にはなっていない。
現代の子育ては迷いの中にある。
親御さんにはよく考えてもらいたい問題だ。
子どもたちの教育の中で、
これからの大きな鍵となるもの、
それは人同士のつながりなのだと改めて思う。
(おわり)
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