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コーヒー 焙煎士 ますおかゆうすけ/THE MIDFLOW coffee roast
2024年5月20日 20:27
はじめに香港の街を訪れていたとき、正直にいうと僕のコンディションはあまりいいものではなかった。香港の旅の最中に襲われた心身の不調久しぶりの一人旅に高揚している心とは裏腹に、僕の身体は悲鳴を挙げていたのだと思う。少し前に「走ることでクオリテ高い人生を作る」というnoteを書いて、そのときには心身ともに充実していた状態だったのだけれど、そのあと少しずつ歯車がズレている感覚があった。でも
2024年5月4日 12:46
僕が滞在中の香港は、もうほんとに暑くて暑くてどんどん食欲が減ってしまった。うちの妻のhanaはおいしいものを食べることに命をかけているような人だから、「香港でおいしいものを食べて、どれだけおいしかったか報告しろ!」とよくわからないご指示を頂いていたのだけれど、こう暑くっちゃおいしいそうな麺類を見ても、小籠包見ても、そのたちのぼる湯気を見るだけで「うぅ・・・」となってしまう・・・。とはいえ、何も
2024年5月3日 10:06
香港で泊まったホテルは、「Ramada Hong Kong」ということころだった。香港は今まで訪れたどの場所よりもホテル選びに困った場所だった。まず、値段が高い。他の国で同じクオリティだったら、もう少し安く泊まれるはずだと思えるホテルが軒並み予算オーバーだった。さらに、希望する価格帯のホテルになると、そのレビュー(口コミ)がひどい。もう「これでもか!」というほどの罵詈雑言が書き込んであるもの
2024年5月1日 17:57
なぜ、香港を一人旅の行き先に選んだのか?今回の文章は、多くの日本人にとってはあまり好かれない内容の文章だと思う。けれど、僕はあえて今回の文章を形にして、表に出したいと思う。世界は情勢変化は凄まじいスピードを出していて、下手をしたらそこから振り落とされてしまうかもしれない。そういった意味で、僕は社会を構成している人間の一人として、自分の立ち位置、あり方を再確認するためにも今回の文章をしっかりした
2024年4月24日 18:07
2024年4月14日の日曜日の営業を終了してから自宅に戻ると、妻のhanaがイソイソと晩御飯の準備をしてくれていた。時刻はちょうど19時を指している。「ご飯もうすぐ用意出来るから、もう一回忘れ物ないかチェックしなさーい!」キッチンからhanaの大きな声が鳴り響く。自宅の最寄の駅から羽田国際空港への高速バスが出発する時刻まで、あと1時間と少し。僕は、日付の変わった月曜日の深夜2時30分の
2024年4月27日 19:16
飛行機に乗り込むなり眠り込んでしまった僕は、香港国際空港に着陸したガタンという機体が揺れる衝撃で目を覚ました。狭い座席で、姿勢ただしく寝てしまっていたために、身体のあちこちがガチガチに固まってしまっている。首をそっと動かし、飛行機の窓の外を覗き込んでみる。まだ外はほのかに薄暗い。まだ夜は明け切ってないようだった。時刻午前6時。いよいよ香港国際空港へ降り立つ。ターミナルに横付けされた機体の
2024年4月29日 12:18
豚まんを食べ終わると時刻は午前8時を指していた。香港国際空港の到着ロビーは、各国からの旅行客が少しずつ増えてにぎやかになってきている。見た所、中国本土や欧米からの旅行客が多いようだった。日本語はまったく聞こえてこない。その頃になると他の飲食店も開いていて、おかゆのお店や麺のお店が盛況になっていた。日本の醤油とは少し違った異なった匂いがあたりに漂い始めていた。その匂いによって「異国の地」に来ているん